鴉山 響一さんの日記
鴉山 響一さんが書いた日記の一覧を閲覧できます。
日記一覧
鴉山 響一 | |
2017/12/31 10:27[web全体で公開] |
鴉山 響一 | |
2017/12/25 00:40[web全体で公開] |
😶 こんなファンタジーものもやってみたいぞ、という話。 古代大帝国の滅亡から二千年後、一夜にして大陸が海中に没する“運命の夜”からは四千年余り昔に、大いなる変革の時代を迎えたアトランティス大陸を舞台に、魔導と剣戟、善神と悪神、妖魔と聖騎士、愛と憎しみ、喜びと悲しみが錯綜するようなファンタジーもの、最近やってみたい衝動に駆られています。神々の思惑に左右されるキャンペーンなんてあまり体験する機会はなさそうですし、面白くなる予感があります。 ただ、その前に主宰している政治闘争劇(になる予定の)AD&Dキャンペーンはどうするんだとか、CoCの長期キャンペーンはまだリアルに3年は掛かるぞ、とか、PL参加しているガンダムRPGとかCD&Dとか、抱えてる案件多過ぎィ! なのであります。 月に2回程度のセッションならできるかな。うーむ。
鴉山 響一 | |
2017/12/23 21:24[web全体で公開] |
😶 トレンディドラマの時代 私が主催するCoCキャンペーン、「黄昏の天使」は、舞台が1989~1993年の日本が舞台となっています。 私と同世代の方なら、ああ、あの頃ねとすぐに認識してもらえるのですが、若い衆にはなかなか理解されないのも事実。 そこで、こんな世相(をディフォルメした)世界観なのよ、という意味で、ぜひご覧ください。 あの頃、スマホも500ミリのペットボトルもハイブリッドカーもなかったけど、世の中キラキラしていました……ってのはたぶんノスタルジーなんでしょうね。 https://www.youtube.com/watch?time_continue=1&v=s5zCJAUU9w0
鴉山 響一 | |
2017/12/04 18:38[web全体で公開] |
😶 100の質問を更新しました 一年近く放置していました100の質問を更新しました。 初見の方にとっては「どんなやつなのかな?」を知っていただく貴重なスペースですので、できるだけ充実させたいところです。まだ未記入の方、そしてあっさり目の記載しかしていない方は、記入/見直してみるのをお勧めします。RPGはコミュニケーションのゲームですから、相互理解が深まれば深まるほど、より良好なマッチングとなり、セッションを成功させやすくなると思います。
鴉山 響一 | |
2017/11/30 00:25[web全体で公開] |
😶 「デカダンスRPG」セッション、完走しました! 今年の7月から進めていた「デカダンスRPG」のセッションに参加していたのですが、昨日無事に終了しました。おおよそ二週間に一回のペースで、一回のプレイ時間が2時間程度。正確には記録していませんが全9回だったでしょうか。とすると総プレイタイムは18時間程度。オンセ三倍則を当てはめるならばオフセッションでは6時間となり、ほぼ丸一日を掛けたプレイボリュームでした。 舞台は大航海時代のカスティージャ(をモチーフとしたような)の地方都市、かな。大貴族の娘が後を継いだものの、彼女の風評は善人で、そして愚か。そこに新たな航路を発見したのを奇禍に権力掌握を企む冒険家、町の有力商、暗黒街のボス、衛視隊の隊長などの思惑が絡んで一触即発の状態。 そんな中に、新米魔女として投入されたのが私のPCジルと、もうお一方のPCコーネリア。そう。このゲームでのPCは魔女なんです(男性でも魔女を呼称)。一般的な冒険活劇的ファンタジーのように、ファイアーボールでゴブリンたちを薙ぎ払うと言った直截的な魔法攻撃で解決するのではなく、人の心に必ず内在する染みのような綻びを見つけ、篭絡して行かねばならないのがとてもユニークな世界観なのです。勿論、場合によっては辺り一帯を破滅されうる大技的魔術も使えなくもないのですが、そこはそれ。 デカダンスという名前の通り、退廃的厭世的な作風であるのならば、私の作るキャラクタもそうあらねばなりますまい。そのように心掛け、ジルくんは完全に耽美BLキャラに出来上がっておりました。