ナディア(クトゥルフ神話TRPG用キャラクターシート)

L4zzが作成したTRPG「クトゥルフ神話TRPG」用のキャラクターシートです。

ナディアの詳細

キャラクター情報  NPCでの使用可(連絡自由)
TRPGの種別: クトゥルフ神話TRPG
ナディア

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キャラクター名: ナディア
59 / 59
54975 / 54975
外部URL:
メモ:
詳細A:
《プロフィール》
【職業】 騎士(エクエス) 【性別】 女 【年齢】 14 
【出身】 ベスティア方面・セプテンディエス大管区・ケドルス小管区 【学校・学位】  
【精神的な障害】  

【SAN値】 現在 / 最大
274875 / 99

【STR】 1180 【APP】 19 【SAN】 99
【CON】 103 【SIZ】 14 【幸運】 274875
【POW】 54975 【INT】 21 【アイデア】 105
【DEX】 2730 【EDU】 14 【知識】 70
【H P】 59 【M P】 54975 【ダメージボーナス】 +74D6

【職業技能ポイント】 280
【個人的な興味による技能ポイント】 210

《戦闘技能》
☐回避    100% ☐マーシャルアーツ  1%
☐こぶし    50% ☐キック    25%
☐頭突き    10% ☐組み付き   25%
☐拳銃     20% ☐投擲     25%
☐マシンガン  15% ☐サブマシンガン 15%
☐ライフル   25% ☐ショットガン 30%
☐ベスティア=サレスティス剣術100% 

《探索技能》
☑目星    100% ☑聞き耳   100%
☑応急手当  100% ☐追跡     10%
☐隠れる    10% ☐忍び歩き   10%
☐隠す     15% ☐写真術    10%
☑図書館    75% ☐登攀     40%
☐鍵開け   100% ☑精神分析  100%

《行動技能》
☐水泳     25% ☐運転:    20%
☐電気修理   10% ☐操縦:     1%
☐跳躍     25% ☐ナビゲート  10%
☐機械修理   20% ☐製作:     5%
☐乗馬      5% ☐重機械操作   1%
☐変装      1% 

《交渉技能》
☐母国語    70% ☐信用     15%
☐説得     15% ☐言いくるめ   5%
☐値切り     5% 

《知識技能》
☐歴史     20% ☐クトゥルフ神話  0%
☑オカルト   30% ☐コンピューター  1%
☐経理     10% ☐電子工学    1%
☑天文学    51% ☐物理学     1%
☐化学      1% ☐考古学     1%
☑心理学    65% ☐法律      5%
☐人類学     1% ☐生物学     1%
☐薬学      1% ☐地質学     1%
☑博物学    60% ☐芸術:     5%
☑医学     40% ☐秘蹟術(全)100%
☐蘇生魔法   24% ☐隕石魔法   23%
☐白魔法    32% ☐天使魔法   17%
☐ファイナルメテオ:習得率 12% 
詳細B:
{武器}
キック 1D6+DB タッチ 1回 -
組み付き 特殊 タッチ 1回 -
こぶし 1D3+DB タッチ 1回 -
頭突き 1D4+DB タッチ 1回 -


