FC10話「博士のシュワシュワ作戦」後

ノーススター
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登録日:2022/02/11 15:27最終更新日:2022/02/11 15:27

※戦闘後

[メイン] エデ : 「うわー! あんなの倒せるなんてすっごいですね!」

[メイン] シグルーン型 : 「本社に連絡、耐用年数が315年経過、修理を要請」

[メイン] シグルーン型 : 色々あったがドラッグストアについた

[メイン] トワ : 「最近の若い子ってのは凄いねえ。この老骨の腰は今にも砕けそうじゃよ」

[メイン] チルディ=ランスター : 「シグルーンさん....あんたの言う本社、恐らくもう滅んだわ」魔動機文明語

[メイン] ルファ : 「どれがカフェラなのだわ?」

[メイン] アーガヴィ : 「想定以上に消耗したな...」

[メイン] スペリオー・ドーラ : 「あなたは見た目は若そうですけどね」

[メイン] ルファ : と、トテトテと探しに行こう

[メイン] アーガヴィ : あ、言っちゃう?

[メイン] GM/ノーススター : 炭酸水は残念ながら気が抜けていたが、カフェラと魔動機文明語で書かれた缶を見つけた

[メイン] シグルーン型 : 「......」

[メイン] ルファ : 「あったのだわー」掲げ

[メイン] スペリオー・ドーラ : ニトログリセリンとかないかな

[メイン] ルファ : 「さて、お値段はっと」

[メイン] アーガヴィ : ドラッグストアで取り扱ってるわけ...魔動機文明なら...いやねーよ

[メイン] トワ :

[メイン] スペリオー・ドーラ : 「いくらなのー?」

[メイン] GM/ノーススター : 30ガメルと書かれている

[メイン] スペリオー・ドーラ : 「あ、思ったより安いの!」

[メイン] ルファ : 払える値段で良かった

[メイン] アーガヴィ : 生活費に250ガメルは残してる

[メイン] チルディ=ランスター : 「まあ、払いましょう。もうあの警備ロボは勘弁するわ...」

[メイン] トワ : 「シグルーンや。お釣りは持って行きな」全財産192ガメル渡します

[メイン] チルディ=ランスター : 「というか、どうやって払えば良いわ、これ?」

[メイン] シグルーン型 : 「......受け取れません」

[メイン] チルディ=ランスター : 「うん?」

[メイン] ルファ : この場においてけばいいんじゃないかしらん?

[メイン] ルファ : お代

[メイン] アーガヴィ : 「勘定するスペース自体は何処かにあるだろう」

[メイン] スペリオー・ドーラ : 「何故なの?」

[メイン] トワ : 「老人の楽しみを奪おうってかい。若い子は素直に貰っとけばいいんじゃ」

[メイン] チルディ=ランスター : 「...もしかして、私が言っていることは気になるの?」

[メイン] シグルーン型 : 「300年間、8代前からここに人が戻る事を信じて整備を、補充を続けていました」

[メイン] シグルーン型 : 「鉄錆を掃除しきれなくなり、フローリングについた降下物を除去できなくなりました」

[メイン] チルディ=ランスター : 「まあ......でしょうね」

[メイン] アーガヴィ : 「地上に干渉せず、となると物理的に限界があるだろうな」

[メイン] トワ : 「老化で出来る事が減るのは儂と同じさね」

[メイン] スペリオー・ドーラ : 「物資も無限ではないですしね」

[メイン] シグルーン型 : 「ああ......分かっていたのです、もうここに帰ってくる人は誰も居ないと、先代は300年間仕える人も帰る人ももういないと分かっていたのに」