昭和な方なら「ははーん」と思い当る節もあるでしょう。竹宮惠子さんの名作「風と木の歌」のジルベール・コクトーこそが、ジルくんのモチーフなのです。 であるからには、内部に倒錯したアレコレを封じ込めながら周囲には気丈に振る舞うロールをせねばなりません。魔女にはそれぞれ例の大罪の内ひとつを選択し、それに沿った魔術が行使できます。ジルくんが選んだのは……「色欲」。情愛に対して渇望として、そして愛すべき家族を求める想いと他者を求める行為の代償として、魔女への扉を開かせた……と動機づけてみました。宗教画から抜け出してきた天使のような美少年でありながら、意志の強そうな緑色の瞳と、少しだけ開いた赤い唇がなにやらいん靡な印象を受ける。そんな容姿の男の子がいたら、そんな趣味は無くてもドキドキしてしまいそうです。 セッション自体は、衛視隊隊長や暗黒街のボス等との邂逅を経てある人物の性癖を充足させることで篭絡させようとするものの、その人物の性癖を特定できぬままにクライマックスシーンへ突入。そして思ってもみなかった人物の裏切りとそれに続くあっけない幕引き。このあたりの筋書きはマスタ氏の仕込みが見事というしかなく、PLとしては相当久し振りに「やられた!」と感じてしまいました。しかもそれがあまりにも鮮やかで、ただもう感心することしきり。このゲーム、「性癖」を充足させることが重要なのですが、最も充足したのは目標NPCでも、ジルくんでもなく、他ならぬ私自身だったのかもしれません。 対人関係を深く掘り下げて楽しんでみたいという方には実に興味深いテーマと思われる「デカダンスRPG」。ルールは無料で一般公開もされていますので、ご関心のある方は是非試してみてください。 そして、作成当初はどうなるかと思っていたBLキャラですが、なにやら思い入れのようなもの(愛着と換言しても良いかも)を感じ始めています。ジルくん、どこかで見かけることがありましたらどうぞよろしく。
鴉山 響一 | |
2017/11/21 00:08[web全体で公開] |
😶 ガルマが死なず、シャアが左遷されない世界 昨夜は長く参加している機動戦士ガンダムRPG(HJ/1997)のキャンペーンでした。 原作付きゲームですから、大枠の流れは参加者誰もが知悉しています。私の所属するチームはジオン軍・ドズル閣下麾下のモビルスーツ部隊のパイロットたちです。ご存知の通り最終的にはジオン公国は滅亡するのでしょうけれど、ゲーム時間内では勢力圏を最大限伸ばしきって、補給が追い付かなくなったゆえの戦線膠着状態と、まだまだ友軍優勢状態。連邦側に公式にはモビルスーツが量産されていない状態ですから当然です。 そんな中、北米に視察に来たガルマ・ザビ大佐に対してモビルスーツとMBT&戦闘機との模擬戦を行うことになったのでした。いまだモビルスーツの実力に対して懐疑的であった首脳陣に対しての一種のデモンストレーションという意味合いがあったのだろうことは言うまでもありません。 とは言え、ペイント弾を使用した模擬戦は決して気楽なものではありません。このシステム、プレイした方はご存知でしょうけれど、意外や意外、戦車や航空機など、モビルスーツ以外との戦闘もなかなか手こずるケースが多いのです。また、「まさか」の痛恨の一撃を喰らうこともままあり、気が抜けないものなのです。 MS06Jのザク一個小隊三機に対して、戦車5輌、戦闘機8機の模擬戦闘結果は、ダイス目がPC側に相当有利にぶれていたこともあり、完全なワンサイドゲームでした。これにはPCたちは勿論、PLやGMも少なからず驚いたものです。勝利条件が「戦車もしくは戦闘機のどちらかを殲滅せよ」と提示されたのを逆手に、戦車に攻撃を集中したのが功を奏したのも確かでしょう。 私が気になるのは、この結果がもたらす今後の状況変化です。 ガルマ大佐及びその周辺の首脳陣がこの結果を受けて北米地域にモビルスーツ部隊を強化したら。あるいは「正史」で語られるようにガルマは戦死しないかもしれません。またその結果として、シャアは左遷されないかも、とも考えられます。このような「たられば」は「正史」を知っているからこそ夢想できる醍醐味です。 今後どう変化して行くのか(あるいは変化しないのか)も含めて、とても楽しみなキャンペーンになってきました。丁寧にキャンペーンを重ねていただいているGM、そして参加されているPL諸氏には感謝の念が絶えません。 かの「機動戦士ガンダムRPG」。絶版ではあるものの比較的容易に中古市場で入手できますし、価格も値頃。ルールは簡単なのに「ガンダムらしさ」が大変よく描かれており、私はとても気に入っています。また、ガンダム世界の一年戦争前後の世界が好きな方にも勿論お勧めできます。機会があれば是非お試しください。