{所持品}



【現金】  【預金/借金】 

{パーソナルデータ}
【収入】  【個人資産】

【不動産】  【住所】

【家族&友人】

【狂気の症状】

【負傷】

【傷跡など】

【読んだクトゥルフ神話の魔導書】

【アーティファクト】

【学んだ呪術】

【遭遇した超自然の存在】

【探索者の履歴】
魔法少女養成施設 1
精神分析+10

魔法少女養成施設 2
精神分析+20 蘇生魔法+1
蘇生

魔法少女養成施設 3
蘇生魔法+9 隕石魔法+4 分析+10 鍵開け+10
蘇生の秘法 メテオ

魔法少女養成施設 4
蘇生魔法+8 隕石魔法+19 鍵開け+10

魔法少女養成施設 5
蘇生魔法+6 白魔法+13 鍵開け+20

魔法少女養成施設 6
白魔法+19 鍵開け+10
『天使化』

魔法少女養成施設 7
鍵開け+20
金色の魔天
魔王殺し

魔法少女養成施設 8
天使魔法+10 鍵開け+10
天使の召喚★★★★ ホワイトアウト 復活の秘法

魔法少女養成施設 9
鍵開け+10

強者の殿堂 10
心理学+50

魔法少女養成施設 11
心理学+10
詳細C:
ナディア・ベスティア・サレスティス
概要:とある世界、今となってはサブルムと呼ばれるその惑星には、とある大帝国があった。全世界を征服するノリな大帝国である。今となっては国名をサブルム共和国と改めたこの大帝国は昔は地方の土着宗教を拠り所とする小国だった。そんな小国がローマ的なノリでどんどん拡大していった。普通は適当な部分でローマ的なノリで内憂外患に悩まされるはず...なのだが、この国にはとある秘策があった。神託である。神託とはなんぞやと驚くなかれ、アテネヤンキーリスペクトのこの神託、恐ろしい具合に当たった、バチくそ当たった。もともと土着信仰に過ぎなかった謎の宗教は姿形を変えて、多神教から一神教になったりもともとあった選民主義を誇張したり抑圧的な教条主義に陥ったりしながらもサブルム教として全世界に広まった。こうしてバチくそ当たる神託と領土的野心及び少々の謎の宗教的義務感から来るお節介蛮族教化的拡張主義によって世界帝国になったサブルムは、帝政から共和制に移行するフランスリスペクトなムーヴをしつつ、全世界をとりあえず支配し終わったこともあり領内の異教徒を弾圧し始めた。中央の神託を聞く係的な神権に基づく政策を各地に派遣された騎士修道会が実行する宗教的警察国家が形成され、割と地獄の一丁目的なヤバみの深い国になっていく。ちなみに全世界統一し終わった段階で実は神官どもが神託聞けなくなったとかいう内緒の話も相まって段々と民族と宗教の怨嗟渦巻く地獄の地獄になっていったが、まあそんなこの国がどうなるかはまた別のお話。
/
ナディアはサブルム世界の、割と寒冷地方寄りの田舎で生まれた獣人である。彼女が生まれるのと前後する形で、新生の共和制サブルムは彼女の故郷を支配した。といっても別に当時のサブルム共和国は領土的野心はあれど異教徒の弾圧に関してはまだそれほど関心を寄せてなかったのと、彼女の故郷は地理的な要因で外来の文化に疎く、割と原始的な精霊崇拝的宗教観しか持ち合わせていなかったため、形だけの教化は容易だった。なおこの獣人どもが一体全体唯一神とそこら辺にいる精霊をどれほど区別して崇拝していたのかは謎の一言に尽きるが。
ともあれそんな感じの後の世を考えればまあまあ良さげな場所に生まれた彼女には、致命的な弱点があった。それは彼女が致命的にアホだったということだ。しかし神はドアを閉じた時に小窓を釘と木板で補強するものなので、彼女は同時に闇の属性を抱えていた。これはサブルム共和国の割りと長くなってしまった歴史の中で常に禁忌であり、バレたら即ぶち転がされる類のものである。
しかしドアを閉ざされ小窓を封鎖された場合どうすればいいのだろうか、そうだ、煙突から脱出すればいい。そう考えたのかどうかは知らないが、ナディアはアホではあるがめちゃくちゃ体が強かった。ついでに物覚えという意味での頭はとても良かった。ついでに当時のサブルム共和国の法体制が政治的ゴタゴタでザルだったこともあり、彼女の属性はバレずにいられたのである。
さてすくすく育っていったナディアが6歳になった時、ついにサブルム共和国の世界統一がなされた。その時に彼女の故郷は自治領としてベスティア方面騎士修道会の間接統治を受けることになった。
というわけで進駐した騎士団の皆さんが、街を練り歩いている時、幼いナディアはその行進と出会い人生が割と変わったのである。
/
以下回想
ザッザッザ...
「あれが噂の騎士団か...」
「怖いねぇ、あんな大きな剣...」
「うちみたいな辺鄙なところぐらい構わないで欲しいわね...」
そんな井戸端会議のノリの主婦に混じったナディアちゃんの心中といえば...
“うぉおおおお〜何あれかっこいいー!!鎧すっごいピカピカしてるしマントのひらひらちょーテンション上がるぅ↑↑↑あ、こっち見た、うわぁ先頭の人すっごい美人、無理、しゅきぃ...”
/
回想終了
まあアホの脳内はこんなものだ。亡国の恨も抑圧される窮屈さも特に感じていなかった。年齢的にも仕方がないのだろうが。
かくして、ナディアの騎士団を目指す道のりが始まる。といってもそれは至難の道だ。基本的に騎士修道会はサブルム本国の人事によって任命され、その内訳は8割がサブルム本土、2割が核心的な植民地であり、ましてや獣人などもってのほかだった。
まあナディアにとっては関係なかったが。
/
以下回想
バァン!...
「こんにちは!」
「おやどうしたんだお嬢さん。ここは君が来るような場所じゃ...」
「私も騎士になりたいです!どうすればいーですか!」
「...ぷ、あははははは、お嬢さん、騎士になるには色々必要なんだ、君には無理だよ、さぁ帰った帰った...」
翌日
バァン!...
「こんにちは!」
翌々日
バァン!...
「こんにちは!」
翌々翌日
...
....
