喫茶ギアⅤ

ギア
ギアスレッド試作ギアタウン[web全体で公開] 押されたいいね! 0
登録日:2019/09/28 14:49最終更新日:2019/12/31 17:01

喫茶ギアⅣ続き
以下の決めごとに則り楽しく交流すること
・礼儀礼節を忘れず、他者に害をなす言動の一切を禁止
・遺恨を生まない。ここで起こったことのすべては自己責任とする
・参加探索者は登録スレッドにコメントを残すこと
・セッションに関係を引き継ぐ場合には第三者に配慮しKPに確認を取ること
・RPの方法、行動の表し方は自由であり定型化しない
・初来店者は全力で歓迎する
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みおと
101. みおと
2019/09/30 22:42
向島「……そうですよ…そうですよ!!
冬虎さん、もっと言ってやって下さい!!
あの時みたいにカッコよく、ビシーッと言ってやって下さい!!」

ズビーッと鼻水をティッシュでかみながら
急にヒートアップする向島です。
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9696x1341
100. 9696x1341
2019/09/30 22:42
神室「……死に急いでいるつもりは有りませんよ…
ただ、人の一生は短い…いつか必ず避けられないその時は来ると、そう思うだけです……

怖がらせてしまって…本当にすみません…
向島さんにも、生きていて欲しいと思います。

死んだら無意味、とは限りません。それこそ遺したモノの意味が無くなってしまうと感じます。
死んだ経験は、解らない……それでも……あの時それは俺のすぐ目の前に、確かにあった…なら。生きている間に、俺が俺である間に…やれる事をやりたいだけなんです」

泣き出した向島さんを少し困った様子で見て居たが、冬虎さんの言葉にそちらへと顔を向ける。
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しょーちゃん(9月〜新規卓×)
99. しょーちゃん(9月〜新規卓×)
2019/09/30 22:33
冬虎  「む…助手を取ったばかりなのに、どうした。そんな弱腰で。まず一つ、言っておこう。私自身、3回ほどになるか…怪奇的事件に遭遇しているが、そのどれを取っても、最後まで生きて帰る希望を捨てたことはない。
向島くんの言うとおりであるぞ…
死ぬかもしれない、などと弱音を吐くんじゃない。
生きる!と、まずここで決めるのだ。心の奥深くでしっかりと決心するのだ。そして最後の最後まで足掻いて見せるのだ。それがどんなに見すぼらしかろうと、生きてなんぼ、だ。神室青年よ。
何より、小梅くんを1人残して、逝くなんて事は、この私が許さん。うむ。

書き残すという仕事は、大切な事だ。
怪奇的事件は…拒否する間も無く唐突に巻き込まれる…ようであるからな…。
男であるならば、しっかりと働き切ってから、死ぬのだ。まだまだ、君は働くべきだ。
まぁ…これは私の人生観であるがな…参考程度と思ってくれ…」
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みおと
98. みおと
2019/09/30 22:22
神室さんの話を聞きながら、向島は、ふぇぇぇ…と情けない声をあげながら泣きだしてしまいます。

向島「やめてくださいよぉ…本当に怖いんですよ…何でこうして私が生きてられるのかわかんないんですよ…もう次はないんだって思うんですよぉ…。
何があるのかわかったって、死んじゃったら意味ないじゃないですか。
あとの人に知らせたって、神室さんが死んじゃったら意味ないじゃないですか。
そんな……死に急ぐみたいな考えで……あんなところに行っちゃダメですよぉ……。
何があっても生きて帰る……その気持ちが無いと簡単に飲み込まれちゃうんですよ……私達なんて……っ!!」
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しょーちゃん(9月〜新規卓×)
97. しょーちゃん(9月〜新規卓×)
2019/09/30 22:18
冬虎 「  む…店員さん…申し訳ない…人と話すのが久しぶりだったものでな…声量の調節を間違えたようだ…」
ヒソッ「( うむ…この本は…それまでの品であるか…承知した。カバンの中に入れておこう…ご忠告、感謝する。 )」

