CoC6版ハウスルール（クトゥルフ神話TRPG用キャラクターシート）

CoCハウスルール
・采配はKP判断がすべてにおいて優先します。

【探索者作成】
・どの職業をベースに作成したのか記載してください。
・技能上限は80（回避は60）
・能力値と探索者の設定は合っていることを推奨。
　https://kyo-san-dayo.jimdofree.com/%E8%83%BD%E5%8A%9B%E5%80%A4%E3%81%AE%E5%8F%82%E8%80%83/

【武器】
下記ページ掲載の武器を許可
・近接用武器
https://seesaawiki.jp/moma/d/%B6%E1%C0%DC%CD%D1%C9%F0%B4%EF
・近接用武器以外
https://w.atwiki.jp/sheep_coc/pages/34.html

【セッション中の注意】
神話生物に対するメタ発言は禁止

【クリティカル/ファンブルルール】
クリティカル：1-5
ファンブル：96-100
合意があればお互いののクリティカルで打ち消しが可能。
場合によってはその場でのメリットではなく、後の判定に＋修正の場合あり。

【肉体的損傷】P61
・スタン、ショック、意識不明、死について、ルルブ掲載通り

【治療】P64、74～76
・「医学」か「応急手当」技能を使用することで対象の耐久度1D3を即座に回復する事が可能です。
・「応急箱、救急箱」の所持で、回復に＋１追加（消耗品）。

【戦闘ルール】
1. 銃火器や武器は戦闘前に取り出しているという宣言、もしくはRPをしていない場合、取り出すのに１ラウンド掛かる。
2. 攻撃、受け流し、回避は基本１ラウンドに一度。
3. PLは銃火器の回避に-20％の修正を受けます。 
4. ターン始めに「回避に専念する」と宣言した場合、そのターンのみ回避＋10％になりますが、攻撃できなくなります。
5. 近接時に回避クリティカルした場合、即座に反撃が可能（回避に専念する以外）。
6. スタン効果を与える武器を使用した際はルール通りスタン状態を与えます。スタン状態の時にスタン攻撃を受けたときCON×5ロールを失敗すると気絶します（通常の生物）。
7. 戦闘のクリティカル/ファンブル
＞探索者
　・クリティカル：
　　最大値ダメージもしくは回避不能
　・ファンブル：
　　回避不能もしくは次ターンまで行動不能
＞敵
　・クリティカル：
　　最大値ダメージもしくは回避不能を攻撃対象が選択可能
　・ファンブル：
　　こちらの処理によって変動

【SANルール】
・一度にSANが５減少するとアイデアロール、成功で短期の発狂を発症
・長期の不定に陥った場合は、SAN値を一度リセット
・不定の発狂は1D3セッション継続

【成長ロール】
・無駄クリ、無駄ファンはセッション終了後、成長したい技能の技能値で1D100を振り、成功なら0 失敗で1D10の成長
・クリティカルとファンブルは、振った技能値で成功なら0　失敗なら1D10
・初期値成功は無条件で1D20の成長

【探索者の心得】
　プレイヤーの行動指針、ロールプレイの参考にしてください。
　https://seesaawiki.jp/trpgyarouzu/d/%c3%b5%ba%f7%bc%d4%a4%ce%bf%b4%c6%c0

【一時的狂気】
SAN値5以上減り、アイデアロールに成功してしまった場合、一時的狂気に陥る。
1D6を2回振り、1回目は狂気の種類。2回目で具体的な狂気内容を決定。

①衝動系
1 暴力衝動。対象にこだわらず手当たり次第に辺りの人物に暴力を振るう。
2 自殺衝動。恐怖のあまり楽な道を選ぼうとする。
3 パニックでその場から逃げ出す。
4 自傷行為。顔を血が出るまで掻きむしったり、血が出るまで壁に頭を打ち続ける。
5 奇行。その場の状況にそぐわない異常な行動をとり始める。論理的・合理的な行動は不可能である。
6 破壊衝動。手元にあるものをバラバラにしてしまう。大切なものがあれば率先して破壊する。

②緊縛系
1 その場に釘付けになる。声をあげる程度であれば可能だが、行動はできない。
2 気絶。意識を失う。
3 全身の筋肉の弛緩、腰が抜ける、失禁。行動できなくなる。
4 反響動作もしくは反復言語。他の人の言葉・動作・表情をまねる病的な状態。
5 絶叫、金切り声をあげ、恐怖のあまり動けなくなる。
6 精神的な激痛。全身が痛くてたまらないという感覚に陥る。もはや他のことに思考を割くことはできない。ただしこれは実際の傷ではない。

