ガープス オリジナル世界観(GURPS用キャラクターシート)

murataが作成したTRPG「GURPS」用のキャラクターシートです。

ガープス オリジナル世界観の詳細

キャラクター情報  NPCでの使用は不可
TRPGの種別: GURPS
ガープス オリジナル世界観

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キャラクター名: ガープス オリジナル世界観
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外部URL:
メモ:
詳細A:
 北アテリア大陸の一部を領土とする「帝国」があり、その帝国領土の大陸西海岸沿岸部にある主要港湾都市「ウェストランド」を舞台とし、そこで活躍する契約傭兵(いわゆる他の世界観でいう冒険者)の物語を行います。

【世界観と歴史】
 大陸は広大であり、予てより住んでいた人等の種族は互いに過干渉することなく各々静かに暮らしていました。
 しかし百五十年ほど前、この大陸に「厄(わざわい)の龍」という巨大な存在が空から落ちて来ました。降臨した龍は胎から無数の妖魔を産み落とし、その妖魔は地上の命と実りを野放図に食い荒らし始めました。
 妖魔は根本的に思考が邪悪で排他的であったため、他種族と対等な立場で交渉するという思考はありません。人族は戦って死ぬか、負けてなぶり殺されるか、生かされても家畜に成り果てるかの理不尽な選択を迫られます。
 やがて人族の中で、大陸中の妖魔以外の種族を糾合し、妖魔及び厄の龍に立ち向かおうとする者達が現れました。彼らは種族及び文化の壁を乗り越え、共に生き残るために団結し、やがて厄の龍の頭部を破壊することに成功しました。この一連の龍に纏わる種の存亡を賭けた戦いは「生存戦争」と呼ばれています。
 妖魔達が大群で組織立って動くことは無くなり、人族達はかつての住処を取り戻すことには成功しました。しかし、現在でも龍の身体の一部は機能しており、少数ながら妖魔を生み出し、無作為に各地へと転移させ続けています。
 人族は龍と妖魔の漸減、大陸の復興に努める必要性を痛感しました。
 このとき反撃を主導した人族の代表者が大陸の復興のため、引き続き異種族の寄り合い所帯を取りまとめたのが帝国の始まりです。
 時代を経て現代、帝国は国土内の復興が一段落し、街道と常備軍が整備されましたが、広大な大陸全土を全て守れるほど強大ではありませんでした。また、安寧を得た人族の中には犯罪行為に走り、治安を脅かす者も出始めます。
 そこで、治安維持のための紛争解決、生存戦争時の遺構調査と安全確保、妖魔を排除しての円滑な経済活動のため、即応できる小規模戦力として「契約傭兵」制度が制定されました。
 皆さんは契約傭兵となり、ある時は妖魔と戦い、ある時は遺構を探索し、またある時は人に仇為す人を討つ事を生業とするのです。

【セッションに関する留意事項】
・セッションにおいては、プレイヤー及びキャラクター間の信頼関係醸成と良識の保持を念頭に置いてキャラクターの作成及びロールプレイを行ってください。

・物語の描写を容易かつ相互に誤解ないようにするため、一般的事象や現実世界にも存在する物品に独自の呼称は用いません。つまり一部のイネ科植物の成熟芽と特定のツル植物の毬花及び水を混合して発酵させたアルコール飲料はこの世界でも「ビール」と呼称します。

【キャラクター作成】
・レギュレーション
 GURPS  3版(ベーシック、マジック使用)

・サプリの「マーシャルアーツ」等は使用禁止です。漫画技能等は使用できません。
 ただし、「コクーン」等に記載されている追加特徴「好奇心」等を採用したい場合は応相談。

・105cpで作成してください。

・文明レベル:4 銃器や火薬類は軍隊が厳重に管理しており、一般には流通していません。

・マナ濃度:並 魔法の習得には最低でも特徴「魔法の素質 1Lv」を要します。

・特徴の中には、信頼関係醸成を著しく阻害する、または反社会的な行動を取る、自己のキャラクターだけ著しい恩恵を受けるようとするものも含まれます。自発的にそういった特異な特徴の取得は控えていただき、また、GM側でキャラクターシートを確認した際に不適当と判断される当該特徴を別のものに変更してもらう事を予めご了承ください。
例:重度の「嫌な行動」、「暴れん坊」、「盗み癖」、「放火魔」、「虚言癖」、過大な「特殊な背景」による世界観や倫理観を超越した設定や所持品の取得 等。
 判断に迷う場合はGMに相談してください。また、どうしても取得したい特異な特徴がある場合は参加者全員への同意を取ってください。

