😆 「覆い隠されたプラトニック」感想です。ネタバレあり （▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼）CoCシナリオ「覆い隠されたプラトニック」の感想 ネタバレが含まれますので、未プレイの方はご遠慮ください。 HO3 物部 瑛之信（もののべ えいのしん）をやらせていただきました。 KP えたちんさん HO1 斎藤京介（すすちんさん） HO2 名切ミナト（まなぎさん） お付き合いくださった皆様、ありがとうございます。 さて、今回は秘匿ありシナリオです。 HO3の秘匿は「1年半前から付き合っている「相澤心(あいざわ こころ）」という恋人がいて、彼女は3ヶ月前から妊娠している」 「HO2がHO1の事を密かに想っている事を貴方は何となく察している」 「それなりにお金持ちの部類」 「貴方の使命は「この街の謎に迫る事」 うーん、これ2番めと最後はともかく他はそれほど隠すほどのことでもないな？というのが正直な感想。 秘匿になってるくらいだから、HO1、HO2は自分と心ちゃんが付き合ってることを知らないのでしょう。 でも親友に隠すほどのことか？？？ あと、3ヶ月前から妊娠わかってるならとっとと行かんかーい！！ 即駆けつけるくらいでないと恋人として落第点なんですけどー！ そもそも、メタいことを言うとNPCとの恋愛はな～～～～うまくいく予感が全くしないんだよな～～～～いきなり妊娠してるし。 誰の子だ？と、ゲスい勘ぐりをしますがまぁうちの瑛之信はお坊ちゃまです。そんな事考えてはいけません。 それなりに育ちの良い旅館の息子、ベンチャー企業で経営コンサルもやってるよ！という設定。ぼくのかんがえた最強の今どきのお金持ちっ子。 あんまり七光すぎるのもかっこ悪いしね。 ともあれ、スタートは心ちゃんに会うため舞台である堀那市に向かうところから始まります。 まぁ、始まって30秒で心ちゃんの死を告げられるわけなんですけれど。 あーーーーーそうですよね、予感はしてたけど一応恋人RPとかプロポーズとかはちゃんとせねばと気構えてきたわけですよ。 立ち絵もスーツにしたのはそんな理由。親御さんに挨拶行ってきなさい！ってね。 残念なことにそれは叶わなかったうえ、心ちゃんの遺体は忽然と消え、心を病んでいた母親は飛び出して消え。 兄と名乗る人からは遺品の片付け手伝えと言われて踏んだり蹴ったりの瑛之信。気持ちはわかるが泣くのは早いぞ。 いや本当に、あらゆる意味で泣くの早かったです。 なぜならこのあともっと散々な目にあって泣くはめになるから。 ところで少し話は逸れますが。 今回のシナリオは秘匿なので、自分のいない場面での会話や行われていたことは基本はわかりません。 わかんないんだけど、初期画面に並べられたPCを見ればわかることもあります。 うん、PC全員 男 だな。 ここで秘匿の二番目思い出してください。 『HO2がHO1の事を密かに想っている事を貴方は何となく察している』 な る ほ ど ね ？ ？ ？ 水面下で進行していくであろう二人の恋の行方。お兄さん（の中の人）はとても楽しみです。 そんなわけで、心ちゃんの兄の招集によって喫茶店に来た我ら3人は、前述の通り、心ちゃんの死の謎、消えた遺体の行方、翌日見つかった母親の自殺、この街に隠された秘密…などなど。 散りばめられた謎を力を合わせて解明していくこととなります。 最初に訪れたのは心ちゃんの部屋。お兄さんも着いてきてくれました。 正直このお兄さん謎が多すぎて、心理学振るんだけど全然何考えてるのかわからん！一応身内だし、お悔やみと、あと結婚を考えていたことなんかもちゃんと言いました。 ここはね～なくても多分シナリオ的に良かったのかもだけど、やっぱり恋人を失ってるのだから。 瑛之信のけじめとしてちゃんと行っておかないと駄目かなって。 まぁなんかニヨニヨしてたんですけど。変な人だなって…このときは思っただけだった。 しかし、探索していくうちに明らかになる事実。