③異常性欲
1 生存本能。性欲が高まり、とにかく今すぐ子孫を残そうと行動する。
2 感情の錯誤。恐怖を愛や興奮と誤認する。恐怖の対象に対する愛情。
3 恐怖を性衝動と誤認しその場で自 慰・自涜行為を始める。行動の不可能。
4 マゾヒズム。傷つけられることを望む。
5 異食症。奇妙なもの、異様なものを食べたがる。
6 その場にいる仲間や価値のあるものを自分の命よりも大事に思う。その人や物を守る為なら自分の命を差し出すこともいとわない。

④精神疾患
1 感情の噴出、大笑い、大泣き、絶叫。
2 妄想、妄言。現実を正しく認識できず、自分にとって都合の良い妄想か、あるいは悪夢のような妄想に囚われる。3 偏執症。その場にいる誰もが疑わしく信じられない。自分以外の誰もが敵だと思い込む。
4 無気力。もはやどうにもならないという絶望から何かに取り組む意志が失われる。生きるために危機を退けるようなことはできなくなる。
5 早口でぶつぶつ言う意味不明の会話の奔流（多弁症）。他の人が入り込む余地がないほどしゃべり続ける。
6 健忘症・記憶喪失。最後に安全な場所にいた時から後に起こった出来事のことを忘れる。まるで突然目の前に怪物が現れたように感じる。

⑤感覚障害
1 突発的難聴。何も聞こえない、もしくは全ての音が濁ったように聞こえる。
2 全身に虫が這うかのような不快に襲われる。肌がぞわぞわとし、それがあまりに不快で集中を奪われる。
3 メルヘンな幻視。世界がメルヘンな別物に見え、恐怖を感じるものは一切現れないし聞こえない。殺意を回避することも不可能。
4 局所的難視。恐怖の対象を視認できなくなる。
5 突発的失明。世界から光が失われ、何も見えない真っ暗な世界に堕とされる。
6 恐ろしい幻聴。おぞましい怪物のうめき声や、ガラスをひっかくような非常に不快な音で覆われ、他の音に集中できない。

⑥その他
1 間違った方向に頭の回転が速くなる。おかしな推理をする。
2 現実逃避。これが悪夢だと思いこんだり、目の前の怪物がただの妄想や何らかのトリックだと考える。
3 間違った自信。感性が麻痺し、恐怖を一切感じなくなって無謀な行動も平気になる。
4 敵の誤認。本来倒すべき敵と仲間を誤認する。
5 自分の命を一番に考える。他の仲間の後ろに隠れ、盾にしたり、仲間をおとりにして逃げる。
6 無謀な祈り。神や架空のヒーロー、あるいは探索者の大切な人などが助けてくれると信じ、祈りを捧げる。その祈りこそが今の状況を打開する最も有効な手段だと認識する。
---------------------------------------------------------------

【不定の狂気（長期の一時的狂気）】
・１時間以内に現在のSAN値の20％～29％を失った場合、狂気は1d10時間続き、時間経過で完治する。
・１時間以内に現在のSAN値の30％以上を失った場合、狂気は1d10×10時間（または1d6ヶ月間）続く。

➀行動系
1 暴力行動。あらゆるものを破壊して回る。それは物でも人でも、手近なものは全て破壊しようとする。性格は凶暴化し知性は感じられなくなる。
2 逃走。ここにいては危ない。とにかく逃げなければならない。この場から少しでも遠くへ行かなければならない。
3 自殺行動。あまりの恐怖にこの世界に生きていくことが怖くなり、自殺を選ぶ。自殺は計画的であり、遺書や身辺整理に時間を費やす。自殺は 1d10 時間後に行われる。ただし自殺は失敗に終わっても構わない。
4 奇行。誰が見ても一目で異常と思う言動を行う。論理的・合理的な行動は不可能である。
5 強迫観念に憑りつかれた行動。ある行動にこだわり続ける。いつまでも本を読み続けたり、そわそわと辺りを歩き続けたりなど。
6 不随意。突然手を叩いたり、鼻をすすったり、声を上げるといった、制御できない不随意運動が頻繁に生じる。他のことをしてても強制的に起こってしまう。

➁緊縛系
1 あらゆるものが自分に危害を与えるという被害妄想から一歩も動けなくなる。例えば車に轢かれてしまうことを恐れ路上を歩けなくなったり、転んだ際にテーブルの角に頭をぶつけるんじゃないかと想像して家の中すら自由に歩けない。
2 昏倒。ふいに意識を失いしばらく起きなくなる。
3 全身の力が抜け、動けなくなる。排尿のコントロールもできず、介助なしでは排泄行為もままならない。
4 心の中に別の人格を生み出したり親しい人の人格を創り出して一人で会話し続ける。
5 恐怖で手足が震え、行動が困難になる。
6 両手足の内の複数または一部が全く動かなくなる。

