プリティ・ディスペア（ダブルクロス用キャラクターシート）

「私は次の一撃に全てを賭ける…だからあなたも」
「全てを捧げると言いなさーいっ！」

人知れず悪を成敗する正義の魔法少女たち。彼女はその一人にして最初期メンバーのプリティ・ディスペアである！
他の仲間達にはプリティ・パラノイアやプリティ・メランコリア、プリティ・ミーティアにプリティ・シナスタジアなどがいる。
中でも初代魔法少女としてコンビを組んで一緒に戦ってきたプリティ・ナイトメアとは抜群に相性がよく、二人で何人ものヴィランを倒してきたのだっ！
その痛快な戦いぶりは市民の人気を博し、彼女たちをモチーフにしたアニメ『魔法少女プリティ★フォビア』は日曜日の朝7時のお茶の間をだいたい5年くらい席巻していた。彼女も初代魔法少女としてヒーロー活動の傍らちょいちょい出演しており世間からの認知度も高く、その人気は名実ともにトップヒーローにふさわしいと言えるだろう！
20年くらい現役で戦っているが、年齢は聞いちゃだめだぞ！マナーを欠いたお友達は必殺の「デッドエンドカタストロフィネイル・オーバーフロー」で銀河の彼方へ吹き飛ばされるぞ★

そんな『魔法少女プリティ★フォビア』も2年くらい前に放送終了し、同期はおろか後輩たちも次々と引退していく中、「初代だから」という理由で引退できないままずるずるとヒーローを続けた末路が彼女である。

「20年前、私たちは無敵だった」

トップヒーロー、魔法少女プリティ・ディスペア。その正体はアラフォー独身女性である。
20年前のヴィランズイヤーの折に覚醒し、なんやかんやあってプリティ・ナイトメアと共に”魔法少女”を名乗りヒーロー活動を始めた。若さゆえの正義感と全能感に任せた行動ではあったが、性に合っていたのか世界のために脇目もふらず戦い続けることができた。その結果あっという間に青春は流れ去ることになった。
若く可憐で、しかも強かった彼女らは瞬く間に人気になった。いつのまにか自分のフォロワーが現れ”魔法少女”としてグループ活動ができるようになるほどに。自分たちをモチーフにした番組さえ生まれた。
有名になるにつれ、彼女も変わった。スキャンダルを恐れるあまり、そしてファンの期待に応えるために、徹底的に私情を排して仕事に打ち込んだ。魔法少女達以外に友人を作らず、異性との交際もしなかった。私生活の情報も徹底的に隠した。寝る時間以外はすべてファンサービス。ヒーローとして、アイドルとして、そして魔法少女としてふるまい続けた。
そうして出来上がったのが素の彼女――人間関係が苦手で男っ気のない、さもしいアラフォー独身女性である。

魔法少女ブームも過ぎ去り、彼女自身の人気こそ続いてはいるが、それももはや過去のものとなりつつある。
他の魔法少女たちはみな去っていった。そろそろ潮時か――と思っていた折に相棒のプリティ・ナイトメアが引退を打ち明けてきた。
ならば自分も、と振り返った時初めて『自分には魔法少女としての過去しかない』ことに気が付く。
いい歳こいて友人も、恋人も、私的なつながりは何もない。
ここで引退してしまえば、本当に自分には何もなくなってしまう。
そんな折に持ちかけられた新チーム結成の案に、プリティ・ディスペアは飛びつくしかなかったのであった。

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17歳の時、ヴィランズイヤーに巻き込まれて家族を失い、オーヴァードに覚醒する。
その場に居合わせたプリティ・ナイトメアと協力してヴィランを薙ぎ払い、そのままコンビでヒーロー活動を始めた。

普段から《美しき罪人》でアラフォーにしては若々しい外見を保っているが、《擬態の仮面》を用いてさらに魔法少女としての姿に変身する。
また、人前では変身できない。どうしても変身しなくてはいけない時には最寄りの公衆トイレへ急行する。

ヒーローとして戦うだけでなくコマーシャルや社会奉仕活動に従事したりもする。
一方で私生活での付き合いのなさからコネらしきコネは特にない。

〇プリティ・ディスペアのとき
大胆不敵で自信満々で勇気凛々な性格。弱きを助け強きを挫く王道のヒーロー気質。
「〇〇と言いなさーいっ！」が口癖で、よく必殺技をぶっ放すときに言い放つ。どう答えても相手は死ぬ。
困っている人は見過ごさない。また、経歴から無茶をしてでも人命救助を優先する。

〇白石奈穂子のとき
引っ込み思案で声が小さくておどおどした性格。人付き合いが苦手で特に男性とはまともに会話すらできない。飲食店で注文するのも一苦労。
休みの日はツイッ〇ーでエゴサし、自身のファンアートにいいねしたりアンチをスパム報告したりしている。
この姿を知っているのは今のところ特に付き合いの長い相棒のプリティ・ナイトメアのみ。

〇共通
ヴィランズイヤーの際に家族を失ったことから、ヴィランへの憎しみは常軌を逸している節がある。一方でヴィランによる災害には人一倍敏感で、人命救助や社会福祉や募金活動などには積極的に参加する。
『泣いている誰かを助けるためにヒーローになった』という気持ちは20年間失われておらず、それはたとえ彼女が魔法少女に変身していない時でも変わらない。
優しさとそこからくる怒りが行動原理。

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技名

『カラミティヴェール』：《デビルストリング》
　髪の毛が変異した無数の糸で相手を絡めとり、行動を封じる。
『カラミティヴェール・レイヤード』：《デビルストリング》《デビルスレッド》
　無数に織りなす髪の海で相手の技を無効化する。
　やりすぎると傷むので一日2回まで。

『カタストロフィネイル』：《骨の剣》《死招きの爪》/《コンセントレイト》《原初の赤：ペネトレイト》
　武装した右腕で相手を引き裂く基本技。
『デッドエンドカタストロフィネイル』：上記+《ダヴィンチの調和》
　なんかすごいぱわーでクリティカルヒットする。
『デッドエンドカタストロフィネイル・オーバーフロー』上記+賢者の石
　執念の力でクリティカルヒットする。
『デッドエンドカタストロフィネイル・グランドフィナーレ』上記+インフィニティコロナ
　なんかすごい執念でクリティカルヒットする。

『クラスタアマリリス』：《原初の黒：フルインストール》
　彼岸花が咲いてパワーアップする

『クレストレプリカ』：《異世界の因子》
　相手の必殺技をコピーする

　

《ｴﾌｪｸﾄ》 
※No:名称(Lv):ﾀｲﾐﾝｸﾞ:技能:難易:対象:射程:侵蝕:制限
              :効果
--:リザレクト(Lv:1):オート:-:--:自身:至近:効果:-
                   :(LV)D点HP回復、侵蝕値上昇
--:ワーディング(Lv:1):オート:-:自動:シーン:視界:0:-
                     :非オーヴァードをエキストラ化

《武器》 ※名称:種別:技能:命中:攻撃力:ガード値:射程:常備化:解説
      :    :    :    :      :        :    :      :

《防具》 ※名称:種別:ドッジ:行動:装甲値:常備化:解説
      :防具:      :    :      :      :

《一般アイテム》 ※名称:種別:技能:常備化:解説
      :      :              :      :

《コンボ》
※名称:条件:組合:ﾀｲﾐﾝｸﾞ:技能:難易:対象:射程:侵食
       :ダイス:ｸﾘﾃｨｶﾙ:攻撃:解説
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