[メイン] シグルーン型 : 「金を受け取っても渡す相手はおりません、もうそれを必要とする人間はいないのです」

[メイン] トワ : 「そうけ、あんた稼働して何年だい?」

[メイン] チルディ=ランスター : 「......そうですね...」

[メイン] シグルーン型 : 「4年です」

[メイン] トワ : 「なら人生まだまだじゃ無いか。若いんだからあんたを作った会社を復活させるとか、大それた事言ってみたらどうだい?」

[メイン] チルディ=ランスター : 「えぇ.....それ、無理があるんじゃない?」

[メイン] ルファ : 「流石に無理難題なのだわ」

[メイン] アーガヴィ : 「稼働しているジェネレータは貴重だから、集えばルーンフォークの里ぐらいならイケるかもな」

[メイン] スペリオー・ドーラ : 「そうなの、地上には人はいるし!きっとまだ希望はあるの」

[メイン] シグルーン型 : 「私は製品です、起業する事は許可されていません」

[メイン] チルディ=ランスター : 「――じゃあ、私が買うわ。あんたを」

[メイン] シグルーン型 : 「......?」

[メイン] ルファ : 「本気なのだわ?」>チルディ

[メイン] スペリオー・ドーラ : 「あー、なるほどなの!」

[メイン] チルディ=ランスター : 「そして私の代理として、その会社とやらを起業させる」

[メイン] スペリオー・ドーラ : 「製品なら買っていいの!いくらかは分からないけど…」

[メイン] チルディ=ランスター : 「どう?これで文句ないでしょう?」

[メイン] アーガヴィ : 「対価を定める相手がいないから、当事者間で適当に決めればよかろ」

[メイン] ルファ : 「確かに。所有者はとっくに輪廻の彼方なのだわ」

[メイン] トワ : 「別に大言壮語を言っただけでそれを目標にしてもらいたい訳じゃ無いんじゃが。いや別に文句は無いんじゃが」

[メイン] チルディ=ランスター : 「ちなみにこれは決定事項。異論は認めませんわ」

[メイン] スペリオー・ドーラ : 「異議ナーシ!」

[メイン] シグルーン型 : このルーンフォークは表情が殆どないのだが、接している内に冒険者達は感情が無いのではなく、表現する相手がいない為に表情を作れないだけであると気づいていた

[メイン] アーガヴィ : 「...まぁ、君はこれに従っても従わなくても良い」

[メイン] トワ : 「いや本人の意見が大事じゃろ」

[メイン] シグルーン型 : 今は困惑しているのが分かった

[メイン] スペリオー・ドーラ : だろうね!?

[メイン] チルディ=ランスター : 「何せ、あなたの作った人はもういませんから。あなたはある意味、”自由”ですわ」

[メイン] ルファ : 「300年前と違って、あなた達ルーンフォークにも”じんけん”が保障されてるのだわ」

[メイン] スペリオー・ドーラ : 「一緒に地上に行って、自由するの!」

[メイン] アーガヴィ : 「罪は罰がなくては成立しない。罰する相手はもう逝ってるんだ」

[メイン] ルファ : 「貴女がどうしたいか、なのだわ」

[メイン] シグルーン型 : やがて小さく頷き、どこからか魔動機文明語で書かれた購入契約書を持ってきた
『購入された上記の機体の扱いは購入者に一任される事を記す ラインメイデン社』

[メイン] チルディ=ランスター : 「はい、受け取るわ」

[メイン] トワ : 「何も今決める必要は無いんじゃ。ゆっくり考えればよ………って存外に決断が早いんじゃな」

[メイン] チルディ=ランスター : 「まあ、流石にいきなり自由になれるのもきっと困難するし、しばらく私があなたのオーナーになるわ」

[メイン] シグルーン型 : 「了解しました、新オーナー」

[メイン] チルディ=ランスター : 「その間に、今の時代についてゆっくり学ぶと良いわ」

[メイン] アーガヴィ : 他の個体は…もう居ないか

[メイン] スペリオー・ドーラ : 「ランスターさん、お世話きっちりしてねなの!」

[メイン] アーガヴィ : さっきの2体がおそらく巡回していた2体だろうし

[メイン] シグルーン型 : ジェネレーターは稼働中なのでそのうちまた増える

[メイン] アーガヴィ : あー。じゃあどの道管理する人間がいるなぁ

[メイン] チルディ=ランスター : ギルドに報告するわ、流石に私たちだけで無理

[メイン] アーガヴィ : マジでルーンフォークの里inエンジェルがあり得るかもしれん

[メイン] スペリオー・ドーラ : だね

[メイン] GM/ノーススター : 他にやる事が無ければギルドに戻ってEDとなる

[メイン] チルディ=ランスター : おk

[メイン] アーガヴィ : ジェネレータ自体は今の技術だと動かせないだろうしなぁ

[メイン] アーガヴィ : おk

[メイン] ルファ : OK

[メイン] スペリオー・ドーラ : 「さぁ、一緒に帰るの!」

[メイン] チルディ=ランスター : この街に変態がいるっぽいから、近い未来に...