鴉山 響一 | |
2017/11/17 14:46[web全体で公開] |
😶 キャンペーン参加の募集基準について 先日、とある方から新規キャンペーンの募集方法について相談を受けました。 システムはCoCなので、いまやプレイ人口は最大級。なんらかの告知をすれば、比較的容易に集まることはこのオンセンSNSのセッション募集状況を見ていれば判ります。その上で、どんな人を対象にしたいのかを考えるべきなのではないかと私は思います。ただ、それが難しい。 キャンペーンですから、長期間にわたってともに楽しめる「仲間」でなければいけません。単発セッションであれば、そりが合わなくてもなんとかやり過ごすこともできるでしょうけれど、場合によってはプレイ時間で数年単位になると予想される長大なキャンペーンであれば、それはお互いにストレスになります(その一方で、最初は馴染めなくても、時を重ねるにつれて理解し合えて良好な関係になりうるという可能性は否定できません)。 出来うるならば、気心が知れているというか、お互いの志向を理解できている方を招きたいものです。その為には、何度かセッションを共にするのが良いでしょうし、そうでなくてもその人の書いた日記や書き込み、あるいはチャットなどで意見交流ができるのが望ましいと思います。 そんな手間の掛かるプロセスを経ていてはたくさん遊べないじゃないか、と考える方もいると思いますが、私は友人関係をじっくり形成したいと考えるから、そのようになるのでしょう。いっぺんにたくさんの友だちはいらないのです(趣味を介した友だちも貴重な人生の財産と考えています。また、それだけに、これまでに不義理をしてきたPL/GM諸氏には本当に申し訳なく……)。しかし、更に募集に当たって重要な要素があることに気付きました。 それは、「数年単位に渡って参加してくれるかどうか」です。キャンペーンが尻切れトンボにならないためにも、これは実に重要にして不可欠です。それでいくつものキャンペーンが結末を見ることなく「未完」となっていることか。 どうか、長期キャンペーンを予定されているGM諸氏は以上の点を参考にして募集していただき、充実したRPGライフを送っていただきたいものだと思います。私が主催するCoC「黄昏の天使」キャンペーンも開始からまもなく満三年。AD&D「ヒューナースドルフ男爵領篇」は満四年。完走にはまだまだ時間を要するなあ、と常々感じておりましたので、改めて書いてみました。皆さんのご参考になりましたら幸いです。
鴉山 響一 | |
2017/08/16 14:13[web全体で公開] |
😶 デカダンスRPGを遊んでいます 一部で人気があるらしい「デカダンスRPG」を有志の方たちと遊び始めています。 http://yuuyan.sakura.ne.jp/trpg/decadance/menu.html ピカレスクロマンな作風なので、ダンジョンに潜ってゴブリンをぶち殺してお宝ゲット、イイ汗かいたネ! な遊び方でないのは明白ですが、そうと分かっている人たちで遊ぶのはなかなか楽しいです。 作風が作風だけに、担当するPCもそりゃあ「爛れたキャラでなくちゃーいかん」と気合も入り、出来上がったキャラは私史上初のBLキャラのジルくん。どう爛れているかと言えば、行使できる魔術のひとつを紹介してみましょう。例えば……。 穢れた聖餐 対象の体液を栄養豊富にする。効果中、何かしらの「衰弱」状態にある個人が術者の体液を自発的に飲めば、受けている全ての「衰弱」を解除できる。その際、体液は流れる程度の量が必要となる(以下略)。 ただねえ、私も良いオッサンなので、あざといエログロとか期待していないしむしろ忌避したいところ。