タタラ（ソード・ワールド2.5用キャラクターシート）

《経歴》
　タタラはダークドワーフ(名誉人族)の母と人間の父の間に生まれた。母は高名な鍛冶師で、母として師として幼少から今に至って良好な関係を築いている。

　また、母は昔、冒険者もやっていたらしくその関係で妖精使いの男性が家に遊びに来ることが多々あった。タタラは彼に大層なついて、冒険譚を聞いたり、妖精魔法を見せて貰ったりしていた。自覚はしていなかったが、初恋という奴だったのだろう。だがしかし、あるとき彼が見知らぬ女性を連れてきた。彼女は終始ニコニコ笑顔でタタラに接してくれたのだが、何故だろうか悪寒や冷や汗が止まらない。まるで「手を出すな」と言われているようで……。結果、タタラの初恋は正妻力(威圧)の前に潰えた。

　そんな大失恋を経てタタラは、鋼と妖精が恋人だと言わんばかりに、より一層鉄打ちと妖精魔法に入れ込むようになり、めきめきと技術をつけていく。

　そして数年が経ち、彼女が成人した折、両親から一人前になるための修行約束を言い渡される。

　曰く、「あたしの名(ブランド)が届かない場所で、一から店を興してみな」

　タタラは一言、「上等」と返して旅支度を始める。権力も、金も、人脈も置いていく、ただその技術だけを携えて少女は新天地を目指す。


《キャラクター性》
　男勝り負けず嫌いな人間の少女。その性格も口調も母親譲り。

　高レベル冒険者仕込みの妖精魔法を扱う。炎精との相性が抜群な一方、闇精とはあまりソリが合わない。

　高名な鍛冶師であるダークドワーフを母に、貴族である人間を父に持つ。実は良い所のお嬢様なのだ。そんな雰囲気は微塵もないが。


《経歴表》
経歴表：大切な約束をしている
　　　：大失恋をしたことがある
　　　：大切な約束をしたことがある
理由表：親に言われて

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