鬼塚 燈(クトゥルフ神話7版用キャラクターシート)注目のキャラクター

あかねが作成したTRPG「クトゥルフ神話7版」用のキャラクターシートです。

鬼塚 燈の詳細

キャラクター情報  NPCでの使用は不可
TRPGの種別: クトゥルフ神話7版
鬼塚 燈

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キャラクター名: 鬼塚 燈
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外部URL:
メモ:
鬼塚 燈(おにづか あかり)
特徴1:鋼の筋力
特徴2:動物に嫌われる(D:50P)
経験パッケージ:警察の経験(SAN3)
パルプキーアタイプ:けんか屋
タレント1:力持ち
タレント2:鋭敏な聴覚
詳細A:
《プロフィール》
【職業】 私立探偵 【年齢】 25 【性別】 女性
【住所】 東京都調布市
【出身】 鹿児島県

【SAN値】 75 / 99 【幸運】 80

【STR】 75 【APP】 55
【CON】 65 【SIZ】 65
【POW】 75 【INT】 65
【DEX】 80 【EDU】 55

【アイデア】 65 【知識】 55

【MOV】 9
【ダメージボーナス】 +1D6 【ビルド】 2

【職業技能ポイント】 270
【個人的な興味の技能ポイント】 130

《戦闘技能》
☑回避      50% ☐投擲      20%
☐近接戦闘:鎹手  80% ☐射撃:拳銃   60%
☐近接:刀剣   70% 

《探索技能》
☐応急手当    30% ☑隠密      75%
☑鍵開け     70% ☐鑑定       5%
☑聞き耳     65% ☐精神分析     1%
☑追跡      70% ☐手さばき    10%
☐登攀      20% ☑図書館     50%
☑目星      65% 

《行動技能》
☐機械修理    10% ☐重機械操作    1%
☐乗馬       5% ☐ナビゲート   10%
☐水泳      20% ☐跳躍      20%
☐電気修理    10% ☐変装       5%
☐運転:MT普通自動車  65% 

《交渉技能》
☑信用      15% ☐言いくるめ    5%
☑威圧      61% ☐説得      10%
☐母国語:日本語  55% ☐魅惑      15%

《知識技能》
☐医学       1% ☐クトゥルフ神話   0%
☐オカルト     5% ☐コンピューター   5%
☐経理       5% ☐考古学      1%
☐自然      10% ☑心理学     70%
☐人類学      1% ☐電子工学     1%
☐法律       5% ☐歴史       5%

詳細B:
{武器}
素手 1D3+DB 1回
かぎ爪 1D6+DB 3回(グール時のみ)
噛みつきと抑え込み mnrv 毎ラウンド1D4(グール時のみ)


{装備と所持品}



【支出レベル】 2万円 【現金】 6万円

{資産}
150万円
ランサーエボリューションV


{バックストーリー}
【容姿の描写】

【イデオロギー/信念】
社会には根絶すべき悪がある。この悪とは何か?

燈の信念は「不正義に立ち向かうこと」と「弱者を守ること」。社会に存在する最も強力で、見えない形で支配を行うもの—それが不正義だと考えています。燈にとって、不正義とは単なる犯罪や悪事のことではなく、社会の枠組みや力が、道徳的に正しい行動をする者を圧倒することを指します。
特に、権力を持つ者がその力を私利私欲で使うことに対して強い反感を抱き、社会全体の不正義に対して立ち向かう使命を感じています。
また、燈自身が「変貌の力」を持っているため、この世界で人間性を失わずに生きることに強い責任を感じ、何が正しい行動で、何が悪かを冷徹に判断します。彼女にとっての悪は、自らの力を利用し不正義を助長する者、特に自分の力を使って人々を苦しめる吸血鬼や魔術師などです。

【重要な人々】
競争相手やライバル。
彼らは何かを教えてくれた。何か?