受け取りて側が「それってもしかしてそういうこと……!?」と赤面してしまうような妄想、そんな遊び方を心掛けたいものです。 こんなキャラ、碌な死に方しないよね、と思う一方で、当のジルくんとしては「ぼくのすることと、蛮族の棲み処に殴り込みに行ってあらん限りの暴虐を尽くすのと、どちらが酷いことなんだろうね。あるいは自分たちと判断基準が違うからという理由だけで神話的生物をなぶりものにするのとは。そしてその天秤の軽重は誰が決めるのさ。決められないだろう、誰にも」と眩惑する発言をするんでしょうな。 ともかく、興味深いジャンルのRPGではあるので、(そして滅多にないPLを体験する機会でもあるので)うんと楽しんでみたいと思います。
鴉山 響一 | |
2017/03/28 00:07[web全体で公開] |
😶 新しいシステムへの所感 私のTRPG歴は30年強あり、古参と言っていいのだろうと思う。 そして典型的な老害のひとつがそうであるように、私はD&D系列、もっと言えばCD&DとAD&D1eしか遊んでいない。 D&D系列といえば度重なる版上げが有名で、CD&Dとは別系統として分派したAD&D(という言い方も不正確なのだが)が第二版が出来、版元の変遷とともに生まれた第三版以降。そして最新版となる第五版。その第五版がこの度日本語版出版されるとのこと、重畳の至りである。 システムの版上げは本質的にはシステムの洗練化であるべきだし、そうでなければ旧版からのファンを維持獲得できないだろう。第三版以降、それぞれの版ごとの個性や方向性の違いはあれど、まずまず成功しているのではないかと思われる(とはいっても、その都度追加ルール群を乱発するものだから、個々の版の末期には無秩序に増改築した田舎旅館のごとく無様極まりない醜態をさらしており、もはやそれが織り込み済みとしか思えない)。 かくいうお前はその最新版たる第五版の日本語版を購入するのかと問われれば、答えはノーである。いや、きっぱりノーと否定するというよりは、「おそらく購入しないだろうし、遊ばないだろう」という確信めいた予感である。実は第三版以降、すでに私はD&D系ルールを購入していないし遊んですらいない。それは先ほど述べたように度々繰り返される醜態に辟易としていることもあるし、都度システム周りを揃えるために出費を強いられるのにもおかしみを感じるからでもある。 しかし、購入しない最大の要因は「購入しても遊ばないから」だろう。これはルールが洗練されているとか面白いとかいうことではない。まず、ルールを読み込むだけの時間がいまや持てないし、その気力と体力も持てないからである。加えて言うなら、その新しいシステムで遊ぶための時間・労力についても同様である。 補足するなら、現在自分が主催するAD&D1eのキャンペーン、そしてプレイヤとして参加しているCD&Dで充分な満足感が得られているからという事情も加えられるだろうか。 私にとっては「遊ばないシステムは存在しないのと等しい」。それ故に、第五版の日本語版出版の報を聞いても心浮き立つ気分にはならないのである。 とはいえ、誤解なきように明言しておくと、第五版を購入し或いは遊ぶ人たちを否定するものではないし、むしろどんどんD&Dワールドに触れて楽しんでほしいと思う。世代や版が違えど、共通の話題で楽しめるのは幸せだなあと思うからである。
鴉山 響一 | |
2017/01/07 18:54[web全体で公開] |
😶 「ラハシア」完走しました! COBRAさん主催のClassic D&Dの名作シナリオ、B7「ラハシア」に4回にわたって参加させていただき、昨夜無事に完走しました。その前の「陰謀の街」からの引き続きセッションであり、担当していたセルゲイというシーフキャラは1レベルの駆け出しから始まって今回でなんと7レベルまで育つことができました。もはやひよっこではなく、いっぱしの中堅どころと言った風情となり、成長が数値として楽しめるシステムならではの感慨にふけっています。 同じ「ラハシア」をプレイしている他のチームと比較すると「相当に早いペースでクリアしてしまった(COBRAさん談)」とのことですが、もしそうなら、一緒にパーティを組んでいただいた他のプレイヤの皆さんのお力があってのことと思います。