心ちゃんは実は瑛之信を愛していたわけでなく、お兄さんと愛し合っていたのです。 へぇぇぇぇ……………（溜息） いや本当にため息しか出ないよ！中の人は溜息で済むけど瑛之信は本当に泣きたかったと思う。しかもそれが思いのほか生々しくてだね… こう、日記に愛し合ってるけど反対された（そりゃそうじゃ）とか、兄の友人からは「アイツ妹と付き合ってるって自慢してた」とか、近所の人から「べったりくっついて歩いてた」とか。 どんどんエスカレートして、終いには部屋から使用済みの避妊具とか携帯からハメ撮り画像まで出てきやがりましてね。 う～～～ん。最初は頑張って心ちゃんを信じようとしていた瑛之信だけど、どんどん心が挫けていったね。 中の人も、最初はそう思わせておいて…なんてパターンかなぁと思ってたけど、途中からこりゃフォローできねえなって思い始めました。 せっかくの秘匿HOも、心ちゃんの妊娠についての情報が出た時点で（二番目と使命以外は）包み隠さず暴露しました。開始2時間たってたか？ってくらい早かった。 いやこれ抱えていってもあんまりいいことないな？って早々に判断着いたんだもんよー。別にペナルティ（SANチェックはいるとか）ある秘匿でもないですし、友達に彼女がいるとかそこまで秘密にすることでもないし。 妊娠のことはどうかなぁって思ってたけど、どうにも瑛之信の子供ではないなということは早々にわかってきていたので。 まぁ結局心ちゃんのお腹の子供はニャル様の化けたお兄ちゃんとの間の子供で。でも心ちゃんはお兄さんだと信じて喜んで体を開いていて。 このままじゃいけないって瑛之信と付き合い出したもののやっぱりお兄ちゃんが好き！というオチでした。 心ちゃんはお兄ちゃんと一緒にゾンビみたいになって、産み落とされた赤ちゃんも襲ってくるしでもう本当散々。 でも瑛之信はやっぱり心ちゃんを攻撃できなくて、代わりに怒りに任せて兄ゾンビを倒しました。 彼女を恨むのは瑛之信らしくないなぁって。最後にちょっと正気に戻った心ちゃんのことをちゃんと許しましたよ。 中の人的には「このスベタが！！！うちの子の純情弄びやがってッ！」って頭踏み砕きたかったですけどね。 こんなにも内側からうちの子かわいそう…って思ったのははじめてですよ。 瑛之信はなかなか気に入っているので、他のところで幸せになってくれると良いな。 そんなこんなで、7時間程度かけて第一部：完 心ちゃんの物語が中心だったので、瑛之信のお話もこれで終了…とはまぁ行きませんが。肩の荷は降りたので後半は若い二人のために尽力しますかね～（ヤレヤレ） さて。 後半、第二部は2ヶ月後が舞台となります。 先にも書いたとおり、瑛之信の物語は一旦区切りがついたかなぁと思うので第二部は親友の二人、ミナトと京介が中心にと私は思っておりました。 と、いうかね。 これは二部に限らず一部からのことなんですが。 ミナト→京介で矢印が向いているのは聞いていたのですが。いやなんか…知ってて二人のRP見てるとひゃぁぁ///ってなるよ！なんか恥ずかしい！初々しい！えっち！（えっち？） 中の人がうひゃーってなっちゃうのです。だってめちゃくちゃ可愛いんだもんよ！ ミナトがすごい京介を守ろうとしてるし、なんか二人きりになりたがるし。 ちょっとした言葉も勝手に裏読みしてしまう…いまのってもしかして///とか考えちゃだめ、いけない。シナリオに集中して私！ これぜったいミナ京でしょうってKPに途中でそっと聞いたら解釈一致だったので心のなかでガッツポーズ！ ホテルに泊まろう！というシーンでは、こちらがはじめから一人部屋いくつもりだったというのにKPに相談して「ミナトと京介二人部屋が良いって言ってるけど」って聞きに来られる始末。 何する気だ！？告白か？それともその先に…やだえっち！それなんてBLですかタイトル教えて下さい商業誌ですよね買います（シナリオに集中して：2回目） …とまぁ、うかれ上がってばかりいられない。二部はろくな荷物も持たず気づけば山の中。