オーフェイ・レヴォリューツィヤ・クズネツォフ （クトゥルフ神話7版用キャラクターシート）

《パーソナルデータ》
【職業】GRU隷下ロシア特殊作戦軍:中佐(士官ベース)　【性別】女性 【年齢】24歳
【身長】159㎝　【体重】54㎏　【出身】ロシア
【髪の色】灰色　【瞳の色】薄紫　【肌の色】白色人種
【学校・学位】独学

《能力値》
【STR】75/37/15　【DEX】75/37/15　【INT】70/35/14　【アイデア】70/35/14
【CON】70/35/14　【APP】60/30/12　【POW】65/32/13
【SIZ】45/22/9　【EDU】70/35/14　【移動率】9
【H P】11/11　【M P】13/13　【SAN】65/99　【幸運】80/99
【ダメージボーナス】0 【ビルド】0

《技能》
【あ-お】
[威圧:15] [言いくるめ:5] [医学:1]
[運転(自動車):20] [応急手当:30]
[オカルト:5] [☑隠密:80]

【か-こ】
[回避:37]←DEX/2
[科学():1] [鍵開け:1] [鑑定:5]
[機械修理:10] [☑聞き耳:70] [クトゥルフ神話:0]
[☑芸術・製作(ギター):25] [経理:5] [考古学:1]
[コンピューター:5]

【さ-そ】
[サバイバル():1] [射撃(拳銃):20] 
[☑射撃(ライフル・ショットガン):90]
[自然:10] [重機械操作:1] [☑信用:40]
[☑心理学:70] [人類学:1] [水泳:20]
[精神分析:1] [☑近接戦闘(システマ):75] [説得:10]
[操縦():1]

【た-と】
[跳躍:20] [追跡:10] [手さばき:1]
[電気修理:10] [電子工学:1] [投擲:20]
[登攀:20] [図書館:20]

【な-の/は-ほ】
[ナビゲート:10] [変装:5] [法律:5]
[☑ほかの言語(日本語):40]
[母国語(ロシア語):70]←EDU

【ま-も/や-よ/ら-ろ】
[魅惑:15] [☑目星:80] [歴史:5]

【職業技能点】290　
【個人技能点】140

《戦闘・武器・防具》
素手　1D3+DB 1回
M200　2D8+4　1回
KSG　2D6+1/1D6/1D3　1または2回

《所持品・所持金》
財布
聖書
十字架
ヘッドホン
ギターケース
飛ばし携帯4台
ayersのアコースティックギター(ギターを入れるスペースとは別に、銃を分解して隠す部分がある。GRU謹製)

他任務に応じて

《収入と財産》
【支出レベル】
【現金】RUB:119195(16万4476円)
【資産】RUB:2979880(411万1930円)

《バックストーリー》
【外見特徴】
　小さい。10代に見られる。脱ぐと凄い(筋肉バキバキ)。初めて人を手にかけてから髪の色素が抜け、灰色に見える。

【イデオロギー・信念】
　あなたには崇拝して祈りを捧げる崇高な存在はある。
　オーフェイはキリスト教の信徒だが、どこの宗派にも属していない。彼女はあくまで個人的にキリスト教を信仰しているのだ。

【重要な人物】
　祖父”ゲヴォルク・グラジュダニーン・クズネツォフ ”。
　ゲヴォルクは日露戦争から第二次世界大戦までロシア帝国、ソ連の軍人として活躍した偉大な英雄だ。その人生の大半は戦争で塗られ、第二次世界大戦終戦時の年齢は63歳と言う高齢であった。ゲヴォルクはベルリン市街戦にすら参戦し、負傷する1945年4月23日から4月30日までに18人のドイツ軍将校と、79人の兵士を殺害した。その狙撃の腕前と日露戦争から死亡せず、活躍する姿からついた異名は”黒い神”を意味する”チェルノボグ”であった。ゲヴォルクの日露から始まる最終戦果は708名、史上最高の狙撃手と謳われる”リュドミラ・パヴリチェンコ”の戦果よりも圧倒的に多いのだ。しかしゲヴォルクの名を知る者は少ない。それは彼がソ連邦英雄になる事を拒んだからだ。彼はソ連......国に仕えていたのではない。自らが生まれた土地に絶対の忠誠を誓い、そのために戦っていたからだ。かつては国に忠義を示さんとした時もあったが、晩年の彼は一種の悟りに到達していたとも言える。
　そんな祖父の影響を受けたオーフェイもまた、ゲヴォルクに似て愛国心は無いに等しい。その代わりか故郷愛と言う物は尋常ではない程に強く、軍人になった理由は国に仕えるためではない。生まれたこの土地を、そして信じる神のためである。