③人格系
1 倫理観の欠如。人の命を軽んじたり、怒りっぽくなってすぐ暴力に物を言わせる。また目的のために身体を売ったり、仲間を差し出すということに罪悪感を覚えなくなる。貞操観念も道徳観も失われる。
2 性格が真逆になる。活発な人物はとても静かに、穏やかな人物は怒りっぽくなるなど。
3 幼児退行、知能の低下。言動が幼いものになったり、ごく単純な思考・行動しかできなくなる。
4 フェティッシュ、ある対象への執着。それは物であったり人である。
5 偏執病、パラノイア。人が信じられなくなる。
6 異常性癖。人には言えないような性癖、あるいは今まで快く思っていなかった性的嗜好を発露する。それに対する執着はまさしく異常で、いち早くそれを満たそうとする。

④精神疾患
1 薬物乱用障害。恐怖から逃れるために酒やドラッグなどを過剰に摂取する。我を失うまで酔ったり、過剰に薬物を摂取する。記憶を失ったり身体に悪影響が出るとしても摂取をやめない。
2 健忘症。そこまでにいたる重要な記憶を失う。日常生活に不便はしないが自分がどの様な人物であるか、家族や友人のこと、自分が今まで何を為そうとしてきたのかを忘れる。自分の人生にとって重要な学問の知識や最近の社会情勢・ニュースなども忘れる。
3 極端な感情の噴出。些細なことで怒ったり、大げさなことで笑ったり、大げさに驚く。
4 強迫性障害。妙な考えが無限に湧き上がったり些細なことが妙に気になって何にも集中できなくなる。
5 対話障害。人と会話をすることが恐怖であり、極度に避けるようになる。人と会話をしようとすると緊張して言葉が出ず、酷い動悸に立っていられなくなるなど。一言二言は発せても、それ以上話をすることも話を聞くことも難しい。
6 身体が思ってもない行動をとる。意思とは無関係に人を殴ったり、直線道で突然ハンドルを切ったりする。

⑤感覚障害
1 難視。極度の近視もしくは視界に靄がかかる。精神的なものなので眼鏡などは効力を発揮しない。
2 狂気的幻視。世界が全てグロテスクなものに見え、音はくぐもった粘性の雑音となる。
3 手足がしびれ上手く動かせない。普段できることが失敗してしまう。
4 酷い掻痒。全身が耐えられないほど痒くなり、掻かずにはいられない。皮膚を掻きむしり血が出ても掻き続ける。痒みが気になってまともに行動することはできないし、場合によっては後に残る傷を生じさせる。
5 痛覚麻痺。神経物質や神経回路の分泌異常により痛みを感じなくなる。しかし症状が治まると、怪我の痛みを感じるようになる。足をぶつけたり指を切ったりしても気が付かない。知らないうちに傷を負っている。
6 過敏症。ほんのわずかな音にも過敏なほどに反応し、大きな音や強い光に酷く不快を覚える。ちょっと肌に触るだけでも針で指されたかのように驚いてしまう。

⑥その他
1 強烈なスランプ。得意なことが全くうまくいかない。普段なら成功することが失敗する。得意なことほど失敗しやすくなる（50%以上の技能値の成否判定の逆転）。意識すればするほど失敗しやすくなる。
2 激しい恐怖症。恐怖の対象が常に追いかけてくる
3 注意力散漫。うまくやったと思ったことが失敗する。集中して行わなければできないことは全く成功しない。本人はうまくしているつもりでもうまくいかない。
4 言語障害。言葉が滑らかに出て来ない。単語しか喋れなかったり、極度のどもりや発音の不良、単語の取り違えなど。場合によっては間違った情報を相手に与えてしまう。
5 支離滅裂な発言。文法や語用のメチャクチャな会話を繰り広げる。
6 一時的な信仰。いつの間にか恐怖の対象を信仰しており、その姿を絵や文字に書き表そうとしたり、写本を作ろうとする。あるいは狂気的な行為を繰り返したり、呪文を使ってみようとする。

・時代が1920sのとき、こちらの情報を一部採用（英語）。
　https://call-of-cthulhu-d100.obsidianportal.com/wikis/occupation
　http://lazypeon.net/coc/Call%20Of%20Cthulhu%20-%201920s%20-%20Investigators%20Companion%20v1.pdf
　http://lazypeon.net/coc/Call%20Of%20Cthulhu%20-%201920s%20-%20Investigators%20Companion%20v2.pdf


・クトゥルフＴＲＰＧ技能一覧（かんたん解説　旧版
https://www.kya.site/entry/2018/06/26/%E3%82%AF%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%95%EF%BC%B4%EF%BC%B2%EF%BC%B0%EF%BC%A7%E6%8A%80%E8%83%BD%E4%B8%80%E8%A6%A7%EF%BC%88%E3%81%8B%E3%82%93%E3%81%9F%E3%82%93%E8%A7%A3%E8%AA%AC

マクロはありません。

マクロはありません。