幾年のこひ②

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登録日:2019/04/22 19:21最終更新日:2019/04/22 19:25

幾年のこひ/ユーガタ様作
探索者の友人、苦ヶ原黄太(くがはらおうた)の依頼でいなくなった彼の娘を探しながら煮えたり煮えなかったり戦ったりする、大正 帝都を舞台にしたシティ系シナリオです。

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0-53
10. 0-53
2019/04/22 21:30
堂本「ふむそこに行ってみるか早めに見つけたいところだが。」
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angel653
9. angel653
2019/04/22 21:27
あなたたちの話を聞いていたカガが「情報収集なら、銀座のミルクホール真世界に行くのがいいんじゃないっスか?あそこは人も多いし、何かしら情報得られると思いますけど」とドアの近くで壁に凭れ、練り切りを頬張りながら言います。
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サンマEx
8. サンマEx
2019/04/22 21:18
牧園「まるで幼子に玩具を買い与えているようで微笑ましいではないか」
ハッハッハ、と笑っていますが、ふと正気に戻り
「しかしどこにいるのであろうな…甘味処とかか?」
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あーこ
7. あーこ
2019/04/22 21:09
幸村「そういえば中身までは興味が湧かなくて読んでいなかったな。
ただ部屋中恋愛小説だらけだったよ。
苦ヶ原のやつ、何を買い与えているんだか…。」
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0-53
6. 0-53
2019/04/22 21:04
堂本「目の色が変わっているか見つける事が出来れば判別は容易だな見つけられればな…」
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サンマEx
5. サンマEx
2019/04/22 20:48
では日記を読んで
牧園「ほう、あの苦ヶ原がなかなかどうして父親をやっているではないか」
と笑っています。
「で、幸村さん。この恋愛小説とやらはどんな内容のものが多かったのだ?」
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あーこ
4. あーこ
2019/04/22 20:14
幸村もノートをのぞき込みます。
幸村「ほう、使った細胞はしょごすというのか。
全く奇怪な名前だなぁ。
しかし騒ぎになるほどというのはどれほどの物なのか。
これは悠長に部屋を調べてる場合ではなく探しに行った方がよさそうだな。
しかしどこに行ってしまったやら皆目見当がつかない。
彼女の日記にもこれといった手掛かりがないんだよ。」
と、部屋で見つけた日記を2人にも共有します。
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サンマEx
3. サンマEx
2019/04/22 20:12
牧園「それはいかんな、速く連れ戻さなければならん」
まあ、牧園はその細胞を見てないからどうなるかは知らないですが、堂本の焦りようから大変なことになると考えてます
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0-53
2. 0-53
2019/04/22 19:33
堂本「まずいな夜までに決着をつけないと僕が見た細胞に戻るのか間違いなく騒ぎになるぞ。」
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angel653
1. angel653
2019/04/22 19:21
ノートの断片は苦ヶ原の研究メモですね。
最初の方は真面目に書いているのに、最後には所感が混じっている。
苦ヶ原らしいと言えば苦ヶ原らしい。

『やはり母体を使わずに人体を生成するのは難しいようだ。どうしてもまがい物になる。ふーむ、困った』
『南極の地に眠る冒涜的な生物の細胞を入手した。聞いた所によるとその生物はしょごす、というらしい。これなら一から人体を生成することが出来るのではないだろうか!!嗚呼、今からいじるのが楽しみだ!』
『やはり眼球の細胞は精製が難しかった。何度やっても結膜が黒く濁り、星のような点が混じる。なので「星子」と名付けた。うんうん、我ながら良い名前だ』
『星子の細胞が足りないので、四割ほど人間の細胞で補完してみた。基盤はしょごすだが、本来あり得ない組み合わせをしてしまった為、不死性の消滅と弱点が生じたようだ。これをどうするかは後日考える』
『今の所拒否反応や暴走などは見られない。経過は良好だ。しかし深夜になると、日中人 間体でいることの疲労からか、しょごす体に戻ってしまう。これは弱点を修正することで改良できそうだ。夏までには何とかしたい』
『元のしょごす細胞のためか、人並み以上の能力を持っているようだ。測定器がぶっ壊れた。腕力と速力が人並以上だ。まあ完璧な人間には程遠いが、それも愛嬌ということで何とかなるだろう』
『星子は僕の創った子だから、僕の娘ということになるんだろうな。ならば友人たちにお披露目しなくては! 彼らは驚くだろうか? 楽しみだ!』
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