FC11話「私を月に連れてって」(中)

ノーススター
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登録日:2022/03/19 16:27最終更新日:2022/03/19 16:27

本作は、「グループSNE」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ソード・ワールド2.0/2.5』の二次創作物です。
[メイン] レシア : 「……えっ?」

[メイン] チルディ=ランスター : 「うん、どうしたの?もしかしてさっきの草はまずかったかしら?」

[メイン] レシア : 「あっ……えっと、その……ちがくて」

[メイン] チルディ=ランスター : 「...と、もう消えたわね。ここから先は普通に話せるわ」

[メイン] レシア : 「……エデさん、同行していたシバさんの素性ってわかりますか?」

[メイン] スペリオー・ドーラ : 「行っちゃったのかー」

[メイン] リュウミン・フォント : 「?? なにかありました?」

[メイン] エデ : 「え? 分かりませんよ、ずっと鎧着てるし...あ、でも噂なら一つ」

[メイン] チルディ=ランスター : とりあえずリュウミンさんに先ほどの事を伝える

[メイン] エデ : 「以前あの人因縁つけられて斧で斬られた事あるんですけど、まったく聞いてなかったんですって」

[メイン] エデ : 「あとは...夜になるとなんか機嫌が良さそうですね」

[メイン] スペリオー・ドーラ : 「夜になると…」

[メイン] チルディ=ランスター : 「....トロールとか?」

[メイン] レシア : 「……えっと、今蛮族が話していたことなんですけど」

[メイン] レシア : 「……シバ様と合流する、って。聞き間違えじゃなければですけど」

[メイン] エデ : 「へえ?」

[メイン] チルディ=ランスター : 「...つまり、そういうことね」

[メイン] リュウミン・フォント : 「ほー。そんなことが起きていましたか。知りませんでした!」

[メイン] レシア : 「もちろん間違ってる可能性はあるかもしれないですけど……警戒はしたほうがよさそうです……ね」

[メイン] スペリオー・ドーラ : 「そうみたいなの」

[メイン] チルディ=ランスター : 「...とりあえず、奥の物を貰っておきましょうか」

[メイン] リュウミン・フォント : 「私たちがちゃんと働いているか、監視されてるってことでしょうか?」

[メイン] レシア : 「……はい。まずはそれから、ですね」

[メイン] チルディ=ランスター : 「あるいは、ね......」

[メイン] フィオレ・パオレッティ : 「だったらまだいいのですが……」

[メイン] チルディ=ランスター : 「まあ、バルバロスの連中なんですからね」

[メイン] スペリオー・ドーラ : 「もしかしたら、見つけたら後ろから…」

[メイン] スペリオー・ドーラ : 「でも…蛮族さんでも、蛮族さんでも、悪い人ばかりじゃないし…

[メイン] レシア : 扉を開けて回収しましょうかー

[メイン] エデ : 「...」(チルディの発言を聞くと眼帯をギュッといじる)

[メイン] GM/ノーススター : 奥の扉は魔法の鍵で閉ざされている
開けるにはアンロックキーが必要

[メイン] レシア : 「会話できるなら、話をしてみましょう……それからでも遅くないです」

[メイン] チルディ=ランスター : 「まあ、別にそちらが手を出さないなら、私は別に敵対するつもりはないわ」

[メイン] チルディ=ランスター : アンロックキー使用

[メイン] レシア : アンロックでもええで

[メイン] チルディ=ランスター : あるか?

[メイン] レシア : あるぞ

[メイン] GM/ノーススター : なんならノッカーボムすら出来るよね君達

[メイン] チルディ=ランスター : MPは大丈夫ならどうぞ

[メイン] レシア : わかる

[メイン] レシア : 2d+11 あんろっくじゃー (2D6+11) > 2[1,1]+11 > 13

[メイン] レシア : はい50点

[メイン] チルディ=ランスター : .....

[メイン] GM/ノーススター : ああ

[メイン] リュウミン・フォント : うむ

[メイン] レシア : 「……あれ?」

[メイン] system : [ レシア ] MP : 39 → 37

[メイン] チルディ=ランスター : 「...呪文、間違っていない?」

[メイン] レシア : 出目がいい日とか言うから……

[メイン] GM/ノーススター : 解除判定の場合は13で

[メイン] GM/ノーススター : 出目が良い日は終わったのさ

[メイン] リュウミン・フォント : まあ、ここでよかったともいえますよ

[メイン] レシア : それ

[メイン] チルディ=ランスター : もう一度チャレンジする?

