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🤔 ラインを守ろう!(長文故畳みます) (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)別に大げさでも複雑でもありませんことよ! 要がするに、皆様の楽しんでいるTRPGでお互いのラインを守りましょう、 それだけのことにございます。 さて、ここにいらっしゃる皆様、本当に様々なTRPGをプレイしていらっしゃることと思います。 時にファンタジーの世界で剣と魔法で戦い、 時に神話生物と丁々発止のやり取りを繰り広げ、 時に超能力者として人々の争いに介入していらっしゃることでしょう。 まぁ私はソードワールド2.5しかやっておりませぬ故、 話の主題がどうしてもそっちに寄って行ってしまうのですがご容赦くださいませ() さて、このソードワールド2.5を引き合いに出して話を進めさせていただきましょう! 舞台はいわゆる剣と魔法のファンタジー世界での冒険者を描いた物語なのですが、 舞台設定にはかなり融通の利く要素がございます。 そもそも世界地図には世界観のメインとなる大都市や国家、 地形以外の細かい部分は空白になっており、シナリオ作成の際には自由に街や村を作り出すことも可能! 魔動機文明時代という、一回滅んだテクノロジー隆盛期があるがゆえに、 メカメカしい敵や技術をそちらに繋げることでシナリオ上出すことも可能! そして最たるものはシャロウアビスと呼ばれる領域であり、 冗談抜きでシナリオ製作者の自由意思によって何でもアリなフィールドを作り出すことができます。 日々シナリオ製作者の自由な発想の元、様々な面白ダンジョンが作りだされていることでしょう! では、「こういった自由はどういった背景で担保されるのか?」について頭を巡らせますと、 根幹にある「世界観」なのではないかと私は考えております。 たしかに、上記にあるように剣と魔法のファンタジーにしては相当な自由度を誇るソードワールド2.5ですが、 根本的な設定として、たとえば、 ・人族と蛮族という対立構造 ・PCとして選べる様々な種族の特徴 ・存在する様々な国家や都市の文化的、地理的、政治的な特徴 など様々な背景が公式から提示されているわけです。 これらと向き合い、面白いシナリオを作れるかどうか、魅力ある設定やRPのPCを作れるかどうか、など PLやGMは日々向き合うことになるのではないでしょうか。 そういった、ある種こういった『お約束』を破ることにより面白さを演出する手法もございます。 たとえば、 人族と蛮族が協力するシナリオがあってもいいし、 元来身長の低いことの多いドワーフ族が高身長であってもいいし、 魔法を重視する国家が、シナリオ上の都合で魔動機(大雑把に機械のコトと思ってください)をバンバン使ってたりしてもいいでしょう。 そういった「お約束破り」が独自性を生み出しまたシナリオの面白さやPCの魅力に繋がっていく、 これはこれで実に素晴らしいことです。 しかしながら、これらの例は「お約束」を破っているわけです。 どこまで破っていいのか、破ることを許されるのか、これは実に難しい問題でして。 一人ひとりごとに物差しの違う話になってきます。 「じゃあどうすればいいのよ?」ってことになる訳ですが、答え自体はさほど難しくないと思います。 参加者(PL、GM含む)に設定的に明らかにお約束破りな(と思う)ところをちゃんと事前に確認し、 理解を求めましょう。 シナリオであれば 「これは人族と蛮族が協力して冒険するセッションです」と募集要項に注意書きを添えたり。 PCであれば 「このドワーフは幼少期から栄養的に恵まれ非常に高身長に育ちました」との設定を分かりやすく示したり。 ポイントを抑え、明記する。 これで「人族と蛮族が協力するのはおかしい!」と思う人はそのセッションを避けようとするし 「ドワーフがここまで高身長なのはおかしい!」と思う人はそのPCに「ちょっとどうだろう」と言うことでしょう。 TRPGは人が集まって遊ぶ都合上、 それぞれのメンバー同士の理解と納得があれば皆で楽しく遊べるのではないでしょうか。 とはいえ、あまりに窮屈なのも嫌ですし、 PL、GM共に他者のラインというものをうっかり踏み越えることもあるかと思います。 ある程度は、上手い事許し合ってやっていきたいものですよなぁ。 それが自分の想像を超えたPCやシナリオの面白さに繋がっていくと考えるとちょっとワクワクするし(変人の思考) まぁ言うて私はさほど厳しい方ではないというか、GMやってるときは、 場にふさわしい面白RPや面白設定を持って来たPLにはついつい判定にボーナスを与えちゃったりもしますが() (この辺りは私のセッションに参加したことのある方々には分かるかもしれません()) ただ、そんな私でも一応許せないラインというものがございまして…… (特にGM時。同卓PL時は思うことはあってもそれとなくいうぐらいで基本その場のGMが許すならしゃーないのスタンス) ・データ上明確に公式設定より有利なオリジナルデータを他所へいきなり持ち込み ・PCとして採用される種族の根幹設定の改変(特によくあるのが一部種族の容姿) この辺りは正直勘弁してもらいたいです。 オリジナルアイテムを設定できるのは大いに魅力なのです。 自分専用の設定、アイテム。大いに結構!こういったワードに心躍るのは私も分かります。 ただ、適用する場は選んでほしいなと。 特にいわゆる野良と呼ばれる「不特定なメンバーと遊ぶ場」に持ち込むPC。 たとえばゲームバランスを崩す恐れのあるオリジナルアイテムをローコストでバンバン運用されてしまうと、 そのPCだけが無双するつまらないセッションになりかねません。 強かろうと公式から提示されているデータであればなんとか飲みこむことも出来ましょうが、 それをオリジナルなデータでやられるとどうでしょうか?ゲームバランスなんてあったもんじゃないでしょ? なお、出来るPLさんたちは例えばオリジナルアイテムや設定に対し、 あらかじめ「これを使ってもいいでしょうか?」「これは使いません」などといった対応が出来てる方が……。 正直私もうかつなところはあるのでこれは大いに見習いたい姿勢ですね……。 で、種族の根幹設定の改変。 たとえば、ソードワールド2.5には「タビット」と呼ばれる直立歩行するウサギや 「リルドラケン」と呼ばれる竜がそのまま人型になったような大柄な種族がございますが、 これをウサギだからとバニーガールのイラストで作成されたり、 竜だからと美少女に角や尻尾が生えた程度のイラストで作成されたりすると、 「これもう違う種族だよね?」って思ったりします。 (まぁこの二つの種族はキャラクターのイラストを用意するのが極めて大変という別方面の事情はありますが) 人によっては「それは別にいいんじゃね?」と言われるかもですが‥…。 ともあれ、私にもこれぐらいのラインはある訳です。 ただ、そういうことに関してちゃんと確認を取ってくれる、 そういうPLさんたちなんかは大事にしていきたいですなぁ。 ということで、参加者全員がお互い気持よくセッションできるように、 「お互いのラインを守ろう!」 「でも固すぎるのもなんだからある程度は許していこうよ!」という話でした。 五月蠅く聞こえる方もいらっしゃるかもですが、 たまにはこういう話でもということで平にご容赦を・・・() 長文乱文大変失礼いたしました。 皆様、よきTRPGライフをお楽しみくださいませ!
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