小梅  ぽけー
怖い話を聞いて、恐怖しすぎた小梅は、トリップしている。
冬虎は、小梅の肩を優しく叩く。トントン
小梅  「…!ふぇ?!」
冬虎  ヒソッ「(小梅くん、ここは怪談を引き続き話すようだから、ここは私に任せて、あっちで遊んでくるといいぞ。ほら、向島くんから、飴を頂戴したぞ。ほら、私からはこれだ。コーラ味のチュッパチャプスだ。これでも食べて、元気を出すといい。)」
小梅  「うわー!冬にい!分かってるね!流石だよー…」
それでも小梅はまだ、身震いしている。
冬虎  「ど、どうしたのかね、小梅くん?」
小梅  「い…いや…怖い話すると…ね?周りの気温が…下がるよね…あれってさ…絶対、怖い話につられて、幽霊さんがきてるんだよ…もう…だめだぁ…あたし…夜トイレ行けないよ…」
冬虎  「む!幽霊など、いないぞ、いない。小梅くん。私を信じるのだ。もし現れたら、私のこの自慢の角(リーゼント)で追い払ってやろう!ぶんぶんと振り回せば、奴らも消えてなくなるに違いない。うむ!そうだぞ!安心するのだ、小梅くん。」
小梅  「へ…へへ…。うん…!分かった、冬にい!怖くなくなったよ〜…しょうがないなぁ…今日のお会計は割り勘にしておいてあげるよ♪ 甘いもの食べて、すっぽり忘れよ〜っと!」
カタッ!と勢いよく席を立って、
小梅  「かのんちゃん!甘いものだね!甘いもの!食べよ!☆」
カウンター席にトテトテと連れ立って歩いて行った…

冬虎  (わ…私は、社会人なのだが…割り勘というより…私が出すべきだと思うのだが…後でサクッと会計を済ませておくか…)
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9696x1341
96. 9696x1341
2019/09/30 21:46
神室「……俺はまだ、俺が死んだ経験は有りません……
ですが、知人がそんな体験をしたそうです。

どれだけ時間を費やしても、どれ程の知識を得ようとしても…その深い混沌の鱗片すら知る事など…出来ないかも知れません。
知れば、知らなかった頃には戻れない。意識が忘れても無意識がそれを許さない。

…俺は恐らく、この好奇心で死ぬかも知れません…
ですが、先人達が遺した断片が俺達を導いてくれました。
なら、記し残す事が必要だと思っています。

怖くない…なんて、言えません。正直…俺も怖くて堪りません…無駄かも知れませんし、無意味かも知れません。
それでも……俺は調査を続けるつもりです」
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みおと
95. みおと
2019/09/30 21:25
向島「…しょうこちゃんの事は、本来に残念でした…。」

わかりますよ神室さん、私だって知りたくてたまらない。しょうこちゃんの身に一体何が起こっていたのか。
あの子と同じようになるのは怖い。そう思ってしまった私にはもう二度と、それを知ることは出来ない。

でも、時間がたつごとに湧き上がって来るんですよ。
知りたい、知りたい。覗くことが躊躇われる深淵の中には何があるんだろうって。

神室さん、私、いっかい死んだんですよ。
ひとりぼっちで…、怖くて…、不安で…
頑張って調べたけど…、私だけじゃ何にも分からなかった…。
何にも分からないまんまで死ぬのはイヤです…。」
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9696x1341
94. 9696x1341
2019/09/30 20:00
向島さんの言葉に目を開いて顔を上げる。

神室「……怪談話なら、楽しく聞く事も出来るのでしょうが…俺が興味を惹かれているのは、踏み込むべきでは無い怪異の話です…あの一件から、考えない様にしても頭の中から離れない、あの様な出来事が何処かで起きているのでは?…そして、誰かが彼女の様な悲劇に遭っているのでは?
考えても考えても何も解らない。恐怖を思い出す事もあります…出来る事など、何も無い。ただ自分の気が狂ったのだと……それでも、それは現実で、事実で…真実だった。
…だから俺は少しでも情報が欲しいんです…」

向島さんと共に目にした友人の末路を思い起こし、静かな瞳が真っ直ぐに相手を見据えている。
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みおと
93. みおと
2019/09/30 19:33
向島「神室さん、すみません。違うんですよ、話したいのはやまやまなんですけどね。

私は、怪談を聞いてくれる相手と、一緒に楽しみたいと思って話してるんですけども、
この話はどうも…話そうとしても全然楽しくないんですよね。
最近の私の体験とかネタにしようとすると、そんなのばっかり。
ただひたすら悲しかったり、思い出すのも嫌なくらい、怖くて残酷だったり…。
怪談師さんや、友達が聞かせてくれるような、ワクワクするようなお話とは、何かが違う…。
怖いものみたさで踏み込んじゃいけない、何かがあるような気がしてます。

前は、怪談好きの友達と一緒に心霊スポットとかに遊びに行ってたんですけどね。…ちょっと行けなくなっちゃいました。
ようは、スランプなんですよね…。」
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みおと
92. みおと
2019/09/30 19:15
向島「小梅ちゃんごめんな、怖がらせてしまって。
これ良かったら、あっちのお友達と分けてーー。
マスターに見つからんようにしてね?」

そう言って向島は、カバンからアメちゃんをひとつかみ、
小梅ちゃんに渡します。
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