[メイン] スペリオー・ドーラ : 普通に開ける?

[メイン] レシア : 再行使してもいいなら再行使する

[メイン] GM/ノーススター : してもいいけど

[メイン] GM/ノーススター : 難易度は上がるかな

[メイン] レシア : かまへんかまへん 数値次第だけど

[メイン] レシア : 20とか言われたらさすがにやめる

[メイン] GM/ノーススター : 15

[メイン] GM/ノーススター : まあ君11あるんだけどね

[メイン] レシア : 2d+11 じゃあやる! (2D6+11) > 5[1,4]+11 > 16

[メイン] レシア : あぶねぇ

[メイン] GM/ノーススター : 鍵が開いた

[メイン] system : [ レシア ] MP : 37 → 35

[メイン] スペリオー・ドーラ : やったー

[メイン] レシア : 「……呪文、間違ってました」

[メイン] チルディ=ランスター : 「まあ、魔法の鍵は普通、スカウトで解除するものなんですから」

[メイン] リュウミン・フォント : 「そーなの? でもレシアさん、凄いね。いろんな魔法を使いこなせていて」

[メイン] スペリオー・ドーラ : 「ですねー」

[メイン] スペリオー・ドーラ : 「私も色々便利なのが使えたらな~」

[メイン] レシア : 「あ……本を読むのが、好きだったので……」

[メイン] チルディ=ランスター : 「まあ良いわ、恐らくあいつがここに来るかもしれない、早速回収するわ」

[メイン] チルディ=ランスター : と、警戒しながら中に入る

[メイン] GM/ノーススター : 扉の奥は割と開けた空間のようだ
中心には抱えられる程度の大きさの物体がある
それには無数のルーンが表面に刻み込まれ、夕焼けを反射していた

[メイン] チルディ=ランスター : 夕焼け...もうすぐ夜か

[メイン] GM/ノーススター : 宝物鑑定13どうぞ

[メイン] フィオレ・パオレッティ : 2d6+8 セージ知識 (2D6+8) > 4[2,2]+8 > 12

[メイン] レシア : 2d+7 数少ないセージの出番よね (2D6+7) > 6[5,1]+7 > 13

[メイン] チルディ=ランスター : 2d6+7 スカウト観察 (2D6+7) > 10[6,4]+7 > 17

[メイン] チルディ=ランスター : ガメルだけ知っている

[メイン] レシア : よきかな

[メイン] フィオレ・パオレッティ : 「なんかキレイですねー」よくわかってない

[メイン] スペリオー・ドーラ : 「キレイだよねー」

[メイン] リュウミン・フォント : 「変わった模様が入っていて面白いですね」

[メイン] GM/ノーススター : 静月の練魔窯

月神シーンに由来する鍛冶道具
中心には月の魔力が種火として輝いている
これを十全に扱えるのは魔法鍛冶に限られるだろう
また、ため込んだ魔力を開放する事も出来る
その場合、魔力を受けた者は月夜の力を受ける事になる

[メイン] チルディ=ランスター : ほほう

[メイン] レシア : 「……静月の練魔窯、実物ですね」

[メイン] リュウミン・フォント : 吸血鬼案件だったらやだなー

[メイン] GM/ノーススター : 固定されているが、ネジで留められているだけなので取り外しはきく

[メイン] スペリオー・ドーラ : 「持ち運びは出来そうです?」

[メイン] エデ : 「重たそうですけど、両手で抱えていけば多分大丈夫です」

[メイン] チルディ=ランスター : しかし、夜空の力ね....

[メイン] チルディ=ランスター : 具体的な力は分かる?

[メイン] エデ : そうだな、夜活動する存在が何らかの恩恵を受けるのでは
ぐらいは分かる

[メイン] スペリオー・ドーラ : ほうほう

[メイン] チルディ=ランスター : うん、つまりここで解放すると

[メイン] レシア : まずいね

[メイン] レシア : まずいか?

[メイン] チルディ=ランスター : あのシバが貰ったらまずいが

[メイン] レシア : ひとまず持ち帰ろう

[メイン] スペリオー・ドーラ : 渡してはならぬ

[メイン] チルディ=ランスター : 私たちが貰った方が良いのでは?

[メイン] スペリオー・ドーラ : だね

[メイン] リュウミン・フォント : でも、依頼的には渡さないといけないのでは?

