渡 茜（エモクロアTRPG用キャラクターシート）

＊表：不安/情念
＊裏：憧憬/理想
＊ルーツ：支配/関係

わたり あかね
普通大学の一年生

父親が芸術家。母は伝統のある芸術雑誌の副編集長。両親の血がそうさせたのか、茜も水彩画の才能を開花させ、芸術家への道を志す。が、自分にはない感性をもつ娘に嫉妬していた父親は、彼女に芸術の厳しさを事あるごとに語って聞かせ、不安を煽ってきた。(支配/関係)
これにより美大への進学を断念。
しかし彼女は将来を諦めきれず、大学進学後も自分の絵を描き続けコンクールなどに応募している。自分にはその道しかないという強い思いがある反面、父親に植え付けられた畏れも根強く、晴れない表情をしていることが多い。(不安/情念)
空気が読めない事を自覚しており、オドオドと人の顔色を伺いながら行動する。絵を描くときは人が変わったように生き生きとし出す。

彼女の描く絵は鮮やかな色彩で、必ず花が描かれている。ただそこに咲いているだけで美しい花への憧れ。そして自身に重くのしかかる現実、不安を忘れるように、明るい色ばかりを手に取る。(憧憬/理想)

代表作は「藤棚」
藤の花は単なる薄紫の集合体ではなく、光や空気の変化を感じさせるように色とりどりに輝いている。


シナリオ
・マネキンは飾る

・マネキンは飾る
　描いた絵を美澄コンクールに出品した所入選し、開催者である美澄に別荘へ誘われる。同じく入選した鶴崎、鳥々とともにその別荘に向かうと、不可思議な現象、そして何とも言えない恐ろしい気配を感じる。そこにあるのは芸術家の無念か。怒りか。諦めか。
*残響の記録:餞

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