[メイン] シグルーン型 : 「了解しました」

[メイン] トワ : 「それはそれとして、魔動機文明の馬の餌が有ったら買いたいじゃが」特に問題有りません

[メイン] チルディ=ランスター : 「馬の腹が壊すわ...」

[メイン] アーガヴィ : 「折角此処まで原形を保って管理されてきたんだ。この地下市街を再利用ってのも現実的な話」

[メイン] チルディ=ランスター : 「ああ、それと、名前も考えないといけませんわ...」

[メイン] アーガヴィ : 「お前さんたちの仕事は無駄にはならんよ」

[メイン] スペリオー・ドーラ : 「夢があるの」

[メイン] アーガヴィ : 「無駄にしなければな」

[メイン] スペリオー・ドーラ : 「あ、そうなの名前なの!」

[メイン] チルディ=ランスター : 「シグルーンは確か型名ですから、個体名は必要ね」

[メイン] シグルーン型 : 「名前...? 個体識別番号はXA-26483です」

[メイン] チルディ=ランスター : 「長い、覚えきれないわ」

[メイン] スペリオー・ドーラ : 「確かにそうなの…」

[メイン] トワ : 「ラインメイデン、線の乙女。」

[メイン] トワ : 「道を祝福する者達のその最初の一歩」

[メイン] トワ : 「はてさてどんな名がふさわしいやら」

[メイン] アーガヴィ : 「483、しやさ、シャーサとかで良いだろう」

[メイン] チルディ=ランスター : 「そうね......」

[メイン] アーガヴィ : 「名前なんて語呂が良ければ何でもいいさ」

[メイン] チルディ=ランスター : 「ああ、それ良いわ」

[メイン] アーガヴィ : 「飽きたら自分で付け直せ」

[メイン] ルファ : 「意外なのだわ」

[メイン] スペリオー・ドーラ : 「付けなおしていい物なの?」

[メイン] シグルーン型 : 「シャーサ...」

[メイン] チルディ=ランスター : 「というわけで、シグルーン....いいえ、シャーサ」

[メイン] アーガヴィ : 「冒険者にもいるだろ。自称で変な名前(二つ名)名乗ってるやつ」

[メイン] トワ : 「グラスランナーと付き合うと名前なんてどうでも良くなるさね」

[メイン] アーガヴィ : 「名前は自分のものだからな。自由にすれば良い」

[メイン] チルディ=ランスター : 「あなたは今からシャーサ、ルーンフォークのシャーサね」

[メイン] シャーサ : 「私はシャーサ...記録しました」

[メイン] チルディ=ランスター : 「まあ、流石にまだまだ勉強する必要あるわ...」

[メイン] アーガヴィ : 「後、意外ってなんだ。俺はこれでも子持ちだぞ?」

[メイン] アーガヴィ : 「名前ぐらい付けれる」

[メイン] チルディ=ランスター : 「まあ、そのために、帰りましょうか!」

[メイン] スペリオー・ドーラ : 「よろしくね、シャーサちゃん!今日はいわばシャーサちゃんの誕生日なの」

[メイン] ルファ : 「それは失敬 なのだわ」

[メイン] スペリオー・ドーラ : 「帰ったらケーキ焼くのー!」

[メイン] GM/ノーススター :  

[メイン] GM/ノーススター : ギルドに戻ったあなた達は報酬を受け取った
冒険者に四六時中ついて回る訳にもいかないので、シャーサはギルドのバイトという事になった