燈のライバルは、かつて警察時代に出会った異能を持つ犯罪者。その人物は、魔術師でもあり、燈を変貌させるきっかけを作った存在でもあります。
彼との出会いは、燈にとって無意味な争いではなく、彼女の「強さとは何か」を再考させる出来事でした。燈はその魔術師に強く引き寄せられ、初めて自分の弱さを認識しました。彼が教えてくれたのは、力の使い方、守るべきもの、そして不正義に立ち向かう覚悟です。
このライバルに対して燈は、憎しみと同時に感謝の気持ちも抱いています。彼を倒すことが燈にとっての目標であり、同時に「何のために戦うのか」を教えてくれた人物でもあります。

【意味のある場所】
人目につかない静かな場所。

燈にとっての静かな場所は、東京都内の公園の片隅にある古い神社の境内。そこは、昼間でもほとんど人が訪れない場所で、燈が自らの変貌と向き合う場所です。
警察時代の名残りで、そこで一人静かに過ごすことができる時間が好きです。警察官としての誇りと、グールとしての苦悩が交錯するその場所で、燈は自分自身を再確認します。また、神社の境内は、燈が追い続ける「自分を変貌させた魔術師」や吸血鬼の手がかりを得るために重要な情報源でもあります。彼女はここで、現実と異能の世界との狭間で悩みながら、新たな真実を求めて探し続けています。

【秘蔵の品】
個性的な口調、喋り方、仕草、決め台詞、決めポーズ。

燈の話し方は、冷徹で鋭いが、時にどこか静かな優しさを感じさせる。彼女は言葉に気を使うタイプで、相手の反応を冷静に観察し、無駄な感情を排除して会話を進めることが得意です。
決め台詞:「今、この一撃で終わらせる。」
決めポーズは、拳を握りしめ、片膝を少しだけ曲げ、相手に向かって一歩前に出る姿勢。闇の中でも冷徹に相手を見据え、無駄のない動作で相手を圧倒しようとするそのポーズには、燈の強さと覚悟が感じられます。
また、何気ない仕草として、燈が人と対峙する際、唇を少しだけ噛む癖があります。これは、過去の自分との葛藤や、相手の動きに対する冷徹な反応を示すものです。

【特徴】
はつらつ。陽気。丁重。

【負傷、傷跡】
腹部に酷い裂傷の痕。

【恐怖症、マニア】

【魔導書、呪文、アーティファクト】

【遭遇した超自然の存在】


{仲間の探索者}



詳細C:
【グール化】
STR:110 CON:105 APP:45 POW:75 DEX:110 SIZ:65 INT:65
正気度: MOV:9 耐久値:17/17 マジックポイント:15/15 ビルド:2
装甲:火器や飛び道具は半分(切り下げ)になる。
ダメージボーナス:+1D6
※1日に3分まで

【誕生と家柄】
 鬼塚燈は、鹿児島県の武術家系「鬼塚家」に生まれた。
 鬼塚家は、実戦的な武術「鎹手(かすがいて)」を継承する一族であり、代々警察官や軍人を輩出してきた。

 彼らの武術は「戦場の武術」として鍛えられ、対複数戦・武器格闘・制圧技術に特化している。
 鬼塚家の家訓は、

「弱者は護れ。だが、自らが弱者であってはならぬ」

この言葉を胸に、鬼塚の子らは生まれながらにして武人としての生を強いられる。

 燈の父、鬼塚厳道(げんどう)は警察官であり、「鎹手」の宗家。
 彼は厳格で、無駄な言葉を嫌う男だった。

 燈の母は彼女が幼い頃に病死し、燈は父と二人で生きてきた。

 母の記憶はぼんやりとしているが、母は優しく、父とは違って穏やかな人だったと燈は覚えている。
 母が亡くなった後、厳道は以前にも増して無骨になり、愛情を言葉にすることはほとんどなくなった。

 燈にとって、「強くなること」だけが父の愛情を証明する手段だった。

【鬼塚家の修行の日々(5~12歳)】
 燈は物心ついた頃から、「鎹手」の修行を課せられた。
 鬼塚家では、武術の習得は「生きるために必要なこと」とされ、遊びと同じくらい当たり前のものだった。

5歳:木刀を握らされ、素振りを毎日1000回。
7歳:「鎹手」の基本を叩き込まれる。型の習得と、実戦を想定した打撃の訓練。
9歳:初めて父との組み手を行い、一撃で沈められる。
10歳:寝技・関節技を本格的に学ぶ。道場の兄弟子との実戦稽古が始まる。
12歳:父との試合で、初めて一撃を入れる。

