ディンブラ(ソード・ワールド2.0用キャラクターシート)
ニジが作成したTRPG「ソード・ワールド2.0」用のキャラクターシートです。
ディンブラの詳細
キャラクター情報 NPCでの使用は不可 | ||
TRPGの種別: | ソード・ワールド2.0 |
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キャラクター名: | ディンブラ | |
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外部URL: | https://charasheet.vampire-blood.net/1303544 | |
メモ: | ||
詳細A: |
【外見】 すらっと身長が高いが、服の上からでもたくましい筋肉があるのが分かる。 【一般技能】 製茶師LV1…茶葉作りから淹れるまで出来る技能 【異種族の街で育った】 ある男の人生の話をしよう。息も凍えそうな寒い日の夜、一人の人間の赤子が捨てられていた。 なぜ捨てたのか、誰が捨てたのか分からない。確かなのはこのままだと確実に凍死する事だけだった。 だが幸運にも凍死はしなかった。シャドウだ。シャドウの一団がたまたま通りかかり赤子を拾い、育てる事にした。 そこはシャドウだけの村。秘剣や暗殺拳を人知れず継承してきた小さな村だった。 【規律に厳しい環境で育った】 シャドウの剣技は、一撃必殺の剣。その剣に退路は無く、振り落とせば相手が死ぬか自分が死ぬかの諸刃の剣。 つまり使い捨ての命だ。 一刀の元、相手を斬り捨て、任務を達成する事のみに特化した戦士の貸し出し。この村はそれを生業としていた。 赤子は成長し、剣を習い、薬草の使い方を学んだ。 規律に厳しく、戦士として育てられた赤子…人間の男は、感情の変化はほとんどなく、戦士として完成されつつあった。 彼に任務が言い渡された、任務は魔剣の迷宮の攻略。 【魔剣の迷宮で迷子になったことがある】 結論から言うと、この任務は男にとって、最初で最後の任務になった。血で血を洗う魔剣の迷宮での戦い。 敵味方双方に被害は甚大だった。男は死んでしまったシャドウの仲間たちを無感動に見た。悲しむという事は教えられていなかったからだ。 男は血だらけの身体で魔剣から脱出しようと這いずった。迷宮は複雑で、ほどなく彼は力尽き倒れた。 まぁ、こんなものかと、男はあっさり死を受け入れた。そこになんの感慨もなかった。 次に気が付いたときは、ベッドの上だった。傷は癒えており、後遺症もなかった。 ベッドの近くには、命の恩人がいた。冒険者の店の主人で、アンヌという少女だった。 少女が俺を助けた?男の頭に疑問が浮かんだが、すぐに消えた。目の前に紅茶が差し出されたからだ。 アンヌが淹れた紅茶だった。銘柄はディンブラだとアンヌは説明してくれた。 紅茶。 摘み取った茶の葉と芽を萎凋(乾燥)させ、もみ込んで完全発酵させ、乾燥させた茶葉。 もしくはそれをポットに入れ、沸騰した湯をその上に注いで抽出した飲料。 知識としては知っていた。ただの飲み物だ。男は無感動に紅茶に口をつけた。 その時、雷に打たれたような衝撃が男に走った。 それはまるで命の泉。天上の飲み物。歓喜が心に満ち、無感動だった男の心にヒビが入った。 一口飲むたびに感動が押し寄せてくる。気づいたら、男の目には涙が落ちていた。 生きたい。 生きて、もっと紅茶を飲みたい。 いつか自分も人に幸せを与える紅茶を作れるようになりたい。店を持ちたい。 男は新しい名『ディンブラ』を名乗り、冒険者になった。 紅茶を飲み、紅茶を淹れる為に、冒険へと繰り出すのだ。 今日もディンブラは、死と隣り合わせの一撃を放つ。 昔と違うのは、生きる為に、未来の為に、一杯の紅茶の為に命を賭けている事。 ディンブラの人生は始まったばかりだ。 |
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詳細B: | ||
詳細C: | ||
マクロ: |
マクロはありません。 |
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タグ: |
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転送: | オンセンルームに転送する | |
キャラクターID: 149766972175niji
データを出力する
本作は、「グループSNE」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ソード・ワールド2.0/2.5』の二次創作物です。