.....
バァン!
「また来たのかい、何度来ても同じことだよ。」
「お、なんだこの嬢ちゃん。」
「ん?あぁ、実は...」
「なんだ面白そうじゃねえか、雑用でもやらせておけばいいんじゃねえか?」
「はぁ...まあ、そうするか。一回やればもう来なくなるだろう...君、騎士になりたいんだったら...そうだね、宿舎の掃除と書庫の片付けと剣と鎧の手入れと...まあ朝から夕方までできること全部やらないといけないんだ(これで来なくなるだろう)。」
「わかりました!」
...
夜23:00
「ふわぁ...そろそろ寝るか...あの子そういえばあれから来なかったな...帰ったのかな...」
バァン!
「うぉお!?」
「騎士さん、全部やりました!」
「えぇ...あぁもうこんな泥だらけになって...はぁ、風呂にでも入れてやるか...」
...
風呂場
「騎士のお姉さん、さっき言われたこと全部やったから私騎士なれますか!?」
「(あーどうしよこれ)あははぁ...まだ足りないかなぁ...さっきのを毎日やって、それでその合間に勉強とか訓練とかしないといけないんだよ、とっても疲れるからやめといた方が...」
「わかったやります!」
「えぇ...」
「騎士団の宿舎の本とか後模造刀とか使っていいですか?」
「え、いやまあいいんじゃないかな...」
「わーい!」
...
数年後
「ああ、ナディア、ちょっと倉庫にある蝋燭取ってきてくれないか?」
「はーい、わかりましたー。」
とてててて
「なあ、クリス、普通に馴染んでたから聞くのずっと忘れてたんだがいつからあの獣人ちゃんうちのお手伝いになったんだ?」
「私に聞くな...止めても無駄なんだ、どうせなら好きにやらせておけばいいさ。」
「ほーん、そういえば最近本国からこんなのが届いてな...」
「うん?どれどれ...エクエス・アドプレヘンド...騎士見習い制度...?」
「あの嬢ちゃん、いけるんじゃねえか?まあ俺は推挙人になる気はさらさらないが。」
「...まあ、後にするか。」
...
「あ、クリスさん、蝋燭持ってきましたよー。」
「そこに置いといてくれ...そう言えばナディア、お前、経典...『統治論』と『諸天使言行録』は読んだことあるか?」
「え?暗記してますけど。」
「...?????...そ、そうか、じゃあ剣と秘蹟術の心得は...」
「最近配属された人に絡まれたのを木剣でのせるぐらいには。」
「な、なるほど...(どうしようか、熱意は本物だし、やってみてもいいのだろうか...というかうちの新人の質はどうなってるんだ...?)」
「?、へんなの。」
...
「クリスさーん!!!見てください、合格、合格してますよ私!!!!!」
「あー、うるさい。ともかく、これからはアドプレヘンドとしてキリキリ働いてもらうからな。」
「はい、喜んで!」
「うおやめろお前抱きつくな!」
/
回想終了
アホの子はアホの子なりに強みがあるのか、あるいは持ち前の身体能力と頭の回転の速さの賜物だろうか。
ともかく、数年に及ぶ自発的な住み込み重労働と自主鍛錬の結果、彼女は晴れて騎士見習いとなった。
騎士見習い、これには世界を跨ぐ大帝国の維持のために必要な人材を育成するための政策であり、幼い異邦人を登用しゆくゆくはサブルム文化圏に吸収するために施行された。現実的な需要に裏打ちされた制度であるためちゃんとそれは機能し、ナディアはその恩恵にあずかったというわけだ。
/
また数年後...
「ナディア・アドプレヘンド、ただいま帰還いったしましたー!」
「あぁナディアか、相変わらずうるさいなお前は...というかいつまでアドブレヘンドと名乗っているんだ、正式に修道会と守護天使代の洗礼を受けただろうお前は。」
「えぇ...でもかっこいいじゃないですか、アドプレヘンド...」
「見習いのどこがかっこいいんだ!ともかく次からは改めるように!あぁそれと...」
「うぅ...はーい...ん?なんです?」
「お前の監査区の抜き打ち視察で住民の家から異教の物品が見つかった、今月の給料は没収だ。」
「えぇーー!!そんなぁ...あれって不思議なオブジェじゃなかったんですかぁ...」
「そんなわけないだろう...」
「普通にうちにもあるからそんなもんだと思ってました。」
「っておーい!お前が持っててどうするんだ!バレたら即打ち首だぞ!」
「バレなきゃいいじゃないですか、大丈夫大丈夫。」
「はぁ...お前なぁ...確かにベスティア方面は視察が緩いとはいえ...」
「あはは、以降気をつけますってぇ...」
「まあいい、それともう一つ通達がある。」
「なんです?(お腹すいたなぁ...)」
「最近騎士団内部の張り紙を見たと思うが...」
「(カニ食べたいなぁカニ、貝でもいいや、海鮮の気分。)」
「...よって...だから...まあ、お前のことを...いせ...調査の任務に推薦しといた。」
「(あ、聞いてなかった...って伊勢調査?最近見つかったって話の極東の島?伊勢海老って新種のエビがチョーうまいって聞いたんですけど!一回食べてみたかったんだよねぇ、やっぱクリス大好き!騎士団入ってよかったー)行きます!」
「限られた精鋭にしか任せられない任務だがきっとお前ならやれ...返事早いな(やはり熱意は本物のようだな、最近は仕事も随分とこなすのが早い...)」
「では、また続報があり次第通達する。以上、解散してよし。」
「はーい!あ、クリスももう上がりでしょ?一緒にカニ食べに行こうよカニ!」
「...カニ?まあいいが...」
「(異世界調査、これまでとは毛色の違う任務だというのに、図太いのか、それとも考えてないだけなのか...)」
聞いてすらいないだけである。
...
「それじゃあ行ってきまーす!この秘蹟陣の上に乗ればいいんですか?」
そうして任務派遣当日、何も知らない彼女は暴走した秘蹟によって異世界転移を行わせられる。
「...?」
「...どこ、ここーーーーー!!!」
/