 燈は、この鍛錬を「当然のこと」として受け入れていた。
「鬼塚の娘だから」
「強くならなければならない」
 それは疑問を持つ余地のない事実だった。

 だが、幼い彼女にも、ほんのわずかに「普通の少女への憧れ」があった。
 学校の友人たちが流行りの遊びをしているのを見て、自分も混ざりたいと思うこともあった。
 しかし、そんなことを言えば父に「無駄なことだ」と一蹴されるのは目に見えていた。

 燈はその感情を押し殺し、ただ「強くなること」だけを考えた。

【初めての敗北(15歳)】
 燈が15歳の頃、地元の不良グループとトラブルを起こした。

 町で買い物をしていた際、不良たちが女性を絡んでいるのを目撃。
 彼女は迷わず介入し、相手の一人を一撃で沈めた。

 だが、その不良グループには、元プロ格闘家の男がいた。

「ほう……面白えな。お前、どれだけ強いんだ?」

 燈は、その男に勝てると思っていた。
 父の教えを受け、戦い続けてきた自分が、負けるわけがないと。

 だが、現実は違った。

 その男は、鬼塚流とは異なる戦い方をした。
 圧倒的なフィジカル、独自の格闘術、鍛え抜かれたプロの勘。
 燈は打撃を受け、組み伏せられ、完膚なきまでに叩きのめされた。

「お前、強いな。でもな……結局は女なんだよ」

 その言葉が、胸に突き刺さった。

「女だから負けたわけじゃない」
 そう思いたかったが、自分の弱さが許せなかった。

 その夜、父は言った。

「悔しいか?」

 燈は、悔しくて、悔しくて、泣きながら頷いた。

【戦う理由】
 敗北した燈は、それからさらに過酷な修行を課せられた。
 しかし、その過程で、父は初めて彼女に問いかけた。

「お前が目指す強さは、どこにある?」
「“勝つ”ことが大事なんじゃない。お前は何のために戦う?」

 燈は、この問いに答えられなかった。
 「強くなること」だけを考えていた自分にとって、「何のために戦うか」は考えたこともなかった。
 しかし、それからの彼女の戦い方は変わった。
 鬼塚流にこだわらず、あらゆる技術を吸収し、勝つために必要なものを身につけた。

「己の流儀に固執せず、必要なものは貪欲に学ぶ」

 この考え方は、彼女が後に警察官になり、異形の存在と戦う際にも活きることになる。

【警察学校時代(18~20歳)】
 高校を卒業した燈は、警察官としての道を選んだ。
 父の影響もあるが、彼女自身「弱きを助ける力になりたい」と考えていたからだ。

 警察学校に入学した彼女は、実技試験・体力測定では常にトップクラスの成績を収めた。
 しかし、学科試験では苦戦することが多く、特に法律関連の内容には苦しんだ。

「俺の娘が、こんなことでつまずくとはな」

 父にそう言われたのが悔しくて、彼女は必死に勉強した。
 結果、卒業時の成績は実技・学科ともに優秀と評価され、エリートコースに進むことが決まる。

 卒業後、彼女は警視庁に採用され、交番勤務を経て刑事課へと配属された。

【刑事としての鍛錬(20~22歳)】
 刑事課では、主に暴力団・薬物・凶悪犯罪の捜査を担当。
 鬼塚家の武術で培った実戦経験は、ここでも大いに役立った。
 暴力団員の逮捕時、取り押さえに成功(一対一で制圧)
 刃物を持った通り魔に対処し、無傷で制圧
 容疑者確保時、逃走犯を一撃で無力化
 こうした実績により、彼女は「現場向きの刑事」として評価される。
 しかし、彼女には一つの問題があった。

「お前は、やりすぎる」

 上司からたびたび注意を受けるほど、彼女は徹底した制圧を行う傾向があった。
 彼女自身は「必要な力」と考えていたが、周囲には「危険人物」と見られることもあった。
 それでも、彼女の実績は高く評価され、「特殊事件捜査係」 への異動が決定する。

【特殊事件捜査係(22~24歳)】
 燈が特殊事件捜査係に配属されたのは、警察官としての経験を積んでから数年後だった。
 その頃、東京の治安は比較的安定していたが、世間では不穏な事件が次第に増えていた。特に目立ったのが、人々を襲う謎の集団や、奇怪な儀式を行う人物たちによる事件だった。
燈はその中でも、狂信者の集団や手品のような魔術を使う者たちを主に担当することになった。

