秋月（ＧＵＲＰＳ用キャラクターシート）

※ベーシック完訳版＋百鬼夜翔で作成
《基本情報》
【容姿】ルーマニアと日本のハーフ、鉄面皮の美青年
【背景】トランシルヴァニアの吸血鬼と日本人の女性との間に生まれた半吸血鬼（ダンピール）。父親を仇敵として追い、日本にまで辿り着いた。元は悪魔を冠した名を付けられていたが、日本では「秋月」（あきづき）と名乗っている。

《能力値》
【体力】15/19【疲労】13/15
【敏捷】14/15【突き】1D+1/2D-1
【知力】14   【振り】2D+1/3D+1
【生命】12   【負傷】
※追加体力は10を越える1レベルごとに5CPというハウスルールで作成。
能力値の/右側は「妖怪時のみ」-30％の限定。

《移動》
【基本移動】（人間時）6.5+1.5 （妖怪時）6.75+1.5
【移動力】（人間時）8 （妖怪時）8.25
【荷重】
 無荷(0):15  軽荷(1):30  並荷(2):45  重荷(3):90  超重(4):150

【受動防御】
 ケープ:1
【能動防御】
 よけ:9　受け:空手11　格闘12　止め:9
【防護点】
 　妖気:5
 　　計:5
     
《特徴》
戦闘即応、意志の強さ1L、感情表現が下手、仇敵/神祖クラスの吸血鬼である父親（800CPぐらい？本来-25CPだがGMと相談し-20CPにしている）、悪夢
情報屋（警察、怪奇事件が専門、技能レベル15、頻繁に会える、だいたい信頼できる、計4CP）

《癖》
芯の通った女性の押しには弱い、サングラスをかけると強引になる、音楽はバロックが一番、お笑いの何が面白いか分からない、輸血用血液を飲むときはドクターペッパーで割る

《CP》
【未使用CP】17 【CP総計】456
【CP計算】
    能力値:160
 特徴-有利:23
 特徴-不利:-30
        癖:-5
      技能:41
      妖力:213
      妖術:67
　　　弱点:-70
  人間の顔:40
      合計:439

《キャラ説明》
シリアス系妖魔／百鬼セッション用、陰のある美形半吸血鬼です。父親を追うのは菊池秀行先生からのお約束。単なる恨み以上に何か事情があるようです。
ネットワークと関わる際は、「父親に関係しそうな情報提供」や「輸血用血液の確保」を理由とし一見ビジネスライクに振る舞いますが、根が善性なのか、何だかんだ人間は守ろうとします。日本に至るまでの間も、妖怪トラブルを解決しつつ旅をしてきました。
闇視や暗示（目が赤くなる…コードギ〇ス？）、自己治癒能力を持ち。神祖の血筋からの威厳は無生物をも従わせます。主にドアや窓、保安システムに「開いてもらう」のに使用。
戦闘では体術と奇妙な形の刃で戦いますが、妖怪の本性を現すと接触した相手からエネルギーを吸い取る妖術も使用可能になります。
また、右掌にもう一つの口が現れ、巨大な牙で敵を噛みちぎり血をすすります。使用すると2点疲労するようですが、何を飼っているのでしょう。この口はエネルギー系攻撃を吸収することもでき、またヨーロッパの妖怪知識について喋りもします。
妖怪時の外見は「畏怖すべき美」なので、初見の妖怪は+2での恐怖判定を忘れなきよう。
無愛想だが護るべきヒロインNPCがいると映える、そんなキャラです。

なお、とある事件の解決に当たり、秋月は妖怪に取り込まれた犠牲者の人間の命を誤って奪ってしまっています。善人ではなかったが、死がその罪に値するとはとても言えなかった男「伊藤　大」の名は秋月の心に刻まれ、ときに彼の「悪夢」となります。罪を犯した自分が、果たして仇敵を追う資格があるのか…「仇敵」のマイナスCPも、その躊躇いから減らしている状態です。