[メイン] GM/ノーススター : それから3日後

[メイン] エデ : 「冒険者さん! 教授が薬の開発に失敗しましたよ!」

[メイン] スペリオー・ドーラ : 「ダメだったの!」

[メイン] ルファ : 「あちゃーなのだわ」

[メイン] アーガヴィ : 「気の抜けた炭酸水じゃなぁ」

[メイン] エデ : エデは瓶に詰まった黒い液体を持ってきた

[メイン] アーガヴィ : 「ビールで代用は流石にダメだろ」

[メイン] トワ : 「酒が進むんなら何でもいいさね」

[メイン] エデ : 「でも美味しいですよ、教授に言わせると糖分補給にしか使えないみたいですけど」

[メイン] ルファ : 「し、試供品なのだわ?」

[メイン] エデ : 「はい! 思ったより沢山出来たので!」

[メイン] スペリオー・ドーラ : 「飲んでいいの!」

[メイン] ルファ : 「当初の目的としては失敗作でも、他の用途としてならアリということなのだわ?」

[メイン] トワ : 「サーシャを看板娘にして宣伝すれば、若い衆に売れるんじゃ無いかねこれ」

[メイン] アーガヴィ : 「俺は甘いのは好きじゃないので遠慮するよ」

[メイン] ルファ : 「じゃあ、ご馳走になるだわ」

[メイン] チルディ=ランスター : 「ふむ、シャーサ、あなたも飲んでみなさい。もしかして魔動機文明の物かもしれないわ」

[メイン] スペリオー・ドーラ : 「わーいなの!」

[メイン] GM/ノーススター : ビンの蓋を開けると炭酸が吹き出し、飲んでみるとシュワっとした爽やかさと甘み、香辛料の香りが喉を通過する

[メイン] スペリオー・ドーラ : 「ンンンン!、しゅわしゅわなのー」

[メイン] シャーサ : 「魔動機文明の飲料に近似、炭酸水を原料にしている違いあり」

[メイン] トワ : 「人気だったのかい?魔動機文明で」

[メイン] シャーサ : 「はい」

[メイン] トワ : 「あんたの会社は関わってたかい?」

[メイン] ルファ : 「意外とおいしいのだわ」

[メイン] チルディ=ランスター : 「あら、美味しいわ」

[メイン] シャーサ : 「スポンサーとして関わっていました」

[メイン] トワ : 「なら再建の一歩になるんじゃ無いかね」

[メイン] アーガヴィ :

[メイン] アーガヴィ : 「何れにせよ。ガメルは何かと必要だからな」

[メイン] トワ : 「良いんだよ、こう言うのは強引なくらいで」

[メイン] アーガヴィ : 「それは魔動機文明も今も変わらん」

[メイン] チルディ=ランスター : 「まあ、流石にそのため、あの教授にバイトするのもな...」

[メイン] チルディ=ランスター : 「シャーサが大変になる、確実に」

[メイン] スペリオー・ドーラ : 「とにかくおいしければよしなの!」

[メイン] GM/ノーススター : 教授にとっては失敗だが、冒険者にとっては成功なのかもしれない
アーテイ教授はこれからも研究を続けるだろう
マグノリアは何故か自分の管理になっていたジェネレーターの扱いに困るだろう
そしてシャーサは...

[メイン] ルファ : 「美味しいは正義!なのだわ」

[メイン] アーガヴィ : 「失敗作ならそいつも興味ないだろ。適当に口八丁で権利貰えば良いんじゃないか?」

[メイン] シャーサ : 「考えておきます」

[メイン] チルディ=ランスター : 「うふふ、それで良いわ」

[メイン] アーガヴィ : 「お、自発的な思考。嬉しいねぇ」

[メイン] GM/ノーススター : ...きっと冒険者達から多くの事を学び続けるのだろう

[メイン] スペリオー・ドーラ : 「成長なの!」

[メイン] GM/ノーススター : という訳で、長くなったけどセッション終了です
お疲れ様でした!

[メイン] アーガヴィ : 乙

[メイン] ルファ : お疲れ様でした

[メイン] チルディ=ランスター : お疲れ様でした!ヒロイン、持ち帰ったわ

[メイン] トワ : 「文句を言われてもあんたにしかガラクタだって分かんないそれっぽいスクラップでも送り付ければ黙るさね」

[メイン] トワ : お疲れ様でした〜

[メイン] スペリオー・ドーラ : お疲れさまでした

[メイン] スペリオー・ドーラ : お持ち帰り初めて見た
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