〈狂信者や手品師の集団との戦い〉
 初めのうち、燈が相手にしたのは、魔術のように見えるが、実際は巧妙な手品や心理操作を使う狂信者たちだった。彼らは宗教的な信念をもとに不気味な儀式を行い、時には人を殺害することすら厭わなかった。燈は、その不気味な儀式を未然に阻止するため、数々の危険な事件に関与することになる。

 燈は冷徹な判断力と、訓練された身体能力を活かして、これらの狂信者を制圧していった。彼女は特に、彼らが行う儀式の儀礼的な構造を見抜くのが得意で、それを破壊することで事件を解決に導いた。

 最初は「魔術」と称される技術が、ただのトリックや技法に過ぎないことに気づき、燈は多少の安心感を得た。狂信者たちは武力で対抗するしかなく、燈にとっては通常の捜査や戦闘で対応可能な相手だったからだ。

〈魔術師との遭遇〉
 これまでの相手は、あくまで「狂信者」であり、彼らの使う技術はあくまで魔術の亜種に過ぎない。そのため、燈にとってこれらの敵はさほど脅威ではなかった。しかし、ある時、燈は極めて稀にしか遭遇しない真の魔術師と対峙することになる。

 その魔術師は、独特の力を持ち、物理法則を歪めるような術を駆使していた。燈が対応したのは、実際に魔術的な儀式を行っている者たちであり、燈の捜査能力をもってしても、彼らの力に対抗するのは一筋縄ではいかなかった。

 燈はその際、完全に防御一辺倒になり、最終的に魔術師の力を制圧することができたが、身の回りには異常な現象が発生し、彼女の心身は徐々に蝕まれていった。それでも、燈は必死に自身を奮い立たせ、現場での勝利を収めた。

 その後も、燈は次々に小規模な魔術師の集団に立ち向かい、無事に制圧に成功する。彼女はその経験を経て、魔術に対する抵抗力と知識を着実に増していった。

〈吸血鬼と真の魔術師との出会い〉
 燈の最大の試練が訪れたのは、ある日突然のことだった。これまで彼女が戦ってきたのは、所詮、人間の手に余る力を持った異常者たちに過ぎなかった。しかし、ある事件の捜査中に出会った吸血鬼と、彼に従う真の魔術師たちの力は、燈の常識を遥かに超えていた。

 その吸血鬼は、人間を超えた存在として、燈が想像していたどんな魔術師やオカルトの存在よりも遥かに強力で、燈の力を完全に圧倒した。吸血鬼の力によって燈は、完全に弄ばれるような形で捕らえられ、異常な身体変化を遂げることとなる。

 この吸血鬼による弄ばれ方が、燈のグール化の始まりだった。吸血鬼は、燈を自分の力で変容させることで、燈の身体に新たな「死者の力」を植えつけた。燈はその変化の中で不安と恐怖を感じながらも、次第に自らの力を受け入れることを余儀なくされていった。

 その後、燈は吸血鬼と魔術師に対する復讐心を胸に、必死に自らの力を制御しながら戦い続けることとなるが、グール化した力に頼らざるを得ない自分に、次第に自らを恐れるようになる。

【警察を辞め、探偵へ(25歳)】
〈警察を辞める決断〉
燈の心の中で、次第に強くなっていったのは、自身の力に対する恐れと、変わり果てた自分に対する深い不安だった。吸血鬼との遭遇と、グール化によって身に宿った異常な力は、彼女にとって制御しきれない存在となり、日々自分の中で暴走しそうな力と戦っていた。

彼女は、最初は自己の抑制と仕事を通じた社会貢献を信じ、警察官として戦い続けた。しかし、次第に人間らしさを失っていく自分に耐えられなくなっていった。特に、毎日のように目にする死者や異常な事件に触れることで、燈は “正常”であることの価値を見失い始めた。

警察としての使命感や正義感はもちろんあったが、その裏で燈は次第に、「警察の枠を超えた真実」を追い求めるようになった。一度、魔術師や吸血鬼といった存在に対峙した後、燈は物理的な捜査では到底解決できない案件に手を出したくなった。警察という組織に縛られず、より自由に、しかし自己の限界を知りながら深層に迫る調査をしたいという欲求が高まっていった。

