😭 紅百合に想いをはせて 私が作った設定の中で、最大級に大好きな一対の令嬢がいまして。 一人は『青薔薇』を冠する強く気高い理論派少女。そして今回タイトルにしている『紅百合』を冠する優しく寛容な少女。 紅百合;西園寺 霞 というキャラは本当にロクな目に合っていない。 初出はNPCとしての”突発メイド卓”というところで、自らの従者たるPCを二人ロスト(しかもPvPによる死亡)し、さらには自分がようやく”友達”になれると思った吸血姫を捉え、送還することになる。 その後、新しく友達となった”悪霊”とも日々を過ごすことになるのだが…… 先の吸血姫を冷凍して移送しなければならないという事案に際して、対象を姫の母、吸血女王(ヴァンパイア・クイーン)に妨害されその中で自らの言葉に違反した男によって心をさんざんに打ちのめされる。 最終的には彼女は心が壊れてしまった。 もはや、どうしようもないほどに壊れてさんざんに砕け散って それを、従者(PCたち)ではなく両親(NPC)によって救われてしまう。 彼女が欲しかったのは両親が幸せそうな顔でいてくれること、そして、お友達。 たったそれだけ、それだけの……願い きっと、彼女は願わない。 誰かを信頼することはきっと当分できないだろう。 そうだとしても、彼女は壊れた笑顔のかけらを拾い集めながら前に進む。 なぜならば、彼女は自らが恵まれていると自認していて、いつか家業である”外交官”の職を継ぎたいと”願う”からだ
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