【新CoC】鎧-3

ぶいしむ
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登録日:2021/05/28 14:04最終更新日:2021/05/28 14:04

【シナリオの概要】
舞台は西暦1890年代、夏のイギリス。
探索者のもとに、死んだ父の友人だという貴族の男から手紙が届いた。何でも父が所有していた骨董品の全身鎧を譲って欲しいというのだ。高値で買い取る旨の申し出に心引かれた探索者は、売却を承諾する。
高齢かつ病身で遠出できない貴族に鎧を引き渡すため、探索者たちはイングランド北部の田舎町へ向かう。

【キャラクター】
フリーダ(葉月たまのさん)
https://trpgsession.click/character-detail.php?c=162024349944tamano007&s=tamano007

チャック・マヌエル・フォン・サンドフォード(ガランガランさん)
https://trpgsession.click/character-detail.php?c=162021164409garangaran1111&s=garangaran1111

エルドレッド・ジンデル(ノルトレフューさん)
https://trpgsession.click/character-detail.php?c=162026830874IM037&s=IM037

【ダイス】
新ココフォリアで専用の部屋を作りました。ダイスロールはこちらでお願いします。
https://ccfolia.com/rooms/rE6YOI_CE

【ハウスルール・セッションの進め方】
参加者の方はご一読ください。
https://trpgsession.click/comment-detail.php?c=vsimaginater2020&i=vsimaginater2020_162043384539
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ぶいしむ
80. ぶいしむ
2021/06/07 13:30
 さて、どうでしょうか。皆さん、心当たりがないかどうかINTロールで判定してみてください。
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ガランガラン
79. ガランガラン
2021/06/07 09:55
ちなみに記憶とか記録とかは無い認識で大丈夫ですよね…?
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ぶいしむ
78. ぶいしむ
2021/06/06 20:46
>チャックさん
 チャックさんがそう言うと、マロウン卿は興奮した様子で身を乗り出します。

「いやいや、サンドフォードさん、私は亡霊が憑いていても一向に構いません!アーサーの鎧が、巡りめぐってジェームズの子孫である私のところへやってきた。何か運命めいたものを感じるじゃありませんか!むしろ、益々欲しくなりましたよ」

>フリーダさん
「うーむ、アーサーの墓参りですか。生憎ですが、墓がどこにあるのかまでは分かりませんね」

「書物を見るのは構いませんよ。ただ、アーサーを天国に送ってやる助けになる本があるかというと......いささか自信に欠けますな。どちらかというと、教会に相談した方がよい類いの話ではないでしょうか」

 そう言った後、マロウン卿は少し考えるようなそぶりを見せます。

「......そういえば、先代のサンドフォード卿やその前の持ち主は、鎧のことを何か書き残していないのですか?以前にも、同じような騒ぎがあったならば、記録に残っていてもおかしくないと思うのですが」
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ノルトレフュー
77. ノルトレフュー
2021/06/06 18:56
(なんと……そのようなことが)
 どんな感想を抱いたらいいのか悩ましい。当時の誰にも問題があったといえる。
 自分は、チャック様の……旦那様の命に従おう。
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ガランガラン
76. ガランガラン
2021/06/06 16:49
「なんとその様な来歴があったとは…。」

チラリと鎧を見る。

「残酷な処刑方法の割には随分と鎧は綺麗な状態で残ったのものですね。
……イヤそもそも、その様な鎧を残しておいたとは…父上は知っておられたのか…全く。」

ふぅ、と小さく溜息をチャックはついてマロウン卿に向き直る。

「その様な曰く付きであったとは…このままでは卿に売れませんな。
何か対策やら取らねばなりませぬな。」
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葉月たまの
75. 葉月たまの
2021/06/06 16:42
==============================
なるほど、そういう話だったのか、とあたしは納得する。
今のところ、アレクサンダーさまの話に、矛盾はない。
「なるほど……でしたら、そのアーサーさまを成仏させてあげたいです。どうやったら成仏するのか、調べたいので、この館の書物を閲覧していいですか? あと、お墓もあとで尋ねて、花束くらいは備えてあげたいです」
とりあえずアーサーさまの成仏する方法を調べてあげたいな!
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ぶいしむ
74. ぶいしむ
2021/06/06 16:39
続きです。下のレスから読んでください。
==============================