特に、終始控えめでありながらもクレバーなロールをされていたなんりんさん、そして朗らかでムードメイカーでありつつも、ミッション達成のために行動を惜しまなかった甲骨墓場さんが居なければ、ここまでスムースな展開にはならなかったことは想像に難くありません。 早くも、次なる展開としてあの狂乱の迷作モジュール「キャッスルアンバー」をプレイしてみましょうなんて話題も出ていますが(と書くといかにも他人事のようですが、実のところ誰あろう私自身が言いだしっぺです)、現在、3つの継続したセッションに関わっている身としてはそうもままならず、暫しお預けとなりそうです。 とにもかくにも、ご一緒していただいたみなさん、そしてDMとして私たちのチームをまとめ上げけん引してくださったCOBRAさん、本当にありがとうございました。また次の機会を必ず作って、ご一緒しましょう。 ありがとうございました。
鴉山 響一 | |
2017/01/03 17:07[web全体で公開] |
😶 年頭言にかえて 最低限やるべきことはなんとか終えて、平和で平凡な正月が過ぎ去ろうとしています。実にありがたいことです。みなさま、あけましておめでとうございます。 昨年はまさに「セッション充」な一年、いや「セッション充過ぎる」一年だったと言っても過言ではありません。どんな趣味事でもそうでしょうけれど、「何を遊ぶかよりも、誰と遊ぶか」が最も重要で、その点においてはまさしくともに遊んでいただける方たちに恵まれた一年でした。改めて御礼申し上げます。 ここはTRPGのサイトですから、自分が主催あるいは参加しているセッションについての振り返りもさらっとして行きましょう。 ◆CoC「黄昏の天使」 ようやく第三話に突入しました。毎週木曜日に60分ずつという細切れなスケジュールで三年目を迎えます。予想ではもう少し早く進むかと思っていましたが、一年52週の内実際開催できるのは40週くらい。つまり40時間。オンセ三倍則を当てはめればオフセッション13時間程度、つまり丸一日のセッションが二日程度であり、これは「黄昏の天使」の一話分がちょうどオフで行った場合にぴったり符合します。つまり予測が甘かっただけでけして遅いわけではないんですね。となると、全8話のキャンペーンですから、あとまるっと5年は掛かる計算となります。気の長い話ですが、ご参加いただいているみなさんには懲りずにお付き合いいただきたいものです。 ◆AD&D1e「ヒューナースドルフ男爵領篇」 現在プレイヤは4~5チームに分かれてセッションを同時進行しています。大きな時間軸の流れがあり、それぞれが再度ストーリィを追いかけていく形ですね。もちろん、場合によってはそれが本流になったりもします。やっている分には楽しいのですが、さすがに手いっぱいになってきました。いずれ、2~3チームに統合できるとは思いますが、DMとしてもこの先どうなのかある程度の予測は立てますが実際どうなるかはプレイヤたちの動きに掛かっていますから分からないというのが本音です。先ほど新しいリプレイをアップしています。 ■CD&Dモジュールプレイ COBRAさん主催のモジュールプレイにプレイヤとして参加しています。B4「陰謀の街」が完走、B7「ラハシア」が終盤に差し掛かっている状態です。シーフのセルゲイを好き勝手やらせてもらっていて、ああCD&Dって楽しいな、と再認識しています。私では絶対にできないマスタリングや良い意味で予測できない動きをする他プレイヤの方たちとのあれこれが楽しいです。 ■ガンダムRPG ルールは軽いのに「らしさ」が満喫できる、埋もれていた良作システム、それが本作です。イイ歳したオジサンたちが「モノアイ起動! グボビューン」とか「チロリロリーン♪ 見える!」とか言いながら一年戦争を追体験するのは、そりゃあ楽しいわけですよ。中古ルールは比較的入手しやすく手頃な価格なのも魅力的です。 そんなわけで、本年もどうぞよろしくお願い致します。
鴉山 響一 | |
2016/12/20 10:33[web全体で公開] |
