映画館＜フォボス＆ディモス＞

	ノルー【キャラクター交流部屋】運命が重なり合う丘[web全体で公開] 1
	登録日：2023/09/09 11:10最終更新日：2023/09/09 11:21

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西の丘から街へ行く道へ下っていくと、小川のほとりに映画館がありました。あまりお客が入っていないのでしょうか？中へ入ると、受付カウンターは埃が積もっていて、上映中映画のポスターも色褪せています。

「……………ふん。
　ここはもう随分前から営業していないわい…。
　儂は儂のために映画を流して観ているだけじゃ。
　料金なんぞ別にいらん。
　観るなら勝手に観ていけ………。」

映写室から出て来た館長のお爺さんは、
そう吐き捨ててまた部屋に籠ってしまいました。

ふとロビーのポップコーン自動販売機に目をやると、
そこには小さなおもちゃの紳士用ステッキと、これもまたおもちゃの保安官バッジが、
置き忘れたかのように埃被っていました。
お爺さんもこの忘れ物を見ていたはずなのに、片付けるそぶりはありませんでした。

ともかく、ここで映画を観ることは出来るみたいです……。

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他の人のキャラクターとのRPを楽しむ部屋、その7です。
「喫茶店」、「帽子屋」の次は「映画館」にしてみました。
東や西や北や南の丘が他の人で埋まっている時はこちらをお使い下さい。
もちろん、他が埋まっていなくても使用可です。

【このスレッドで可能な交流パターン】
●星人形＋星人形
●人形師＋人形師



＝＝【上映映画一覧】＝＝


＜アクション＞
・『ワイルドアサシン』：未来からやってきた暗殺者達が繰り広げる、ハラハラドキドキの爽快アクション！


＜ホラー＞
・『テディ』：主人公メアリーのテディベアが、メアリーの友達に次々と襲い掛かるサスペンスホラー！


＜コメディ＞
・『My Sweet Dolls』：のんきで一風変わった人形師とロンドンの街の人々が織り成すハートフルコメディ。


＜ラブロマンス＞
・『ヴェニスの休日』：王女様と船乗りの、1日だけの逃避行。


＜特撮＞
・『人形戦隊キラキラジャー』：子供向けヒーロー戦隊番組の映画化！主演のヒーロー達は星人形が演じています。


（管理人の気が向いたら映画が増えます）

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コメント一覧

	2. マコト
	2023/10/21 21:19

ゲオルグ「さすがに映画三本一気に観るのはやりすぎだったか」
　結局、どれを見るのか決めかねたゲオルグは、『ワイルドアサシン』『テディ』『My　Sweet　Dolls』の三本の映画を観たのだった。人がいないので、ゲオルグにとっては居やすい場所だったのだ。
　久々に三本もの映画を上映して、館長のおじいさんも満足げに見えたが、最初の『ワイルドアサシン』の内容を忘れかけていたので、今からもう一度観たいような話をすると、さすがにお爺さんもムスっとしたように見えたので、それはやめた。

　帰り道、もともと寄る予定だった「丘の麓の喫茶店」は、珍しく賑わっていたので寄らずに帰った。あそこに行くのはまたの機会にしよう。

ゲオルグ「いい休日だった」
　ゲオルグは家に帰った。

	1. マコト
	2023/10/08 11:18

ゲオルグ「ふむ」
　〈フォボス7＆ディモス〉という映画館前で、ゲオルグは困った顔をした。
　彼にとって映画館に行くというのは、「映画を見に行く」という意味ではなくて、「映画館の前まで行く」という意味なのだった。人が大勢いるのは苦手だ。
　だが、寂れた映画館の館長らしき人物から、「勝手に観ていけ」と言われて、帰るに帰れなくなった。
　もしこのまま帰ったら、館長も寂しく思うだろう。型墜ちした星人形はよく見てきたし、それ以前に、ゲオルグもまた親しい人や親しんだものを時とともに失い、心のどこかで寂しいのかも知れない。

ゲオルグ「子供向けの映画もあるのか、どうせなら星人形の子供達を連れてくれば良かったか」

本作は、「古町みゆき、冒険企画局、新紀元社」が権利を有する「星と宝石と人形のTRPG スタリィドール」の二次創作物です。