ある日、燈は決断する。「自分が警察官である限り、解決できない案件が多すぎる」と。警察の立場では、オカルト的な真実を追求することは許されなかったし、もっと言えば自分の異常な力を持ち続けることに、組織内での立場が危うくなる可能性も感じていた。警察にいる限り、“普通”の人間として接しなければならないという圧力を感じる一方で、彼女自身の力の正体と、異常者たちが絡む真実を探し続けたかった。

その結果、燈は警察を辞め、独立して探偵となることを決意した。警察時代に培った捜査技術を駆使しながらも、警察の枠を超えた案件を解決するために、自らの道を切り開いていった。

【探偵としての新たなスタート】
 探偵業を始めた燈は、最初は警察時代の知識と経験を活かして、民間の依頼を受けていた。多くの依頼は、不倫調査や行方不明者の捜索、盗難事件の調査といった一般的なものであったが、燈は次第に異常な事件にも手を出すようになった。自らが経験した「異常な力」を追い求めるように、次第にもっと超常的な案件に足を踏み入れていった。

 燈は、警察時代に封印した記憶や力を再び解放することになり、次第に自らの力を 完全に自分のものとするために、探偵としての独立した仕事を進めていった。普通の探偵では手に余るような依頼も受け、より不可解な事件や異常な存在を追い求めていくようになる。

 燈の探偵事務所は、一般的な探偵事務所とは異なり、オカルトや異常事態に特化しており、噂を聞きつけた依頼人が訪れることが多くなった。彼女は自身の特殊能力と、警察時代の捜査技術を駆使して、様々な超常的な事件を解決しつつ、その裏に潜む真実を探し続ける日々を送っている。

【探偵としての苦悩と成長】
しかし、燈の中には常に内面的な葛藤があった。グール化してしまったことによる恐怖と、今後の人生に対する不安。その上、彼女の力は確実に人間性を蝕んでいくという事実を否定できなかった。燈は、その力をどう扱うべきか、そしてこの力を持った自分が人間社会にどのように存在するべきかを、常に問うていた。

それでも、燈は探偵業を続ける中で、次第に自らの力を受け入れ、調和を取る方法を見つけていった。彼女にとって、依頼を解決することは単なる仕事ではなく、自己を保つための戦いであり、また異常な力と人間社会を繋げる橋渡しでもあった。

燈は、今後も普通の探偵では扱えないような事件に立ち向かいながら、自らの力を抑え込むための方法を模索し続けることだろう。彼女の中で、次第に**「普通であること」と「異常であること」**の間で揺れ動く心情が深まっていくのだった。



【刑事課同僚(18~22歳)】
上司:河野 隆司(こうの たかし)
年齢: 52歳
職業: 刑事課 課長(警部)
性格: 豪快で義理堅い、部下思いの熱血漢
特徴: 燈が刑事課に配属された際、最初の上司となる人物。部下のことを非常に大切にしており、時に家庭の問題まで面倒を見る。燈の陽気な性格と皮肉を最初はやや警戒していたが、次第に彼女の 真面目な仕事ぶりに信頼を寄せ、非常に仲良くなった。
関係性: 燈が警察を辞める時も 惜しまれながら送り出された存在。彼女の力になりたかったが、 警察組織のしがらみや 不慣れな事件対応には限界を感じていた。

相棒:篠原 貴久(しのはら たかひさ)
年齢: 31歳
職業: 刑事(巡査部長)
性格: 冷静で理知的、少し 内向的だが実は情に厚い
特徴: 燈の刑事課時代の相棒。篠原は非常に理論的で、事件の細かい部分にも手を抜かないが、初めは燈の陽気さや行動力を評価しきれず、やや ぎこちない関係だった。しかし、数々の事件を共に解決する中で、燈の真摯な姿勢を理解し、互いに信頼し合う良い関係となった。
関係性: 燈の退職に際しては複雑な気持ちを抱きつつも、彼女の意志を尊重して送り出した。燈が変わる前の形のままで、彼女にとっては大事な存在だった。

同僚:井上 美紀(いのうえ みき)
年齢: 29歳
職業: 刑事(巡査部長)
性格: サバサバした性格で実務能力は高い
特徴: 燈の同期であり、刑事課でも長い間共に過ごしてきた。実力派であり、直感力と現場対応能力が非常に高い。彼女自身は燈の陽気さを面倒くさいと思うこともあったが、 的確な捜査力に頼ることが多かった。
関係性: 刑事課を辞める際には少し寂しさを感じつつも、燈が自分の道を進む決意に理解を示して送り出した。