😶 ラハシアについて 昨夜、COBRAさんの主催で名作として名高いCD&Dモジュール、「ラハシア」に参加してきました。私がRPGを始めた30年くらい前から「名作だ、これは名作だ」と散々いろいろな人が言っていたのでぜひ体験してみたかったんですよね。 セッション自体はまだまだ序盤?の部分までしか進んでいないのですが、セッションやストーリィ内容とは別のことで所感を。 この「ラハシア」ですが、ファンタジー小説家として名高いトレイシー&ローラ・ヒックマン作ですが、曰くがあり、もともとは彼ら自身の出版社からこの作品を世に出す予定だったのですが、身内の裏切りにあい会社は倒産。そこでやむなく変転を経てTSRに身売りしたのだそうです。それを踏まえると、もしかしたら「そうだったのか」と思うことがあります。 それは、このモジュールは全編エルフの里で起きた事件を背景としているのですが、その割に出てくる固有名詞が「ラヒブ」「シスワ」など、アラビックなものばかりなんですよね。主人公のラハシアだってそう考えればアラビックな気がします。ラハーシャと発音した方がそれっぽいのかな。 つまり、ヒックマンの最初の作品では、実はアラビアンナイト的な世界観だったのではないでしょうか。もうひとつ、同時に作成していた作品名が「ファラオ」と知って、なおさらその印象は高まりました。そもそも最初期の200部しか印刷されなかった「ラハシア」の表紙はでかでかとムスク。ところが、先ほどの事情があり、スポンサー(TSR?)などからの改変要求があり、アラビックな舞台ではなく、エルフの里での事件になってしまったのではないでしょうか。 ……と思って更に調べてみたら、当初のラハシアにはなんと副題がついていまして、その名も「Secret of Indonesian」! アラビックじゃないのかよ……いやいや、日本人がイメージする砂漠の桃源郷ではなく、インドネシアだって広義にはアラビック世界。 とまあ、裏事情はともかく、セッションはとても楽しく進んでいます。 私の演じているシーフは、暗闇なのを良いことにヒロインのラハシアちゃんに手を握ってもらって先導してもらおうと試みるも、無粋な、まことに無粋な(大切なことなので二度言いました)坊さんによってそれを阻まれてしまいました。それがPC的には残念で、PL的には美味しいシーンをありがとうございました、なセッションでした。
鴉山 響一 | |
2016/12/13 12:13[web全体で公開] |
😶 シルヴァーコード 私は死んだことがありませんし(当たり前だ)、死の淵を彷徨った経験も幸いにしてありません。 今回、「復活の呪文」によって蘇生されたキャラクタの述懐をするにあたって参考としたのは、98年にレースで瀕死の重傷を負った太田哲也さんの著書と、脳移植を取り扱った大沢在昌さんのサスペンス「天使の牙」より参考にさせていただきました。両方ともに良書ですので、ぜひ手に取ってご覧になることをお勧めします。 なお、このセッションでは重要な述懐のシーンでしたので、もう少し尺を取ってやるべきだったと、すこし反省しています。
鴉山 響一 | |
2016/12/04 16:14[web全体で公開] |
😶 サレットの女騎士篇、進んでいます。 「サレットの女騎士篇」をテオドシアスさんと少しずつ進めているのですが、今回からベテランプレイヤのえぢさんにも盗人ラディガーとして加わっていただきました。例によって数回に分けてリプレイをアップして行きます。 教会のエゴによって蘇生させられた少女騎士・アイリーンですが、重臣会議での有効なカードと確信していたにも拘らず、結果としては逆効果でエルドラインからきっぱりと相対する意思表示を受けてしまい、存在が陳腐化してしまいました。 父親であるフリードリヒ・エルドラインは、公には娘の蘇生を認めませんでしたがそれは娘の生き死にを政治の道具にされたことに憤りを感じたからこそであろうと思われます(本心は分かりませんが)。その一方で、アイリーンの身柄を確保するために隠密裏に動きます。それがどのような形に結実するのか……これから数回のセッションで明らかになると思います。 ……しかし、えぢさん、テオドシアスさん、お二人とも巧いですね。ベテランらしいロールプレイに、マスタは本当に幸せです。ご関心のある方はぜひ見学もおススメです!