【反応】+2/+4

《武器》※装備名:攻撃型:致傷力:ﾚﾍﾞﾙ:重量
投げ刃:切り:2D+5/3D+5:16:0.5
右腕の牙:刺し:5D+1:17:-
パンチ:1D+2/2D:16:-
キック:1D+4/2D+2:16-2:-

【重量計】-【所持金】-
治療セット（応急処置技能+1）、「電子機器」技能用の工具などは持っておきたい

《技能》※名称:CP:ﾚﾍﾞﾙ
空手:8:16
武器の手/投げ:2:16
格闘:4:17
盾:2:16
剣:1:14
軽業:1:13
ランニング:4:12
忍び:1:14
応急処置:0.5:13
調査:1:13
神秘学:1:13
人類学:1:12
言語学:1:11
学業:0.5:13
ルーマニア語（ネイティブ）
英語:0.5:13
ロシア語:0.5:13
日本語:0.5:13
フランス語:0.5:13
運転/乗用車に専門化:1:13
礼儀作法:0.5:15
演技:1:13
裏社会:1:13
探索:1:14
追跡:1:13
すり:1:13
コンピュータ操作:1:14
電子機器/保安システムに専門化:1:13
性的魅力:1:11、異性には13（「感情表現が下手」の修正込み）
尋問:1:13
木工:0.5:13

《弱点》
依存（血液、1週間ごと、-40）
苦手/大蒜の臭い（10分ごとに1D点ダメージ、-10）
苦手/十字架に触れる（1分ごとに1D点ダメージ、-10）
行動不能/流れ水に触れる（行動へのペナルティ-2、-5）
弱み/白木の杭1L（-5）
直射日光のもとでは行動に-2（友好パック・C）

《人間としての顔》
身元:偽造戸籍（5）
我が家:賃貸マンション（0）
職業:表向き留学生、裏では怪事件専門の探偵（のような立ち位置で色々活動）
財産:普通（25）
容貌:美しい（0）
ネットワーク:中規模（10）

《人間に対する態度》
友好（友好パック・C）

《妖力》
妖怪基本セット（「死からの復活」を削除、50）
外見の印象：畏怖すべき美（20）
人間変身（15）
衣装：喪服にも見える黒の礼服に黒ケープ、裏地は血の赤（0）
追加HP+48点（友好パック・Cに+28点、14）
防護点5点（友好パック・C）
闇視（夜のみ、-20％、20）
牙+14（刺し、妖怪時のみ、-30％、+14の分は余分の口のみ、疲労消費2Lで計-50％、7+21）
武器の手/分離型+3（切り、投げ型、受けや直接攻撃には使えない、必要動作/袖口から取り出す、-10％、31）
余分の口（妖怪時のみ、-30％、4）
打撃吸収2L（エネルギー全般、妖怪時のみ、「吸血」に変換のみ、吸収時に敏捷力判定が必要、-75％、8）
妖怪知識（近現代ヨーロッパ、不都合/右手辺りから禍々しい声が解説、-10％、5）
受動防御（妖怪時のみ、盾扱い、-40％、15）
追加疲労点1L（3）

※打撃吸収2Lまとめ：敏捷力判定に成功し右手の口を向けられれば、エネルギー属性のダメージ12点を吸収し更に4点を防ぐ。
得られたCP12点は「吸血」の威力レベル上昇（1レベル毎に3点）に使用。3レベル上昇させた場合3ターン持続できる。

《妖術》
吸血　　　威力レベル：6　※エネルギー=吸収属性の直接攻撃系妖術
（瞬間、妖怪時のみ、打撃のみ、無生物には無効、不都合/見た目が邪悪、-50％、18）
　　　　　精度レベル：14（4）
暗示　　　威力レベル：6
（不都合/瞳が赤く輝く、視線を合わせる、邪気が漂う/対象の目も赤くなる、-70％、11）
　　　　　精度レベル：14（8）
自己治癒　威力レベル：2　※「治癒」のバリエーション
（瞬間、疲労減少2L、自分にしか効果が無い、陽光を浴びていると使えない、+20％、8）
　　　　　精度レベル：13（4）
機器操作　威力レベル：1（瞬間、+20％、4）
　　　　　精度レベル：13（2）
生体修復　威力レベル：3
（妖怪時のみ、必要行動/秋月の血を与える、HP消費1L、目標限定/HPマイナスの相手のみ、-75％、4）
　　　　　精度レベル：13（4）

