水葛山雲雀（シノビガミ用キャラクターシート）

可愛い動物が好きでブレーメンに入った動物の力を使える桃髪の子。
様々なシノビが集まった同盟「表裏」の一人。
彼女の目にある十字架の眼、魔眼「華彼眼」はどんな相手の思考や心も操るともいわれている。しかし彼女の過去は全て「華彼眼」によって狂わされたモノだった。
ちなみに下位他流派の世界忍者連合に騎士の兄がいる。

【背景】
「平穏なる世界」ハグレモノノ弐
ほぼ原作寄りに作ったキャラ。彼女が「表裏」に入った理由は彼女の病気が少々緩和し、兄のいるここへ入ってきた。そのせいか兄から少しおせっかいがでてるが、彼女は優しく受け止めている。

【水葛山の過去[前編]】
本来彼女の家系は外道流派"指輪の公卿家"の一族、その中の"鉄の七十二家"の一つ、「鉄の序列四十二位」ウェパル・サイレーネスに引き取られた幼子であった。その為、彼女が兄と呼んでいるアルス・エイクニスとは血は繋がっていない。
当時、当主ウェパルは当主交代問題が起きていた。彼は四兄弟の中の末っ子でありながら兄弟の中で一番強い素質を持ったために先代当主から選ばれた。それが理由で当主となった彼は兄達から妬まれ嫌がれ続いた。
そんなことに悩みながら朝の散歩に海を歩いていた時、彼は浜辺に難破船が流れ着いていたのを見つけた。中の有様は悲惨であり、死体の様子は一族の使う魔法が起きたようなことだった。その中で彼は見つけた、それは偶然だった。声がした。音がした。タンスの中。その中を見たら、ピンクの髪をした少女がいた。それが、彼女であった。
彼女を匿った後に事情を聞いたが、名前しか答えられず、他は何も知らなかった。あの船からは彼女の親であろう死体もあったが、彼女は親すらも知らなかった。ウェパルは彼女が孤児であることにし施設に送ろうとした…だが、気付いてしまった。彼女の目にある"魔眼"に。それは魔力のような、神気のような、また違う力を持ち、彼はそれに興味をそそられた。施設への件は取りやめ、ウェパルは彼女を養女として匿った。彼女は家にいるウェパルの息子アルスに紹介し、家へと入った。この時の年齢は9歳である。

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