[メイン] エデ : では、バコっと取り外すと大きさに反して意外と軽かった

[メイン] レシア : どこで管理するかはおいおい考えるとして、ねぇ……

[メイン] チルディ=ランスター : それに、もしここを運び、中の力を気づいたらね

[メイン] スペリオー・ドーラ : 軽いのか

[メイン] レシア : 簡単な依頼って言われたのに……全然簡単じゃない話だった……

[メイン] GM/ノーススター : これ以上の物はここには無さそう

[メイン] スペリオー・ドーラ : では警戒していかねば

[メイン] チルディ=ランスター : 「後依頼は現物であって、中身の方ではないわ」

[メイン] チルディ=ランスター : 「つまり、ここで解放されても問題ない」

[メイン] リュウミン・フォント : なるほど

[メイン] スペリオー・ドーラ : 「なるほどー!」

[メイン] エデ : 「あの、それは少し不味いような...」

[メイン] スペリオー・ドーラ : 「ですよねー」

[メイン] チルディ=ランスター : 「うん?そうだっけ?」

[メイン] チルディ=ランスター : 「だって、言われなかったわ、中身が欲しいって」

[メイン] スペリオー・ドーラ : 「…なるほど?」

[メイン] エデ : 「変に開放したら、わたし達が変な事になっちゃうかもしれませんよ」

[メイン] チルディ=ランスター : 「まあ、そうでしょうね...」

[メイン] チルディ=ランスター : 「シーンの力であるっぽいし、もしかしたらデメリットの方かもしれないよね」

[メイン] チルディ=ランスター : 「仕方ない、このままで運ぶわ」

[メイン] スペリオー・ドーラ : 「まぁ、取り合えず回収します?」

[メイン] エデ : 「そうですね...どうするかはともかく持って行くだけ持って行きましょう」

[メイン] レシア : 「……シバさんも悪人と決まったわけではないですし、もし話せるなら……話してみましょう」

[メイン] スペリオー・ドーラ : 「私は、悪人じゃないと信じたいの!」

[メイン] エデ : では静月の練魔窯を持って外に出ますか?

[メイン] チルディ=ランスター : (まあ、忍者蛮族を持っている時点で、その可能性は低いけどね)内心で

[メイン] レシア : それはそう

[メイン] チルディ=ランスター : 外に出ますか

[メイン] レシア : まぁどっちにしても殴り合いさ

[メイン] レシア : でましょー

[メイン] チルディ=ランスター : たいまつでも付けるか

[メイン] フィオレ・パオレッティ : そうしますか

[メイン] GM/ノーススター : では

[メイン] GM/ノーススター :  

[メイン] GM/ノーススター :  

[メイン] レシア : 暗いならライトつけましょうか

[メイン] GM/ノーススター : 遺跡の外に出た、まだ日は出ているがあと一時間も知れば落ちるだろう

[メイン] シバ : 冒険者達の前に、シバが日に照らされて現れた

[メイン] シバ : 「...静月の練魔窯を見つけたか、ならそれをこっちに渡してもらおう」

[メイン] チルディ=ランスター : 「あら、そちらの成果はどうですか?」

[メイン] リュウミン・フォント : 「私たちが見つけました! 誉めてください!!」

[メイン] シバ : 「...空振りだったさ」

[メイン] チルディ=ランスター : 「まあ、依頼だから別に良いけど、ちゃんと払いなさいわ」

[メイン] スペリオー・ドーラ : 「大切にしてなの」

[メイン] シバ : 「まずは練魔窯をこっちに渡してからだ」

[メイン] レシア : 「……えっと、シバさんはこれを持ち帰って、武具屋でも開くんですか?」

[メイン] シバ : 「...あ、ああそうだ」(一瞬、言い淀んだ)

[メイン] スペリオー・ドーラ : 真偽だっけ

[メイン] スペリオー・ドーラ : やれる?

[メイン] シバ : 「俺は珍しい武器に目が無くてなあ」

[メイン] シバ : 出来る

[メイン] スペリオー・ドーラ : やる

[メイン] シバ : 達成値は秘匿

[メイン] リュウミン・フォント : 「こんなところで渡さなくても、町に戻ってからでいいんじゃないですか? こんなすごいもの、みんなに自慢できますよ!」

[メイン] スペリオー・ドーラ : 2d6+9 真偽 (2D6+9) > 8[5,3]+9 > 17

[メイン] フィオレ・パオレッティ : 「そうですね。どうせみんな町まで戻りますし、戻ってから引き渡しでもいいのでは」

[メイン] シバ : 「いや、俺は楽しみは先に楽しみたいんでね」

[メイン] レシア : 「……ここで武具を作るんですか?」

[メイン] リュウミン・フォント : 「それにこーゆーのは、ちゃんと鑑定に出した方がいいってパパが言ってましたよ」

[メイン] GM/ノーススター : スペリオーはシバがいら立っている事に気づいた
そして武具屋を開くというのは明らかに嘘だろうと分かった
更に言えば、金を払う気も無いのでは、とも