《CP獲得》
【Aurum Insectum】2021/5/5（水）：5CP
【Out-In-Out】2021/5/15（土）：5CP GM参加
【迷宮のミノタウロス】2021/05/28（金）：5CP
【危うし！襲われる大臣】2021/7/10（土）：6CP
【果て無き狂騒】2021/8/8（日）：5CP GM参加
【ロック＆ハーツ】2021/8/12（木）：6CP
【百まであと五つ】2021/09/09（木）：6CP
【狗と誇りと月明かり】2021/09/20（月）：5CP GM参加
【戦場は紅茶の香り】2021/12/6（月）：5CP GM参加
【欧州からの招かざる客】2022/1/28（金）：5CP
【伝説の剣と試練の洞窟】2022/2/25（金）：6CP
【吸血鬼の野望（調査編）】2022/4/8（金）：5CP
【吸血鬼の野望（決戦編）】2022/07/10（日）：7CP
【星辰が乱れるとき（物理）】2023/01/20（金）：6CP
【地球終末序曲】2023/02/20（金）：5CP
【そして大いなるクトゥルーが世界に躍りでた】2023/10/28：20CPのうち7CP
【明日に落ちていく男】2024/02/02（金）：6CP
【相克】2024/02/23（金）：5CP GM参加
【とある東京の未来ver1】2024/03/08（金）：6CP

《裏設定》
*** 自分語りのようで好みでない方は無視してくださいね ***
















秋月の父親は名をオルロック伯爵といい、トランシルヴァニアの強力な吸血鬼です。
「妖怪の遺伝子を人間のそれに対して優性にする」ことを命題に活動しており、（本当の意図は分かりませんが）結果としては惨劇をもたらす行い、実験？を世界各地で続けています。人と妖怪の混血といった各地の伝承を巡り、現在は日本にその研究のキーを見出しているようです。
人間と交わって子を残せる妖怪はいますが、ハーフの妖怪はたいてい純血の妖怪よりも力が劣り、やがて代を重ねるごとに人間と変わらなくなっていくものです。妖怪はしょせん人の想いが生み出したかりそめの存在、生物として人を凌駕することはできないはず…ですが、それがひっくり返されるとしたら？

「伯爵」が研究のために悪のネットワークに協力を求め、見返りに自らの実験サンプル（強化された手駒の妖怪とか）を提供するといった展開は充分有り得る話です。

オルロック伯が実験として人間の女性との間に秋月をもうけたのか、それともそこに愛があったのかは分かりません。秋月の母は多くを語らない人でした。迫害に耐え、一心に秋月を育て、務めを果たしたかのように静かに亡くなっています。秋月が「苦しむ人間の家族」なケースに妙に入れ込むのもこのせいでしょう。

秋月は、人間には在るがままであって欲しく、妖怪はその影に寄り添って存在できれば上々と考えているので、その脅威となり得る父親を仇敵として追っています。父親の邪悪な所業を目の当たりにしてきた経験からの義憤、私怨、真実を知りたいという想いが混ざり合い、煮えたぎった感情を抱いています。

まあ、中の人がPCの一人にフォーカスするようなセッション（PC①、ってやつ）があまり好みでないので、この設定が根本解決することはないでしょうが（笑）。あくまで最終目的として追いつつ、しかしその過程で目にした事件も捨て置けない、というスタンスですね。

マクロ名|実行コマンド

打撃吸収の敏捷力判定|3d6＜=14

「感情表現が下手」をごまかす演技判定|3d6＜=13

実行コマンド

3d6<=14

3d6<=13