部下:田村 聡(たむら さとし)
年齢: 23歳
職業: 刑事(巡査)
性格: 真面目で若干堅物だが、芯はしっかりしている
特徴: 燈が刑事課で教えた若手の部下。田村は非常に真面目で、ちょっとしたことで悩むことが多く、燈がよく 励ましたりからかったりしていた。燈の陽気さが彼にとっては よい刺激となり、最終的に彼自身も成長を遂げた。
関係性: 燈が警察を辞めた際、尊敬していた先輩がいなくなることに戸惑いつつも、彼女の決断を支持する姿勢を見せた。

【特殊事件捜査係の同僚(22~24歳)】
上司:藤田 稔(ふじた みのる)
年齢: 45歳
職業: 特殊事件捜査係 係長(警部)
性格: 冷静で有能、理論的な判断を重視するが優しさも持つ
特徴: 燈が異常事態に関わることが増えた時の上司。非常に冷静で、データや証拠に基づいた対応を重視するが、部下への配慮も忘れない人物。燈の能力に関しては多少 不安に思うところもあったが、彼女の仕事ぶりを信頼していた。
関係性: 燈が特殊事件捜査係でどんな事件にも果敢に挑戦する姿勢を見て、彼にとっても大きな信頼を寄せる存在となった。

相棒:江口 奈緒(えぐち なお)
年齢: 27歳
職業: 刑事(巡査部長)
性格: 社交的で直感力が鋭い、感情的に反応しがちだが仕事は迅速
特徴: 燈の相棒で、非常に感情的で直感的な捜査を得意とするが、時折冷静さを欠くことがあり、燈がそのバランスを取る役割を果たしていた。江口自身は燈の陽気さを非常に好み、何か困ったことがあれば相談に乗ってくれる存在。
関係性: 燈とのコンビは非常に息が合っており、互いに信頼して仕事を進めていたが、燈が特殊事件捜査係を辞めた時には気持ちが沈み込んでしまうこともあった。

同僚:高田 優子(たかだ ゆうこ)
年齢: 35歳
職業: 特殊事件捜査係 刑事(警部補)
性格: 落ち着いた性格で知識豊富、しかし時に冷徹になりがち
特徴: 燈が特殊事件捜査係に配属された当初からの同僚であり、非常に知識が豊富な人物。理論的な捜査に重きを置いており、時に燈の陽気さに 嫌気が差すこともあったが、捜査の実力には敬意を払っていた。
関係性: 燈が仕事で壁にぶつかる際には冷静なアドバイスを送ることが多く、最終的には燈の異常な能力に関してもある程度理解を示している。

部下:野村 拓也(のむら たくや)
年齢: 24歳
職業: 特殊事件捜査係 刑事(巡査)
性格: 頼りがいのある性格だが若干粗雑な部分も
特徴: 燈が特殊事件捜査係に移動した際に、直属の部下となった若手。野村は非常に積極的に行動し、現場で即断即決を心掛けるものの、細部に対して少し粗雑な部分があり、燈が何度も補佐をしながら指導した。
関係性: 燈の陽気さに引っ張られ、時折おちゃらけた部分も見せるが、彼女の指導のもとで着実に成長していった。
マクロ:

マクロ名|実行コマンド

SAN値チェック|1d100<=#SAN値 SAN値チェック

アイデア|1d100<=#アイデア アイデア

知識|1d100<=#知識 知識

幸運|1d100<=#幸運 幸運

応急手当|1d100<=#応急手当 応急手当

医学|1d100<=#医学 医学

精神分析|1d100<=#精神分析 精神分析

聞き耳|1d100<=#聞き耳 聞き耳

鍵開け|1d100<=#鍵開け 鍵開け

図書館|1d100<=#図書館 図書館

目星|1d100<=#目星 目星

言いくるめ|1d100<=#言いくるめ 言いくるめ

オカルト|1d100<=#オカルト オカルト

クトゥルフ神話|1d100<=#クトゥルフ神話 クトゥルフ神話

回避|1d100<=#回避 回避

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キャラクターID: 173926326980mokotanzea2002

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本作は、「株式会社アークライト」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。

Call of Cthulhu is copyright (C)1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc.
Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc.
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