[メイン] チルディ=ランスター : はい、アウト

[メイン] スペリオー・ドーラ : 「シバさん…本当はこれを何に使うんですか?」

[メイン] シバ : 「...だからそれで武器を作らせるんだよ」

[メイン] シバ : 「月の力が籠った武器とは珍しいだろう?」

[メイン] スペリオー・ドーラ : 「それにあなたは…明らかに苛立っています…武器を作る人は根気も時間もいるのにこんな、些細なことに苛立つんですか?」

[メイン] チルディ=ランスター : 「...ふん......」

[メイン] シバ : 「...いいか? 早く渡さんと報酬は無しにしてもいいんだぞ?」

[メイン] スペリオー・ドーラ : 「それは、元から払う気がないのでは?」

[メイン] チルディ=ランスター : 「あ、やっぱり払う気はないわね」

[メイン] シバ : 「…………………」

[メイン] リュウミン・フォント : 「?? お金、ないの?」

[メイン] スペリオー・ドーラ : 「正直、真っ当な依頼人の言う事ではないです…」

[メイン] レシア : 「静月加工には一週間かかるんです。とてもここで作れるものじゃないんです……」

[メイン] シバ : 「...出来損ないなどとつるんでる人間風情が」

[メイン] スペリオー・ドーラ : 「出来損ない…?」」

[メイン] シバ : 「偽の情報を流した時点で疑っておくべきだったか」

[メイン] チルディ=ランスター : 「やっぱりね......」

[メイン] リュウミン・フォント : 「出来損ない?? 誰のこと?」

[メイン] シバ : 「仕方ない、予定変更だ」というとシバの姿が変貌していく...

[メイン] シバ : 「グ、ガァァァ!」

[メイン] チルディ=ランスター : 「恐らくエデのことよ、って説明する時間ないわ」戦闘態勢に

[メイン] レシア : 「……信じたかったんですけど……シバさん」

[メイン] シバ : 「...ふう」

[メイン] スペリオー・ドーラ : 「やっぱり、人ではないんですね…」

[メイン] フィオレ・パオレッティ : 「こうなってしまって残念です……」

[メイン] シバ : 「これが俺の真の姿だ、そこの変貌も出来ない出来損ないとは違う! 洗練された力の姿だ!」

[メイン] リュウミン・フォント : 「つまり、敵だってことだね。ファミリーをバカにするのは許さない。絶対にね!」

[メイン] シバ : 「月の力を得た後でぇ! 貴様等を始末する予定だったが! お前達の始末が先だぁ!」

[メイン] スペリオー・ドーラ : 「エデちゃんは出来損ないなんかじゃありません!、いっぱい頑張って情報を集めてくれますしそれに…良い子です!、友達を」

[メイン] ドーンウォーカー : 影から2体のドーンウォーカー

[メイン] レシア : 「……私は。真っ当な蛮族だったなら、信じてもいいと思ってました」

[メイン] フィオレ・パオレッティ : 「あなたの力は確かにすごいのでしょうが、それでエデさん、他の人をばかにしていい理由にはなりません!」

[メイン] レシア : 「……でもそうじゃないなら。倒すしかないですよね」

[メイン] サローイ : そして異形の魔動機までもが現れる!

[メイン] スペリオー・ドーラ : 「友達をバカにするあなたを許しません!」

[メイン] スペリオー・ドーラ : 「私の、私なりのやり方で、あなたを…倒します!」

[メイン] シバ : 「はっ! 真っ当な蛮族だと? 人間のおこぼれで暮らしている、誇りも忘れたようなゴミ共を真っ当だと言うつもりか?」

[メイン] チルディ=ランスター : 「まあ、正直助かったわ。遠慮なくあなたを始末できるわ、リカントの出来損ない」

[メイン] シバ : 「貴様等を始末した後で、エンジェルシティの出来損ないどもも狩りつくしてやる!」

[メイン] シバ : 戦闘だ

[メイン] スペリオー・ドーラ : 「そんなことはさせない!」

[メイン] レシア : 「ええそうです!少なくとも……話し合って、分かり合える時点で……真っ当ですよ!!」

(戦闘中)

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