プロフィール

名前
ナディア・ベスティア・アルテ・サレスティス・ディフェンシオ
/
本名はナディア、氏族制度が発達しなかった地域なので、苗字を持たない。ベスティア・アルテ・サレスティス・ディフェンシオとは所属する騎士修道会に与えられた洗礼名である。名前の意味は『いと高きサレスティスに庇護されしベスティア方面騎士修道会のナディア』である。省略してナディア・ベスティア・サレスティスとすることも可能である。ちなみに本人はアドプレへンドという騎士見習いの時の洗礼名を気に入っている。

種族
獣人
/
サブルムの亜寒帯以北に生息する亜人種の一つ。小規模なコロニーを作り狩猟生活を行ってきた。氷河期が終わったあとも人間が入植してくることはほとんどなく、極めて原始的、伝統的な暮らしを営んでいる。ただ人間のコロニーと接触するようになり、定住して街を作ったコロニーもある。彼らは広大な針葉樹林地帯に住み、人間と交流しながら木材で建築を行い、ジャガイモやライ麦などの寒さに強い農作物を植え、人々から獣人と呼ばれた。逆に樹木が完全に育たない寒帯の獣人は原獣人と呼ばれ、今の今まで原始的な狩猟生活を営んできた。
原獣人は人と比べて非常に毛深く、またまるでライオンのような耳と尻尾、そして堅牢で鋭い爪を持つことで知られている。またメスの原獣人にはカンガルーのような子育て袋が存在する。古い時代に言い伝えられる雪原の悪魔とは彼らのことを指すといわれている。しかし獣人はその特徴が大きく退化しており、耳と尻尾以外は普通の人間と同等の外観をしている。
また獣人たちが共通して人間と相違している点は、彼らの寿命と身体能力、そして秘蹟術などで重要視される天賦(※後述)の高さである。基本的に獣人は人間より身体能力が高く、長い寿命を持つ。天賦に関しても基本的に獣人の方が人間よりも大天賦者などが出やすく、小天賦の数の平均も獣人が高い。
ただし、獣人は生殖力は人間の半分以下であり、また嬰児の生存率が極めて低いことで知られる。今でこそ技術の流入や独自の発展があり、基本的に生まれさえすれば成人まで死ぬことはないが、数十年まで迄は嬰児の死亡率の高さは由々しき問題であった。これは先天的に獣人が抱える問題であり、原獣人はカンガルーのような子育て袋が存在することから、恐らく獣人の速い退化に繁殖方式が追いついていなかったからと推測される。

所属
サブルム共和国・ベスティア方面騎士修道会所属・セプテンディエス大管区所属・ケドルス小管区所属・実行員
/
サブルム共和国、もといサブルム国とは曖昧な「神託」を抜きにしても十分優秀な国家であると言える。
さらにいうのならば、現地将校や現場の官僚が極めて優秀であった、というべきである。
常に政権の中央に陣取っている神官はあくまで神託を下すだけの機関にすぎず、その一見実現不可能な要求を現地で実行するのはいつだって現場の人々だ。
彼らは補給路の確保、現地での支配体制の確立、戦域が拡大する都度のドクトリンの調整、属州経営の方式など、ありとあらゆる方面で常に最新であり続けたがゆえに、神託が初めて意味を持つ指令になったのである。
そして、騎士修道会とはそんな現場の人々と密接に関わる機関である。
/
騎士修道会とはサブルム国の属州総督を中心に形成された行政機関であり、主に共和国の属州経営を担当する。彼らが手にかける事業は主に徴税、監査、裁判、及び必要な場合においての軍事力の行使であり、極めて多機能な組織である。
彼らの前身はサブルム国軍であり、戦域が拡大するにつれて前線から離脱し、後方の補給路の維持、パルチザンの鎮圧、現地民の支配などを行ってきた部隊だ。彼らは後に完全に軍制から外れ、官僚としてその地域を属州として経営していくこととなる。ただし暴力装置であることには変わりはなく、場合によっては一騎士修道会が国軍の方面軍に勝る軍事力を持つこともある。
その構成員たちは騎士(エクエス)と呼ばれ、騎士はそれぞれ騎士修道会会長(騎士団団長)、騎士修道会副会長(騎士団副団長)、騎士修道会大管区区長(大騎士)、騎士修道会小管区区長(大騎士補佐)、実行員(監査員、徴税員など)に分かれその務めを果たすとされた。

属性/天賦
主属性/大天賦:闇、聖、風
次属性/小天賦:雷
/
サブルムにはアウラと呼ばれる特殊なエネルギーが存在する。これは大気中に点在している。
属性、あるいは天賦とは、そのものが生まれ持ったアウラを統べる能力であり、アウラを適切に扱う術があれば不思議な力を行使することが可能。
サブルムでは秘蹟術と呼ばれるものでアウラを行使している。
属性、天賦の両方の呼び名があるが、基本的に『○属性のアウラを操る高い/並みの天賦を持つ』という意味合いでつかわれる。
また人によって天賦には高低があり、一定の濃度下で特定の値を超えた量のアウラを操れるものを大天賦者と呼び、大天賦者が適性を持つ属性をその人の主属性と呼ぶ。
ちなみに、この天賦、属性などはサブルム国特有のものであり、彼らの信仰がアウラの属性を決定づけただけであり、本来アウラには属性はない。

信仰
サブルム教
/
ナディアは信仰しているとは言えないが、洗礼を受けた以上は彼女も教徒である。
サブルム教はかつてサブルム地域にのみ存在していた土着の多神教であった。それがサブルム国の拡大膨張とともに、やがて教義が整理されていき、現在の多神教的な側面を残した一神教になる。
サブルム教には極めて重要な経典が三つ存在する。それぞれ『オムニブス・デウス(私たちの神々)』、『諸天使言行録』、『統治論』である。このうち『オムニブス・デウス』は本国の高位神職以外の閲覧が禁じられており、その存在すら知らないものが多い。その実態はかつてサブルム地域で言い伝えられていた叙事詩であり、現在の教義とそぐわないことから閲覧が制限された。それにとってかわったものが『諸天使言行録』と『統治論』である。『統治論』は絶対なる神は如何にしてこの世を統べるかを述べた書物であり、この経典によって現在のサブルム教の一神教的性格は決定づけられた。逆に『諸天使言行録』は『オムニブス・デウス』を『統治論』の前提のもとに再編纂したものであり、神に仕える天使たちの出来事が書かれている。また『統治論』はあくまで経典だが、『諸天使言行録』は秘蹟術の最も重要な媒体として使われるため、極めて流通量が多い。そしてもう一つのサブルム教の特徴として、神と天使の言行は不可分と考えることが挙げられる。即ち、神あるいは天使の言動には実体が伴っていると考えられているのだ。

