😶 野良の難点 あけましておめでとうございます。 「オンセの難点」についてダラダラ書くつもりでしたが、よく考えるのオン・オフの違いではなく、野良・身内の別だったので改め。 ■野良の難点 良くも悪くもTRPGはコミュニケーションのゲームである。そのセッションが楽しいか否かは、シナリオのできやGMの技術よりも、集まったメンバーの全員で作りあがる雰囲気に拠るところが大きい。 見ず知らずの他人とのセッションに参加するのは賭けに近い。単発セッションなら数打ちゃ当たるでも良いかもしれないが、キャンペーンを打つとなると場合によっては修羅場である。単発を積み重ねて良いグループに出会ったらキャンペーンを打つ、というのは一つの作戦ではあるが、いずれにしろ良い人来いと祈り続けるしかない。身内ですらキャンペーンの成立は難しい。野良もまた更なり。 PLとして参加する場合、環境改善のために自分でできることは多くない。マナーを守ろうとか他のプレイヤーに配慮しようとか空気読めとか、説教臭いことぐらいだろう。もし慣れてる人ならサブキーパーのように立ち回ることでセッションの潤滑油となることもできるか。それで楽しめるならば、であるが。 GMとして単発セッションを募集する場合は、少しは工夫ができる。ぶっつけ本番ではなく打ち合わせの上でシナリオを調整したり、当日も仕切り役として妥協点を探ることは可能だ。中々大変な仕事である。 どうしたら楽できるだろうか。 究極的にはコミュニケーションである。各自の目的がバラバラであれば摩擦が生まれる。TRPGそのものが目的の人もいれば、その他の目的(例えば出会い)の手段でしかない人もいるだろう。TRPGが目的でも、戦闘したいPLと謎解きさせたいGMは噛み合わないことが多い。(個人的にはPLの行動を縛りたがるGMがハズレだと思っているが。) そこで各自が何をしたいかをちゃんと考えて自分の中で明確にしておき、全員と、少なくともGMとセッション前に共有する。実現できそうになければ妥協する、又は早い段階で参加を取り下げる。このような姿勢がとれれば楽になるかもしれない。 知らない人とのコミュニケーションって、難しいよなあ。気楽に遊びたいものだ。
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