第1.5話 1

小慶美(シャオ・チンメイ)
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登録日:2020/08/09 15:29最終更新日:2020/08/09 15:29

第1話後の時系列です
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しょうゆ
40. しょうゆ
2020/08/10 01:29
~その少し前~
冒険者ギルド神の天秤2階 宿泊スペース

シャーベット「……」

シャーベットはなんとなく眠れず、町の中を使い魔を飛ばして散策していた。
とはいえ、特に面白いものがあるわけでもなかったため、そろそろ引き上げるかと思い
ギルドへと使い魔を引き返したのだが

シャーベット「……あれ?」

ギルド横、ライフォス神殿にすいっと入っていく巨大な鎧が目についた。
間違いない。パーティーメンバーのヴァナヘイムである。

シャーベット「……どういうつもりだろう。こんな夜に」

しかも、見る限り、あれは「侵入」であった。
完全武装で、夜の神殿に、どうして? まさか敵でもいたのだろうか。

瞬間、彼女の脳裏に稲妻が走る――

シャーベット「まさか……いや、そんな……」

あの建物には、彼女たちのパーティーメンバーであるヴォラギネというドレイクナイトが”捕獲”されている。
控えめに言って捕虜、素直に言って奴隷か懲役囚のような扱いであった。
そして……そんなヴォラギネは確か、彼女、ヴァナヘイムと親し気に食事をしていた仲である。

なんということだ、つまり、そういうことか!?

シャーベット「……あわわ」

……逢瀬だ。間違いない。
シャーベットは確信した。彼女は疲れていた。

慌ててギルドを飛び出したシャーベットは、残った魔力を振り絞ると速やかに真語魔法「コンシール・セルフ」で姿を消し、ウォール・ウォーキングで壁と天井をすいすい移動しながら、ヴァナヘイムに続いてまんまと神殿への侵入を成功させる。

目的はただ一つ。 出歯亀である。
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あるにゃん(arthnyan)
39. あるにゃん(arthnyan)
2020/08/10 00:34
のっしのっしと夜闇の中を歩いて、ライフォス神殿へ
衛兵さんに止められるも……

ヴァナヘイム「……はい、差し入れ」  
衛兵「え? あ、どうも……」
ヴァナヘイム「がんばって、ね」(のしのし

持ってきた肉じゃがの一部を渡した隙にすーっ と神殿の中に入っていってしまう。お前、ほんとに技能持ってないの?(持ってません

ヴァナヘイム「……さて」(人気の少ない神殿の中で肉じゃが片手に
ヴァナヘイム「……ウォー君はどこ、だろう?」(困ったことをつぶやく。彼女に姉センサーなるものは備わってないのだ。ないのだ(迫真

しばらく彷徨って、イメルダ神の祠を見かけたので、立ち寄ることにしたのであった。
果たして、肉じゃがは出来立てのまま、無事に届けられるのか……?
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アイン
38. アイン
2020/08/10 00:01
ダニエル「あ、はい…また後で…」ヴァナヘイムさんを見送ります

ダニエル(…誰に対しての差し入れだろう…それにしても、何だか最初の堅物そうな感じが消えてますよね、ヴァナヘイムさん。あれが素なのかな?
…ヴォラギネさんやトルクさん、ミリアさんにも会ったら、声をかけておきましょうか。)
そう思いながら食堂へと向かっていきます。
一旦視点をヴァナヘイムさんにバトンタッチ!
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あるにゃん(arthnyan)
37. あるにゃん(arthnyan)
2020/08/09 23:48
ヴァナヘイム「……ん、差し入れ」(と言って、ガシャガシャと歩いていく。おい、重装鎧のままだぞこいつ
ヴァナヘイム「……おなか、空いてるかな って」(なお、こんな時間に出来立てな模様
ヴァナヘイム「…………食べたいなら、また、あとで、ね?」

そういって、ガチャガチャと食堂を出ていこうとするのであった
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アイン
36. アイン
2020/08/09 22:57
ではギルドに入って、食堂に行こうとしたときにヴァナヘイムさんにすれ違おうかな。
手には肉じゃがを抱えてる?