【重要な場所】
　人生であなたが最も幸福であった場所”戦場”。
　オーフェイが最初に銃を持ったのは6歳の時で、初めて人を撃ったのは12歳の夏、南オセチア紛争であった。ロシア連邦軍大将の父親が手を回しオーフェイに人を撃つことを経験させるために送り、そこで彼女は9日の間に16人を射殺した。彼女によって死亡した兵士は戦士ではなく行方不明扱いとなっている。
　それから6年後、ウクライナ紛争に義勇兵として参戦。半年で200人余りを射殺した。18そこらの少女が200人以上を戦士させたのだ。彼女は紛れもない天才だったの。そしてオーフェイ自身も自分の中には偉大な祖父と同じ血が流れている事を知り、歓喜した。
　故に彼女は戦場でこそ自らの生を、幸福を、信仰を実感できるのだ。

【貴重な財産】
　あなたの最も高い技能に関連したアイテム。
　M200 Intervention.408。父親が独自のルートで彼女に買い与えたフルカスタム済みの狙撃銃。射手の代わりに弾道計算用コンピューターが気候条件や風向き、コリオリカなどの影響を算出し、精密射撃を可能とさせる。その射程距離は並みの狙撃手が使っても2000mを超える。

【探索者の履歴】
【特徴】
　快楽主義者。オーフェイは戦場に居る時にこそ己を実感する。それは既に戦場と言う快楽の中毒者なのだろう。

【収入と財産】
【読んだクトゥルフ神話の魔導書】
【アーティファクト・学んだ呪文】
【遭遇した超自然の存在】

《仲間の探索者》

　ロシアはタイガの近くにある村に生まれる。家自体は村から更に離れたタイガの中に建てられていた。そこでオーフェイは祖父が狙撃手を目指す子孫のために残していた本を読み、そして祖父の弟子だと言う老夫婦に育てられた。翁は狙撃の達人で、嫗は軍隊格闘術の達人で、オーフェイはその2人から人を殺害する術の英才教育を施されると同時に2人の老夫婦自身の話よりも、祖父であるゲヴォルクの話を聞かされて育つ。
　父親は滅多にここを訪れることはなく、母親に至っては見た事すらない。肉親と呼べる肉親はおらず、物心がついた時には傍にはモシン・ナガン狙撃銃があった。それが彼女の最初の相棒であり友だった。

　その頃にはオーフェイは既に準一流程度の狙撃の腕を持っていた。ただ追跡することを苦手としており、得物を狩る際に彼女が取る方法は獣道を見つけ、そこを狙える場所でひたすら”待つ”ことだ。それが何時間でも、何日でも、何週間でも彼女は待つだろう。人ではなく、野生の動物として彼女はそこで待ち続けるのだ。故にそこに人の気配はなく、野生動物たちは警戒心もほとんどなく獣道を通り、彼女に狩られていった。彼女が12歳で戦場に赴くまで、最も巨大だった獲物は2.5mのヒグマだ。その剥製はオーフェイに家に飾られている。

　12歳、南オセチア紛争に参加してから彼女は父親の親友キエフと言う男性と世界の幾つかの戦場......アフガニスタン、イラク、シリアを主とした世界各地の紛争地域だ。キエフは後にオーフェイと共に特殊作戦軍に配属となった。
　キエフは優れた観測手でありながら、元第45独立親衛特殊任務連隊所属の肩書通り、精強な兵士であった。狙撃や隠密行動ではそれらに才能を極振りしている彼女に勝てないが、他の能力ではキエフが圧倒している。
　そんな人物とオーフェイはGRUに拾われるまでの実に6年間戦地を渡り歩き、幹部候補として設立間もない”ロシア特殊作戦軍”に配属となった。

　そこでの鬼神の如き活躍から18歳から24歳の6年間で少尉から中佐にまで昇格した。ちなみにキエフの階級は大佐で直属の上官にあたる。キエフの上官がオーフェイの父親である。



”ヴァレニエ”の意味
　ロシアを始めとした東ヨーロッパの伝統的な果実のプレザーブ(ジャム)である。一般的なジャムと違うのは果実を柔らかくすることがない点だ。主な使用方法はパンケーキのトッピングや、パイ(ピローク)にケーキ、クッキーのフィリング、さらには紅茶のお茶うけとして楽しまれる。


”ヴァレニエ”のもう1つの意味

”Бочка варенья и корзина печенья
樽一杯のヴァレニエとバスケット一杯のビスケット”

　それはロシアでは”銀貨30枚”と同義語として扱われる。”銀貨30枚”、それが示唆する者は1つ。イエスの12人の高弟、その末席に名を連ねた者”イスカリオテのユダ”のことである。


　オーフェイの聖書には手書きの文字しかないのだ。

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