走り出してしまった女性と、残されていた子供とかいう緊迫したシチュエーションからのスタートです。 まぁ放っておくわけにも行かないし追いかけるよね。森を抜けた先は不自然に開かれた山奥、明らかにグーグルさんで見た地形と違います（SANチェックです） 放置された100年前の村の探索がスタート、さすがにちょっと怖いなぁと思ってたのにここでも二人行動したがるミナト。おい流石にちょっとまってくれ。 いや、街中なら二人になってくれても全然いいんだけど流石に迷いこんな謎の土地で一人＋子供は怖いぞ？！とごねる瑛之信（と中の人） なんとか三人で行動できることになりました。よかったよかった…。 そんな矢先現れる巨人、戦闘終わったと思ったらタールみたいなどろどろした物体に取り憑かれる京介。タール？？！！しかも耳から！ これ絶対やばいやつだー！！！と思ったらまさかの 萌 キャラ だった。 乗っ取られた京介（便宜上「介さん」とよぶことに）がセリフちゃんと読んでくれたんだけどなんかめちゃくちゃ可愛いんですよ。 正直ね、この重たいシナリオの中で一番癒やされたよ。中の人の声（Cvすすちん）もめちゃくちゃ可愛いんだこれが。介さんと超あっていた。 しかしこれ、追い出す方向がいいのか連れて行く方向が良いのか。正直判断つかなかったんですよ。 ただ、メタいことを言うと今は追い出す段階じゃないかなーという印象。こういうのは一緒に行動して発生するイベントが有るってもんですよ。 あと可愛いNPCは正義です。 このあとこの子はこの村の館の中でタール完全体になって別人格になってしまって、介さんとして連れてかえることはできなかったんだけど （子供と引き換えに完全版を連れて帰ることはできたけど、子供を差し出すことは流石にできなかった） 私はできるならもっと介さんと一緒にいたかったなぁ、残念です。 そうこうしているうちに、山頂では儀式が。招かれるように引き寄せられる我らは館で手に入れた呪文を携え、無事神話生物の召喚はストップ。 こんな村からはおさらばじゃ～～～と怒涛の脱出劇を繰り広げ、ようやく出られる！思ったところで追いつかれる悲劇。現れた過去の勇者（比喩）になんとか助けていただくことで生きて帰ることができました。 さて。 蓋を開けてみると、自分たちは人造タールと人間の混じり物の生き物で、この町の人間は多かれ少なかれそうやって成り立っているというのが真実でした。 瑛之信の使命はこの街の秘密を解き明かすことなので、私としては大満足！ 最後の最後で大きな決断を迫られるけど、すべてなかったことにはできないと思ったから迷う余地はありませんでしたね。 最後にちょっと打ち明け話。 ミナトの使命は「思いを伝えること」でした。最初から最後まで徹頭徹尾BLだったんだね！ むしろ京介が「みんなの幸せを願うこと」なんて漠然とした使命を持ってるとは思わなかったよ…これ難しいね。 しかもまさかのミナトと瑛之信の二人を大切に思っているという設定だったとは。 ミナトはかなりぐいぐい行ってたからここはくっつくだろうな～と思ってたけど、三角関係未満だったとは予想もしてなかった。 とはいえ瑛之信は心ちゃんのことでメソメソしてるし、ミナトの矢印はクソデカだったのでまぁ動きようなかったんじゃないかな。 でも京介が瑛之信のために心ちゃんを討ちに行ってくれてたと聞いてちょっと嬉しかったです。 全然わかんなかったけど怒ってくれてたんだね、ありがとう京介。 瑛之信は多分まだちょっと傷心気味ですが、親友の恋は実ったし幸せそうだからオールオッケー！ 大変楽しいシナリオでした！このメンバーでまた遊びに行きたいな…って思ったけどラブラブにあてられるだけになりそうだから（ミナトは結構ヤキモチ焼きだったよ！） いつか瑛之信がハッピーになれることをそっと祈るにとどめますｗ みなさま本当にお疲れさまでした！
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