ディンブラ(ソード・ワールド2.0用キャラクターシート)

ニジが作成したTRPG「ソード・ワールド2.0」用のキャラクターシートです。

本作は、「グループSNE」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ソード・ワールド2.0/2.5』の二次創作物です。

ディンブラの詳細

キャラクターID: 149766972175niji

キャラクター情報  NPCでの使用は不可
TRPGの種別: ソード・ワールド2.0
ディンブラ

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キャラクター名: ディンブラ
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外部URL: https://charasheet.vampire-blood.net/1303544
メモ:
詳細A:
【外見】
すらっと身長が高いが、服の上からでもたくましい筋肉があるのが分かる。

【一般技能】
製茶師LV1…茶葉作りから淹れるまで出来る技能

【異種族の街で育った】
ある男の人生の話をしよう。息も凍えそうな寒い日の夜、一人の人間の赤子が捨てられていた。
なぜ捨てたのか、誰が捨てたのか分からない。確かなのはこのままだと確実に凍死する事だけだった。
だが幸運にも凍死はしなかった。シャドウだ。シャドウの一団がたまたま通りかかり赤子を拾い、育てる事にした。
そこはシャドウだけの村。秘剣や暗殺拳を人知れず継承してきた小さな村だった。

【規律に厳しい環境で育った】
シャドウの剣技は、一撃必殺の剣。その剣に退路は無く、振り落とせば相手が死ぬか自分が死ぬかの諸刃の剣。
つまり使い捨ての命だ。
一刀の元、相手を斬り捨て、任務を達成する事のみに特化した戦士の貸し出し。この村はそれを生業としていた。
赤子は成長し、剣を習い、薬草の使い方を学んだ。
規律に厳しく、戦士として育てられた赤子…人間の男は、感情の変化はほとんどなく、戦士として完成されつつあった。
彼に任務が言い渡された、任務は魔剣の迷宮の攻略。

【魔剣の迷宮で迷子になったことがある】
結論から言うと、この任務は男にとって、最初で最後の任務になった。血で血を洗う魔剣の迷宮での戦い。
敵味方双方に被害は甚大だった。男は死んでしまったシャドウの仲間たちを無感動に見た。悲しむという事は教えられていなかったからだ。
男は血だらけの身体で魔剣から脱出しようと這いずった。迷宮は複雑で、ほどなく彼は力尽き倒れた。
まぁ、こんなものかと、男はあっさり死を受け入れた。そこになんの感慨もなかった。

次に気が付いたときは、ベッドの上だった。傷は癒えており、後遺症もなかった。
ベッドの近くには、命の恩人がいた。冒険者の店の主人で、アンヌという少女だった。
少女が俺を助けた?男の頭に疑問が浮かんだが、すぐに消えた。目の前に紅茶が差し出されたからだ。
アンヌが淹れた紅茶だった。銘柄はディンブラだとアンヌは説明してくれた。
紅茶。
摘み取った茶の葉と芽を萎凋(乾燥)させ、もみ込んで完全発酵させ、乾燥させた茶葉。
もしくはそれをポットに入れ、沸騰した湯をその上に注いで抽出した飲料。
知識としては知っていた。ただの飲み物だ。男は無感動に紅茶に口をつけた。

その時、雷に打たれたような衝撃が男に走った。

それはまるで命の泉。天上の飲み物。歓喜が心に満ち、無感動だった男の心にヒビが入った。
一口飲むたびに感動が押し寄せてくる。気づいたら、男の目には涙が落ちていた。
生きたい。
生きて、もっと紅茶を飲みたい。
いつか自分も人に幸せを与える紅茶を作れるようになりたい。店を持ちたい。
男は新しい名『ディンブラ』を名乗り、冒険者になった。
紅茶を飲み、紅茶を淹れる為に、冒険へと繰り出すのだ。
今日もディンブラは、死と隣り合わせの一撃を放つ。
昔と違うのは、生きる為に、未来の為に、一杯の紅茶の為に命を賭けている事。
ディンブラの人生は始まったばかりだ。
詳細B:
					
詳細C:
                    
マクロ:

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