ダニエル「…あれ、ヴァナヘイムさん。この時間にどこかに行くんですか?」
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ロウブリ
35. ロウブリ
2020/08/09 22:53
イメリティアちゃんも気付いてないけど、後でたまたま見かけた同僚にあの男の人誰!?って言われて初めて気づくパターン。

ちなみにイメルダの神官騎士で若い女性は多分イメリティアだけなので、同僚ちゃんはライフォス神官ですね。
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アイン
34. アイン
2020/08/09 22:32
ダニエル「はい!今日のお礼に何かお料理を持ってきますね!では、また明日!」
嬉しそうに手を振りながら、教えられた神の秤ギルドへと歩みを進めていきました。
尚、男女二人っきりで街中を歩いたということに、ダニエルは気にも留めなかったようだ...
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ロウブリ
33. ロウブリ
2020/08/09 22:25
イメリティア「そうですか、では、私は神殿に戻りますね。普段は警邏なんかもやってますが、今は密命の関係でしばらく非番なので、基本的に神殿にいると思います。何か用があれば。」
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アイン
32. アイン
2020/08/09 21:53
ダニエル「そ、そうなんですね…」(お金の単位って神様の名前が由来なんですね…知らなかった…)

ダニエル「…と、そろそろ暗くなってきましたね…今日の観光は神の秤のギルドで終了、ですかね…」
少し物足りなさそうに言いますね
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ロウブリ
31. ロウブリ
2020/08/09 21:50
イメリティア「ガメル神の神殿(2.0の神様、貨幣の神様)ですね、一番大きな取引所で、イメルダの神官が呼び出されることもあります。
物品の真贋を測れるイメルダ神官は結構重宝されているんですよ。」

今調べたらガメル神官は貨幣の真贋はわかるけど物の真贋はわからないらしい。
一応商取引保護のガードトレーディングがあるけど7レベルの高位神官じゃないと使えない。
その点2レベルから物品真贋、真偽判定に有利を得るイメルダ神官は重宝されそう。
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アイン
30. アイン
2020/08/09 21:38
ダニエル「……いろいろと複雑で、ややこしいんですね……
他には…学び舎…?…が、ガメル神殿……?」
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ロウブリ
29. ロウブリ
2020/08/09 21:43
イメリティア「剣と盾が対立してて、盾の中にも対立がある感じですね、鍛冶ギルド二つも盾の派閥の中にいますし、剣は開拓で、盾は保守ですね。といっても16名家にも開拓や討伐を旨とする派閥もありますが。」
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アイン
28. アイン
2020/08/09 21:20
ダニエル「なるほど……剣と盾というのは、お互いに対立的なんでしょうか…」
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ロウブリ
27. ロウブリ
2020/08/09 21:13
イメリティア「鍛治ギルドについては、ライバル意識とか、お互いの利権とか、方針の違いとかだと思います。
冒険者さん達や、私達神殿騎士にはあまり関わりはありませんがね。私だって、盾は黒の名家の鍛治ギルドで、メイスは火色の工房で作ってもらいました。」

「名家さん達は、外部の人には説明が難しいんですよね。
まず、この街の政には剣と盾という二つの派閥があって、十六名家さん達は盾の派閥で、外部から入植してきた人達や、冒険者さんなんかは剣の派閥です。それで盾の方、つまりは十六名家にも派閥があって、大きく四つに分かれているんです。」

「そういえば今日一緒だったトルクちゃ、トルクさんは夏の名家の騎士だったはずですよ。」
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アイン
26. アイン
2020/08/09 20:55
ダニエル「…やはりどの地でも、権力争いは絶えないのですね……
…あ、いえ、何でもありません、続けてください。」>貴族について
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アイン
25. アイン
2020/08/09 20:54
ダニエル「そうなんですか?どうして仲が悪いんでしょう…
簡単に手を取り合えない理由があるんですか?」>二つの鍛冶ギルド
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ロウブリ
24. ロウブリ
2020/08/09 20:54
イメリティア「この街に元から住んでいた人たちで、まあ、貴族に当たるのですかね?」

「私があったことがあるのは夏の名家の当主のアレイシア様だけですが」
「各色ごとに方針があって、対立しているんです。」
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ロウブリ
23. ロウブリ
2020/08/09 20:52
イメリティア「私的に面白いのはグルッツ工房か鍛治ギルドですね、この街には鍛治ギルドが二つあって、ものすごく仲が悪いんです!」
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アイン
22. アイン
2020/08/09 20:51
ダニエル「そうですね。ここに住むわけですし、勉強しておかないと。
…ふむ、中央に王城、そこから四方に四色通り…それぞれ名家が揃ってるんですね…
そして、神の秤が、ここ、ですか…四色の名家、というのは?」
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ロウブリ
21. ロウブリ
2020/08/09 20:48
イメリティア「せっかくですし、観光でもして行きますか?今では、夜でも結構明るいですし。」
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