鴉山 響一 | |
2016/11/28 01:53[web全体で公開] |
😶 セッションレポート(リプレイ)を書く動機について 現在、AD&D1eにて「ヒューナースドルフ男爵領キャンペーン・第二部」を行っています。 第二部から大きく方針を変えました。これはずいぶん以前から「第二部になったらそうしよう」と考えていたためです。 何が変わったかと言うと、提示するセッションによって参加するPCが変更になるということです。いわゆるフリーキャンペーンと呼ばれるものに近い印象を受けるかもしれませんが、実態はかなり違います。 なぜなら、ストーリィの展開によって参加PCが変わって行き、ある時はA, B,Cという三人のキャラクターが、そして並行してD, Eが、更にストーリィが進みA,C, D, Fが集まってプレイする……という、かなり特殊な環境です。つまり集まれる人だけでセッションを続けていくスタイルとは異なり、「必要なPLを集めて」セッションを続けていくわけです。 現在は、 「重臣会議篇」……以下の2名のPC。 クレイグ・ロイツベルガー ゲルハルト・ローンフェル 「みずうみ篇」……以下の3名のPC。 ミッター ローレン卿 ルーシア・パゼロス(重臣会議篇に入れるべきか?) 「サレットの女騎士篇」……以下の1名のPC。 クリスティン 以上の3つのストーリィが並行して進んています。 そして近い内にそれぞれ別の篇のpC同士が合流して新たな展開が始まることになります。そもそも、リプレイでアップしたように「重臣会議」は物別れに終わりましたので、クレイグとゲルハルトがともにセッションに参加することは当面無いでしょう。 このようなキャンペーンの展開は他に聞いたことがありません。ちょっと考えてみればわかることで、恐ろしく手間がかかるからです。ではなぜあえてその手間が掛かることを試みたのか。 答えは簡単。 やってみたかったから。 なんせ様々な群像劇を特等席で鑑賞することができる。DMならではの特権を満喫するにはそれしかないだろうと思ったからです。 である以上、公開可能な部分からリプレイなりセッションレポートなりを作らねばならないだろうと思うから、今後もでき次第アップして行きます(できるかなぁ~)。
鴉山 響一 | |
2016/11/17 00:26[web全体で公開] |
😶 リプレイ「ピクニック(後編)」をアップしました 前編に続いて後編をアップしました。 墜落死したあかがね色のドラゴンを調査に行くパーティ一行。 そこで見たものとは……と言った内容です。 AD&D1eの弓(Bow)はルール的に強く、更に選択ルールのWeapon Specialization(武器技能習熟化)をすると、更に強くなります。というか使い方ががらりと変わってきます。ただし、無敵ではなく、パーティ間の連携が取れていないと「打撃は強いが撃たれ弱い」ことになります。今回はたまたま上手く行きましたが、今後はどうなることやら。
鴉山 響一 | |
2016/11/16 15:42[web全体で公開] |
😶 リプレイ「ピクニック(前編)」をアップしました プレイヤであるテオドシアスさんとは実はセッションするようになったのはこの一、二週間、回数で三回程度(しかも一回当たり二時間程度)なんですが、非常にスムーズにセッションを進めています。これはひとえにテオドシアスさんがベテランのプレイヤであり、どのように動くべきか、どう発言すべきか、などを理解しているからなのでしょう。私の吟遊キャンペーンに参加していただいて本当に感謝です。 前回、今回とアイリーンの二人の妹たちが登場したので、苦手な「幼女RP」をしましたが慣れないことは疲れますね。もうね、私はずっと小悪党NPCをやっていたい。消しゴム一個の誤発注でこの世の終わりみたいなイビリっぷりを発揮してみたい。そして滅びたい(悪は滅びるところまでがセットです)。
鴉山 響一 | |
2016/11/14 01:06[web全体で公開] |
😶 こんなキャンペーンに参加してみたい ・疾走感がある。 ・謎もあるがリドルではなく人間関係が中心。 ・理不尽な能力を持ったガ……お子様は出てこない。 ・組織の為に詰め腹を切らされるのを甘んじる役どころもいたりする。 ・味方役も協力的な善人ばかりじゃないぞ。 ・カッコいい敵役もいるがお約束な三下チンピラも出てくる。 ・お約束と言われようがじわっと感情を揺さぶる話も織り込まれている。 ・ちゃんとカタルシスもある。 ・静かな余韻が残って終わる。 ……こんなキャンペーンシナリオ、誰か私にマスタをやってください。自分では到底デザインしてマスタリングできません。 プレイが出来るなら、ファンタジーでも現代物でもスペースオペラでも時代劇でも構いません。神話的生物がいても、自分の名前の最後に数字が割り振られていても問題ありません。 やってみたいんです。ええ。
鴉山 響一 | |
2016/11/13 00:07[web全体で公開] |