秘蹟術
サブルム国に伝わるアウラを操る方法であり、極めて宗教色が強い。
また機密保持のため、秘蹟術は敢えて体系化がなされておらず、全ての術者は彼らの師匠から言動によって秘蹟術を教わるのである。
その実態は『諸天使言行録』にて描かれた天使の所業と自身を同調させ、彼らと同等の奇跡を引き起こすという、極めて個人個人の感覚に頼った不安定なものである。
つまり『諸天使言行録』に書かれた情景へ対する想像力自体が秘蹟術のアウトプットに繋がるということである。
また、このような実態の術である関係上、サブルム国では常に闇属性は禁忌として扱われてきた。それは『諸天使言行録』に登場する神の敵たちが行う行為であるとともに、神と天使の権限である人間の生命の掌握を人が行うことになりかねないからである。また現実的な問題として、闇属性の秘蹟術は遠距離からの呪殺などに応用可能であり、それを防ぐのは極めて数が少ない聖属性の天賦者の防御しか意味をなさないからである。
また余談であるが、秘蹟術に様々な属性があるのは『諸天使言行録』に多様な天使が登場し、彼らの行動と自分の感覚を同調させて発動させるものが秘蹟術であるため、属性の分別が後天的になされているだけであり、先天的にはアウラには属性はない。ただしかつて『諸天使言行録』ではなく『統治論』を持って秘蹟術を発動しようとした試みが悉く失敗したことを受けて、秘蹟術の改善は諦めてられている。また更に近世の研究ではアウラの存在自体が疑わしく、科学的な見地で見れば我々の体内にそもそも大気中に存在する何らかのエネルギーを物質化させる器官が備わっているのではないかという仮説も存在するがあくまで公にできない仮説でとどまっている。

習得している秘蹟術
/
雷属性
トニトルス
概要:アウラを雷に変化させ放出する術。
ダメージ:(POW/1000*200)d10 雷魔術 POW/1000*200の最低値は200とする。
射程:視界/単体
特殊効果:発動した瞬間を目撃していない対象は雷速に反応できない場合回避不能。ダメージを受けた場合、CON*5(上限95%)に失敗すると2ラウンドの間行動不能。
判定:秘蹟術(初級)

マグナ・トニトルス
概要:アウラを雷に変化させ放出する術。トニトルスよりも強く速い。
ダメージ:(POW/800*200)d100 雷魔術 POW/800*200の最低値は200とする。 全体攻撃を行った場合、ダメージに/5
射程:視界/単体/全体
特殊効果:発動した瞬間を目撃していない対象は雷速に反応できない場合回避不能。ダメージを受けた場合、CON*5(上限85%)に失敗すると2ラウンドの間行動不能。
判定:秘蹟術(中級)

オプティムス・トニトルス
概要:アウラを雷に変化させ放出する術。極めて強い雷であり、現実の雷と比べても遜色ない威力を誇る。
ダメージ:(POW/500*200)d1000 雷魔術 POW/500*200の最低値は200とする。 全体攻撃を行った場合、ダメージに/2
射程:視界/単体/全体
特殊効果:発動した瞬間を目撃していない対象は雷速に反応できない場合回避不能。ダメージを受けた場合、CON*5(上限75%)に失敗すると2ラウンドの間行動不能。
判定:秘蹟術(上級)
/
風属性
ウェントゥス
概要:アウラを風の刃として放出する術
ダメージ:(POW/1000*200)d8 風魔術/装甲貫通 POW/1000*200の最低値は200とする。
射程:視界/単体
特殊効果:目に見えない空気に反応できない場合回避不能。
判定:秘蹟術(初級)

フェルス・ウェントゥス
概要:アウラを風の刃として放出する術。ウェントゥスよりも荒々しい。
ダメージ:(POW/800*200)d80 風魔術/装甲貫通 POW/800*200の最低値は200とする。 全体攻撃を行った場合、ダメージに/5
射程:視界/単体/全体
特殊効果:目に見えない空気に反応できない場合回避不能。
判定:秘蹟術(中級)

アイテール・ウェントゥス
概要:アウラを風として放出する術。上天の澄んだ風を現界させる、この風は聖なる力をまとっている。
ダメージ:(POW/500*200)d800 風魔術/装甲貫通 POW/500*200の最低値は200とする。 全体攻撃を行った場合、ダメージに/2
射程:視界/単体/全体
特殊効果:目に見えない空気に反応できない場合回避不能。また邪悪なる存在に対しては特攻となり、そのものに追尾して回避を無効化する。
判定:秘蹟術(上級)