「これには、ジェームズも流石に激怒しました。そのとき、ジェームズは戦場にいたのですが、事が発覚すると、同じく戦場にいたアーサーを自分の元に呼びつけました。そして、敵との内通という罪をでっち上げると、すぐに死刑を言い渡したのです」

「ただ首を切るだけでは気が収まらなかったジェームズは、アーサーを特別残酷な方法で処刑することにしました。大釜一杯に煮えたぎる湯を沸かし、震えるアーサーを鎧ごとその中に突き落としたのです。アーサーは世にも恐ろしい悲鳴を上げながら、生きたまま茹でられ、死んでいったと伝えられています」

「……今日、起こったことから察するに、この鎧にはアーサーの亡霊がとり憑いているのでしょう。長い眠りについていたアーサーの亡霊が、自分を惨死に追いやったジェームズの元に、再び連れていかれると察し、恐怖のあまり逃げ出した――そんなところではないでしょうか。何せ、このマロウン館の敷地には、ジェームズの墓もあるのですから」
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葉月たまの
73. 葉月たまの
2021/06/06 16:34
==============================
あたしは特に疑念もなく、話を聞いていた。
勿論、アーサーさまの言葉は信じてるけど、それはアレクサンダーさまが悪いというのとはまた意味が別だからだ。
今のところ、あたしにはアレクサンダーさまは好意の持てる人物の気がする。

引き続き、会話には割り込まず、あたしは話をきいて相槌をうつのに専念する。
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ぶいしむ
72. ぶいしむ
2021/06/06 16:33
「なるほど。やはりそうでしたか......。いえ、鎧の様子と、先ほどのフリーダさんの話とを、併せて考えたときに、少し、思い当たることがありましてな」

「亡霊の正体は、かつて当家に仕えた騎士、アーサー・フレミングかもしれません」

 マロウン卿は深いため息を一つつくと、再びあなた方の方を向き直り、アーサー・フレミングの伝説について語り始めます。

「マロウン家は中世以来脈々と続く、この地方の由緒ある貴族の家柄です。マロウン家の男たちは、特に武勇に優れていることで知られており、歴史に名が残る武将を出したことも、一度や二度ではありません。もっとも、私には、その面の才能は全くありませんがね」

「さて、その武勇に優れた先祖たちの中にジェームズ・マロウンという男がいます。15世紀、ばら戦争の時代に活躍した武将です。ジェームズは指揮官として優秀だっただけでなく、戦士としても一流で、特に槍の腕前は素晴らしく、イングランド中の評判だったと言われております。また、愛妻家としても有名で、フランス貴族の娘であるコンスタンスという妻を大層愛し、一緒にいられる時には、いつも傍に置いていました」

「このジェームズ麾下の騎士の一人が、アーサー・フレミングです。アーサーは、今で言うならスポーツ万能の騎士で、剣、槍、弓矢、乗馬、水泳と、何をやらせても中々の腕前を示します。おまけに、類い稀なる美青年で、肉体の方も全身にバランスよく筋肉がつき、均整がとれている」

「騎士としてならば申し分のない男に見えますが、人間誰しも欠点というものがあります。彼の欠点は、無類の女好きというところでした。農家の娘や酒場の女に始まって同僚の妹や修道女まで、まさに手あたり次第。色々な女と関係を持っては、問題を起こしているような男だったのです」

「とはいえ、騎士としては優秀ですから、主君のジェームズもはじめのうちは目を瞑っておりました。争いの絶えない時代、自分の部下には、一人でも多く、強い騎士を揃えておきたかったのでしょう」

「ところが、ある時、アーサーが、あろうことか、ジェームズの妻のコンスタンスと関係していることが明らかになったのです」
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ガランガラン
71. ガランガラン
2021/06/06 12:18
「?
マロウン卿は亡霊の正体をご存知なのでしょうか。
確かその様な人物だったと思いますが…じっくりと見たわけではないので…。」

チャックは亡霊の事を知ってそうなマロウン卿に対して少しばかりの疑念を抱いていた。
あのアーサーと名乗る亡霊の嘆願もあったが、動くと言って嬉々として調べに行く好奇な性格に対しても不信の念を持ちはじめていたのだ。


情報は小出しにしていくのだ!
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