😶 私のキャンペーンの特徴 私が主宰しているAdvanced Dungeons & Dragonsのキャンペーンの特徴ってなんだろな、とふと思い立ちました。恐らく、現在の主流なキャンペーンやセッション、そしてマスタリングとは大きく異なるんだろうな……。そこで特徴と思われる事項を思いつくままに書き出してみます。 ・長いロングラン・キャンペーン。最近流行り(?)の全数回程度ではなく、数年以上を要します(1回ごとの平均時間はおよそ2時間程度でテキストオンセ主体)。また、第二部に移行してからは全員がひとつのパーティではなく、必要に応じて単独行動、あるいは異なるPCたちとチームを組んでセッションをする特殊なスタイル。 ・DMとして公平であれとは念頭に置きつつも、PC毎の露出率は割と顕著に差がある。 ・PCたちが動こうが動くまいが、世界は着々と動いて行く。大抵の場合において、PCが動かないあるいは下手を打ったなら状況は悪化して行く傾向にある。それなのにプレイヤーには即断即決を求めたがる。 ・いわゆる謎解き(リドル)はあまり出てこない(私が好まないからね)。その代わり、セッション中に提示される謎とは対人関係であったり、NPCの意図であったり。 ・経験点算出はセッションごとではなく、ひと段落つく度に計算(目減りしないように努力してます。ええしてますとも)。 ・パワーバランスよりもストーリィや状況重視。無為無策に強敵に突貫すると間違いなく全滅する。 ・重要キャラクターであっても容赦なく退場(死亡を含む)してもらうこともある。 ・そのくせ、偶発的遭遇を好み、結果としてデッドリーな状況を作り上げたりする。「この遭遇は回避できたんだよー」と言っておきながら、本当に回避されると「つまらん」とか嘯く。 ・割とロールプレイ(キャラクターの立ち位置の認識)もキャラプレイ(キャラクターとしての味付け)も要求したがる。 うーん、こうして書き出してみると、実に化石のようなマスタリングだと実感します。少なくとも、効率的ではないような気がします。しかも結構吟遊詩人タイプ(自己の世界観陶酔型?)であるようにも思います。 そんな困ったDMのマスタリングに毎回参加してくれるプレイヤーの皆さんに、many thanxです。ありがとう、ありがとう。 もし幸運にもこのキャンペーンがずっと続くのなら、皆さんとは5年とか10年と言うスパンでのお付き合いになるはずです。ライフワークという言葉は気軽に使うべき言葉ではありませんが、それに近いモノにしたいなとは考えています。 そして、なによりも、皆さんにお応えするために、今後より惹きつけられるストーリィ、NPCたち、そしてキャンペーンを目指して行きます。 ……いや違うな。本音を言えば、自分自身がワクワクできるキャンペーンをしたい、それに尽きるのだと思います。もちろん、自分の頭の中でこねくり回しているだけでは生まれない楽しさがあるから、皆さんとプレイをする楽しさが増幅するのだけれども。 何はともあれ、今後ともどうぞよろしく。 *また、奇特にもこんなキャンペーンに関心を寄せていただいたなら、ぜひご連絡ください。見学はいつでもウェルカムです。
鴉山 響一 | |
2016/11/09 01:21[web全体で公開] |
😶 小竜グレイヴン現る 本日はAD&D1eキャンペーンを急遽しました。 前回別行動を取ったコマドリに扮した修道士ルーシアと魔術師エルダが抜けた本体チームの方です。 こちらは、聖騎士ローレン卿を始め、教会からのお目付け役のミル司祭、行商人のミッターを中心とし、それぞれの従者やボディガード数名が同行しているチームです。 湖西岸の村ローレルス村でのミッションを終えて、首府に戻る船を待つパーティ一行。そのもとにエルダの使い魔の小竜グレイヴンが現れます。曰く、エルダの遺失物を回収して稼がないかとの話を持ち掛けられます。魔術師の所持品となれば高額の値が付くのを知っているミッターはわずかなエルダへの情もあり、ほかの教会チームに同道を相談しますが、「すでにこの地でのミッションは終えた。長居は無用」と主張するミル司祭の言葉には一理あります。 その一方で、前々回取り逃がしたアクアティックトロルの話を持ち出し、これを殲滅せねばこの村の平安が再び脅かされるかもしれないと主張する聖騎士ローレン卿の説得に、ついにミル司祭も折れました。カリスマのボーナスが+30%もあるってのはズルいよね。 ところで、なぜ使い魔グレイヴンがここに来たのか、エルダはどこへ行ったのか、肝心な情報はまだ誰も知りません。 更に、その頃、村に忍び寄る複数の怪しい影にもまた、誰も気づいていないのでした。 ……というところで時間切れ。 ミル司祭はいうなれば政治将校の役回りで、権威を笠に着る非常に厭な役どころですが、主張はいちいちもっともらしいこと言います。ミッターやローレンの反発もそれなりに高まってきているようですが、果たしてどうなることやら。私はNPCとしてミル司祭を扱っているとなんだか楽しいです(笑)。小悪党が好きなんでしょうねきっと。