アルカヌム・アイテール・ウェントゥス
概要:アウラを風として放出する術。大天賦者しか使えない奥義であり、神の息吹を現世に遣わす。
ダメージ:(POW/10*200)d800 風魔術/装甲貫通 POW/10*200の最低値は200とする。 
射程:視界/単体/全体
特殊効果:目に見えない空気に反応できない場合回避不能。また邪悪なる存在に対しては特攻となり、そのものに追尾して回避を無効化するほか、そのものの全てのステータスに対して同等のダメージを与える。
判定:秘蹟術(奥義)
/
聖属性
ルーメン
概要:アウラを光として放出する術。
ダメージ:なし、ただし邪なもの、邪悪なもの、闇のものなどに対して使用した場合、そのものたちの目を焼き闇へと帰す。
射程:視界/単体/全体
特殊効果:持続して放つことで光源として使用可能。
判定:秘蹟術(初級)

クラルス・ルーメン
概要:アウラを光として放出する術。この光は一層清く正しい。
ダメージ:なし、ただし邪なもの、邪悪なもの、闇のものなどに対して使用した場合、そのものたちの目を焼き、力をそいでその隠れ蓑をほどき、隠密を解除する。
射程:視界/単体/全体
特殊効果:持続して放つことで光源として使用可能。
判定:秘蹟術(中級)

グローリア・ルーメン
概要:アウラを光として放出する術。神の栄光が形作った光は何よりも勝る輝きを誇る。
ダメージ:なし、ただし邪なもの、邪悪なもの、闇のものなどに対して使用した場合、そのものたちの目を焼き、力をそいでその隠れ蓑をほどき、隠密を解除する。また彼らを一定時間封印し行動を阻害する。ただしこの封印は自身のPOW*10以上のものには効果がない。
射程:視界/単体/全体
特殊効果:持続して放つことで光源として使用可能。
判定:秘蹟術(上級)

アルカヌム・グローリア・ルーメン
概要:アウラを光として放出する術。大天賦者しか使えない奥義であり、神の創世の光をこの世に遣わす。
ダメージ:なし、ただし邪なもの、邪悪なもの、闇のものなどに対して使用した場合、そのものたちの目を焼き、力をそいでその隠れ蓑をほどき、隠密を解除する。また彼らを全て灰燼と焼き尽くし即死させてしまう。この効果は自身のPOW*100以上の対象には効果がない。
射程:視界/単体/全体
特殊効果:持続して放つことで光源として使用可能。
判定:秘蹟術(奥義)

サンクトゥス
概要:聖なる光を自身の体内に込めることで、悪しき存在を遠ざけることが可能。基本的にグローリア・ルーメンあるいはアルカヌム・グローリア・ルーメンの秘蹟術を自身の体内に照射することで発動されるものである。
ダメージ:なし
射程:自身
特殊効果:自身に10ラウンドの間魔術的な即死耐性を付与し、またあらゆる状態異常を回復する。
判定:秘蹟術(奥義)

ゲニウス・サレスティス
概要:聖なる光を凝縮することで守護天使を呼び出す秘蹟術だが、本来アンゲルス・〜となるはずのものを自身の原始的な宗教観と照らし合わせた結果謎の存在が呼び出されるようになった。といっても本質はそこまで変わらない。また聖属性と分類されているが、実際に守護天使が取る属性はない。
ダメージ:なし
射程:自身のPOW/αmまで
特殊効果:射程内で存在できるゲニウスと呼ばれる特殊なエネルギー体を召喚する。これは召喚者と五感で結ばれており、召喚者は任意のタイミングで五感のうちの一つあるいは複数をゲニウスとリンクすることができる。ただしリンクしている間はゲニウスの感覚が上書きされるため、自身の感覚は一時的に失われる。基本的にゲニウスを操るにはINTが15以上必要であり、ゲニウスを呼び出す数が1増えるたびに要求されるINTが15増える。
判定:秘蹟術(任意)、任意=初級/中級/上級/奥義の時、α=100、10、1、1/10
/
闇属性
ノックス
概要:対象の視界を闇で包む術。
ダメージ:なし
射程:視界/単体
特殊効果:この効果を受けた対象は無条件に視界を2ラウンドの間失う。
判定:秘蹟術(初級)

メトゥス・ノックス
概要:対象の視界を闇で包む術。この闇はまた精神的な恐怖を与える。
ダメージ:なし
射程:視界/単体/全体
特殊効果:この効果を受けた対象は無条件に視界を2ラウンドの間失う。また闇の中恐ろしい幻影を見てSANチェック1d6/1d20を行う。
判定:秘蹟術(中級)

サール・ノックス
概要:対象の視界を闇で包む術。この闇はまた物理的な影響を伴い、効果を受けた対象はまるで塩を目に塗られたかのような激痛を味わい、感覚器官に支障をきたす。
ダメージ:なし
射程:視界/単体/全体
特殊効果:この効果を受けた対象は無条件に視界を2ラウンドの間失う。また目星が永続的に-20%される。
判定:秘蹟術(上級)

モルス
概要:対象を呪殺し葬る術。『諸天使言行録』に置ける天使の言行不可分の原則を利用して、自身の感覚を動作ではなく言葉に代入する非常に稀有な秘蹟術、その特性上、詠唱を必要とする。
ダメージ:即死
射程:認識している(目に見えなくとも知っている)生命
特殊効果:この効果は対象が聖属性秘蹟術のサンクトゥスを使用すれば防御は可能。また術が発生する際にアウラが微量ながら動くため、そこから術の発動を感知できる。
判定:秘蹟術(奥義)
詠唱:『おお、偉大なるわれらが父よ、彼はわが敵を滅ぼしたのだ。』