・使用通貨の単位はG(ガルド)とし、キャラ作成時は1000Gで初期装備品を調達してください。

【言語に関して】
・帝国は基礎教育の徹底と紙の量産が成功しているものとし、有利な特徴の「読み書き」は取得する必要なく、万人が読み書きできるものとします。
 逆に読み書きできなければ-10cpの不利な特徴として取得できますが、日常生活の契約関係ができないばかりか、地図や道しるべ、注意書き等も判読できないため、普通に生活するどころか生命の危機に関わるかと思われます。

・PCがデフォルトで使用する母国語は「帝国共通語」とします。これに関しては技能取得する必要はありません。

・他に、ヒューマン以外は各種族特有の「エルフ語」や「ドワーフ語」等があり、自身のキャラがエルフならエルフ語、ドワーフならドワーフ語も自動習得しているものとしてください。
 これらについては他種族が習得したい場合は個別に技能(精神:並)として取得してください。

【オリジナル技能】
・妖魔知識 精神/難 技能無し:知力-5
 各妖魔に関する知識に関する技能です。遭遇した妖魔がどのような種族であるのか、瞬時に思い出すための技能です。
 修正:実際に目視しているなら+2、個体数が多く目撃事例が多い、もしくは希少種でも逸話の残っているような知名度の高い妖魔なら+2、実際に目撃しておらず他者から外見上の特徴を詳細に聞いて識別するなら±0、足跡や体毛等の一部の痕跡から推測するなら-2~ 等(GMが指定)

・妖魔語 精神/難 技能無し:なし
 各妖魔が共通で使用する言語です。偵察した際に妖魔同士が何を話しているか盗み聞きしたり、妖魔を尋問して情報を引き出す際に必要となります。
 人族が使用する言語とはイントネーションや文法が明らかに違うため、妖魔語を知らない一般人でも意味は分からずとも妖魔語を話している事自体は判別できます。
 この言語は、人族の一般社会の中で使用する事自体忌避されるべきものであると認識してください。この言語を使用して街中で会話でもしようものなら、人族に化けた妖魔ではないかと疑われ、官憲に突き出されても文句は言えないでしょう。
 
【種族】
 帝国内には多数の種族が暮らしており、大きく一括りに「人族」「人類」「ヒト」と呼称されています。
 主だった種族として「ヒューマン」、「エルフ」、「ドワーフ」、「ビースト」がいます。
 以下の各種族について説明します。

・ヒューマン
 いわゆる普通の人間です。他の人種族とも交配できる唯一の種族となります。他の種族は自種族でしか子孫を残せません。生まれて来る子供は「ヒューマン」か「相手方の種族」が基本ですが、互いの種族特徴が薄まった子供が生まれる場合もあります。

・エルフ
 耳が長く、一般的には顔立ちが整っており華奢な体格をしている者が多いです。寿命は300年ほどです。
 深い森に住み狩猟と農耕を営んだ部族を祖先に持つ色白のエルフと、日差しの強い海辺に移住し漁業と航海貿易を営む部族を祖先に持つ褐色肌のダークエルフとに大別され、エルフ族同士では色白の方を「森エルフ」、褐色肌の方を「海エルフ」と呼んでいます。
 その生活様式上、森エルフの方は物静かで忍耐強い性格の者が多く、海エルフは開放的で陽気な者が多いと言われています。
 ヒューマンとの混血児を特段にハーフエルフ(ヒューマンに比べ少し耳が長い、寿命は150年ほど)と呼称します。この呼称自体は、かつて純血を重んじる排他的なエルフの集団の中で混血児を忌み嫌う風習から生まれた蔑称でした。
 ですが生存戦争時に後の初代皇后となったハーフエルフに助けられた多数のエルフが現在でも存命しており、逆に敬意や信仰の対象となったため、今では蔑称とはならなくなった経緯があります。

・ドワーフ
 背が低く頑健な身体で、一本気な気質の者が多いと言われています。寿命は人間と同程度です。
 職人や傭兵をしている者が多く、実直で契約を大切にします。同郷のドワーフ傭兵が戦場で敵同士として出会った場合、しっかりと殺し合うと言われています。
 酒好きな者が多く、ドワーフはウイスキーのチェイサーにビールを飲むと揶揄されます。真似してはいけません。