アルカヌム・モルス
概要:対象を呪殺し、また永遠に復活を阻止する術。『諸天使言行録』に置ける天使の言行不可分の原則を利用して、自身の感覚を動作ではなく言葉に代入する非常に稀有な秘蹟術、その特性上、詠唱を必要とする。
ダメージ:即死
射程:認識している(目に見えなくとも知っている)生命
特殊効果:この効果は対象が聖属性秘蹟術のサンクトゥスを使用すれば防御は可能。また術が発生する際にアウラが微量ながら動くため、そこから術の発動を感知できる。ただし一旦効果が通って即死した対象はアウラに統合され復活が不可能となる。
判定:秘蹟術(奥義)
詠唱:『おお、偉大なるわれらが父よ、彼はわが敵を滅ぼし、そしてその棺に純白の塩を降らせたのだ、彼らが二度と災いをなさぬように。』
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複合属性
アストラ
概要:上天の澄んだ大気に宿る星々のアウラを大地へと降ろす、それはさながら流星のような形のエネルギーとなって大地に審判を下す。風、聖属性両方の天賦を持たないと使用できない。
ダメージ:(POW/10*200)d800*500 風/光/熱魔術 装甲無視 POW/10*200の最低値は200とする。
射程:視界/全体
特殊効果:この術は空が見えていないと使えない。
判定:秘蹟術(奥義)

サレスティス・ステラ
概要:ベスティア方面騎士修道会に伝わる秘技、風、聖属性両方の大天賦者のみが使用できる。上天を更に超え、宇宙に宿る恒星のアウラを大地へと降ろす。それはいくつもの光の柱となって地上に降り注ぎ、神罰とも思える大破壊をもたらす。
ダメージ:(POW*200)d800*5000 風/光/熱魔術 装甲無視 1d100回攻撃
射程:視界/全体
特殊効果:この術は空が見えていないと使えない。
判定:秘蹟術(奥義)
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剣術
騎士修道会では剣術は必修の技術であり、それぞれの騎士修道会によって彼らが保有する剣術は異なっている。これは騎士修道会の前身であるサブルム軍がそれぞれの地域で別々の戦闘能力を必要とされたからである。ナディアが学んだのはベスティア=サレスティス剣術であり、主に雪中、森林、泥濘などの悪環境の中で戦うための実用的な剣術である。
/
優れた体幹
概要:ベスティア=サレスティス剣術はまず優れた体幹を形成するところから訓練が始まる。当剣術の使い手は基本的に大きな立ち振る舞いを好まず、その場で相手の攻撃をいなしてから反撃することを好む。
効果:姿勢を崩すような出来事がある場合、STR*5の判定を行い、成功した場合姿勢を即座に正す、あるいはそもそも影響を受けないことができる。

獣の直感
概要:この剣術は極めて小さな動きで対象の攻撃を見切り回避あるいは受け流しをすることによって体力を温存することを教条としている。そのため、極めて高い直感を養うことが求められる。
効果:攻撃などを受ける際に、INT*5の判定を行い成功した場合、その攻撃を行動回数を消費せずに回避あるいは受け流しすることが可能。

獣の型
概要:この剣術は極めて小さな動きで最大限の損傷を対象に与えることによって体力を温存することを教条としている。そのため、初動から動作の完遂までの時間が極めて短いことで知られる。
効果:自身が攻撃する際、対象にINT*5の判定を行わせる。失敗した場合対象は回避不能となる。また自身の剣によるダメージに*5
/
全力斬り
概要:ただ単に全力で斬りつけるだけだが、力の入れ方や攻撃の方向、姿勢など研究されつくされた故に単純な強さを持つ剣技である。
効果:自身のこの攻撃のダメージをdb以外2倍にして、dbに関連するダイスを全て5倍にする。
消費MP(精神力):20

連続斬り
概要:連続して攻撃を行う。単位時間で可能な限り攻撃することは、必然的に命中回数の増加に繋がる。
効果:対象に3+1d5回の斬撃を行う。
消費MP:10*攻撃回数

踏み込み斬り
概要:上半身だけでなく、下半身も活用して極めて速く鋭い斬撃を行う。
効果:この攻撃の対象のリアクションを-20%して扱う。
消費MP:30

カウンター
概要:敵の攻撃を見切り反撃する体制を常に取る。
効果:相手が攻撃してきた際に発動可能、INT*5(最大60%)に成功した場合反撃する。この反撃は通常の攻撃として扱う。
消費MP:200

スクートゥムバッシュ
概要:盾で大きく対象を押しのけよろめかせる。
効果:この攻撃を受けた対象はSTR*5(上限75%)を行い、失敗した場合転倒する。
消費MP:100

武器落とし
概要:剣の柄で対象の手の甲を強打して対象の武器を落とす技術。
効果:対象にdb分のダメージを与え、対象にSTR*5(最大50%)の判定を行わせ失敗した場合武器を落としてしまう。
消費MP:50

盾砕き
概要:剣の柄で盾の一点に攻撃を加え、対象の姿勢を崩させ盾を取り落とさせる攻撃。また同じラウンドに行動回数の消費なしで攻撃に転ずることができる。
効果:対象にSTR*5(最大50%)の判定を行わせ失敗した場合盾を取り落とし、自身にエクストララウンドを付与する。
消費MP:100