・ビースト
 全身毛や鱗で覆われた者や、耳と尻尾だけ獣の特徴を有する者達の総称です。基本的に氏族問わず素直で好奇心旺盛で感情豊かでお人好しです。顔の表情の変化のほか、耳や尻尾などの他の部位でも感情の変化が表れるのもこの種族の特徴です。
 見た目は種族により大きく異なります。身体能力や五感に優れる者が多く、契約傭兵のほか、街道を行く運搬業者や伝令、軍隊の斥候役などをこなす者も多くいますが、学術に興味を示した者が学者になる事もあります。
 ビーストは氏族が多種多様で、耳や尻尾などの身体特徴が氏族により異なります。犬、猫、兎、狐などのほか、鳥人族は両腕に羽が生え、飛べる者もいますし(逆に羽が生えているが小さくて飛べない氏族もいる)、爬虫類氏族や魚類氏族の者は下半身に脚が無く蛇や魚そのものである者もいます。(リザードマンのように脚のある氏族もいる)
※空を飛べる鳥人氏族を選択する場合
 有利な特徴の「飛行能力」(ハウスルール参照)を取得してください。
 
※空を飛べる鳥人氏族を選択する場合
・有利な特徴:5cp/10cp「飛行能力」を追加し、
 5cp 飛行能力/鳥人氏族 
などと記載してください。
 単独で飛行する場合は荷重修正をした地上の移動力と同等の速度で空中を移動できます。両腕で羽ばたいているため、飛行中は両手で物を把持したり使用することはできません。荷重が「重荷」以上になると上昇飛行は出来ず、滑空や滞空のみとなります。(つまり重荷で地上から飛び立つことはできません。)飛行時間は体力×3秒。上昇能力は、飛び立った位置から1秒ごとに、無荷で3m、軽荷で2m、並荷で1m。長大には飛行できませんが、落差のある場所の探索ではそれでも非常に有用と言えるでしょう。
 他の人が脚等に掴まっていても両腕が自由な限り飛行は可能ですが、そのぶん「荷重」と見なします。「重荷」以上になると上昇はできません。(大抵の場合は、高度を維持できずにゆるゆると降下していくことでしょう。)
 5cpの場合は通常の風切羽根であり、バサバサと羽音がします。低高度を飛行中(GMの判断による)に周辺に敵対者等が居れば羽音だけで聴覚判定を伴います。 
 10cpの場合は、梟などの一部の鳥類に見られるギザギザの微細な切れ込みの入った特殊な風切羽根を有しており、羽音がしなません。少なくとも羽音による聴覚判定は発生しません。(身体を動かした時の装備品の接触音等、他の要因で聴覚判定が発生する可能性はある。)
 5cp、10cpいずれの飛行能力でも、荷重が「無荷」「軽荷」の場合は、飛行中に宙返りをして背後を取ったり、狭い枝葉の間を掻い潜って飛行する等のアクロバット飛行ができます。その場合は肉体技能「軽業」で判定を行います。「軽荷」の場合は軽業判定に-1の修正です。相手もアクロバット飛行をしてきた場合は「軽業」同士の即決勝負となります。

【敵対的種族:妖魔】
 前述の通り、この大陸には厄の龍から産み落とされた敵対的亜人種族がおり、総称して「妖魔」と呼称されます。
 個体数の多い代表的な妖魔としては、「ゴブリン」「オーク」等がおり、血縁関係を基礎とする集団を形成し、人類の住処を襲い何もかも奪う事で自勢力を繁栄させます。
 妖魔は厄の龍の胎内で生まれ、龍を守護したり、場合によっては龍の力により無人の遠隔地に転移させられ、転移先で勢力を拡大しようとします。(人の住む街に転移してこないのは転移させられる数が限られており、即座に敵地を制圧できないと厄の龍が本能で判断しているためとか、転移の術式の何らかの制約の可能性がある等と言われている。)
 妖魔は独自の言語「妖魔語」で会話や読み書きを行います。大陸で人族が使用する言語とはイントネーションや文法が明らかに違うため、妖魔語を知らない一般人でも意味は分からずとも妖魔語を話している事自体は判別できます。
 妖魔全般に言える事ですが、悍ましい事にあらゆる人類種との交配が可能で、若い女性だけは敢えて殺さずに拉致される事も頻繁にあります。その場合生まれて来るのは例外なく妖魔です。

【戦闘ルール】
・ヘクス移動については、「今向いている方向に1ヘクス進む」または「向きを60°変える」につき移動力を「1」消費してください。
・「部位狙い」は不採用です。これを採用すると命中時に敵を一撃で無力化させる事も可能ですが、逆に敵側も部位狙いをしない理由は無く、PC側も致命傷を負う事になります。PCロストになるのはまだマシで、GURPSで四肢欠損して下手に生存したらどれだけきついか、知らない人だけが部位狙いで俺TUEEEしたがるのです・・。(戒め
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本作は、「Steve Jackson Games」が権利を有する「GURPS」の二次創作物です。