急所狙い
概要:人体の構造上傷つけられれば行動不能となる箇所を狙い攻撃する剣技。
効果:対象がこの攻撃によってダメージを受けた場合、その量によらず対象は行動不能となる。
消費MP:100

属性剣
概要:自身の武器にアウラをまとわせ、その属性のダメージを与えれるようになる。
効果:自身の武器のダメージに*自身のPOW/α、この際秘蹟術の判定を行い、初級、中級、上級、奥義の順にα=1000、100、10、1。またダメージの属性が自身の天賦と同じものに任意で変化する。
消費MP:なし

アウラ・スクートゥム
概要:自身の盾にアウラをまとわせ、その堅さをます。
効果:自身の盾に装甲を付与する。値は自身のPOW*β、この際秘蹟術の判定を行い、初級、中級、上級、奥義の順にα=1、10、100、1000
消費MP:なし
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所持品
装備:
エクエス・グラディウス/ベスティア=サレスティス
概要:ベスティア方面騎士修道会の騎士に支給される長剣。修道会特有の剣術に最適化しており、刀身はガード部分に搭載された秘蹟術によって形成されたもののため、耐久を心配しなくてもいい。
基本命中率:ソード
射程:タッチ
ダメージ:20d100*50+db
貫通:可能
特殊効果:ベスティア=サレスティス剣術を扱う際に、技能値の半分以下で貫通するようになる。また全ての剣技の消費MPが半減し、獣の型のダメージに対する補正が*7となる。
耐久力:60000000

エクエス・スクートゥム/ベスティア=サレスティス
概要:ベスティア方面騎士修道会の騎士に支給される大盾。修道会特有の剣術に最適化しており、また質は一流の匠によって鍛えられた一級品である。アウラの伝導率が高いことも特徴的。
基本命中率:盾
射程:タッチ
ダメージ:20d60+db
貫通:不可
特殊効果:ベスティア=サレスティス剣術を扱う際に、1ラウンドに何度でも盾による受け流しが可能となる。またシールドバッシュを行った際にSTR*5(上限75%)→STR*5(上限50%)へと効果を変更する。またアウラシールドが適用された場合、耐久力に+900000000
耐久力:100000000
聖女の刻印:
刻まれた物品は聖性を帯びる。

エクエス・アルマ/ベスティア=サレスティス
概要:ベスティア方面騎士修道会の騎士に支給される鎧。修道会特有の剣術に最適化しており、また質は一流の匠によって鍛えられた一級品である。装着者の身体能力を向上させることができる。
基本命中率:該当なし
射程:該当なし
ダメージ:該当なし
貫通:該当なし
特殊効果:自身のSTR、DEXを*10、移動値+20%、また自身の全ての肉体的な技能に+20%の補正値を与え、自身の行動回数を+5する。
装甲:10000000の物理、魔術装甲

その他の所持品
望遠鏡、紙とペン、信号弾、薬草、包帯、水筒、地図、サブルム金貨5枚、サブルム銀貨30枚(金:銀:銅=1:25:400)

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『蘇生』
技能:蘇生魔法×10
最も基本的な蘇生魔法。非常に使い勝手が悪いが、それでも死を覆す魔法である。
詠唱時間:1
コスト:自身のMP最大値の50%
効果:対象をHP1で復活させる。

『蘇生の秘法』
技能:蘇生魔法×5
蘇生魔法を一部改善し、消費する魔力を軽減させたもの。ただしその分詠唱には時間が必要となる。
詠唱時間:3
コスト:自身のMP最大値の10%
効果:対象をHP1で復活させる。

『復活の秘法』
技能:蘇生魔法×4
高位の蘇生魔法。消費する魔力は大きいが、蘇生よりも良好な状態で復活させることが出来る。
詠唱時間:3
コスト:自身のMP最大値の50%
効果:対象をHP最大値の半分で復活させる。

『禁術:死者蘇生ノ法』
技能:蘇生魔法×1/10
大神官イムホテプの用いる禁術。単なる死者蘇生の極致。あらゆる死者を完全な状態で現世に呼び戻し使役する、最高の蘇生術である。
詠唱時間:100
コスト:自身のMP99%及びSAN1まで減少。
効果:死者を1人選択し、完全な状態で復活させる。

『メテオ』
最も基本的な隕石魔法。外界より呼び出した星屑の欠片を上空より落とす。
技能:隕石魔法×5
詠唱時間:5
コスト:100000000
効果:視界内の任意の地点に魔法陣を出現させ、そこから隕石を落とす。落下地点に1d1000*1d1000*1d1000*1d1000*1d1000*1d1000*1d1000*1d1000*1d1000*1d1000のダメージを与え、その周辺10km圏内に200d1000*200d1000*200d1000*200d1000 のダメージを与える。

『ホワイトエフェクト』
魔王リヴィエールのみが扱う、白魔法という特殊な技術。その最も基本的なもの。威力はそれほどでもないが、制圧力に長けている。
技能:白魔法×5
詠唱時間:1/3
コスト:10000MP
効果:小さな白い光の弾を放つ。命中地点から半径10~100m(調整可能)ほどに渡って、10d1000*10d1000の聖属性魔法ダメージを与える。また、この魔法が命中した対象は20%の確率で発狂する。

ホワイトアウト
魔王リヴィエールのみが扱う、白魔法という特殊な技術。その技の一つ。純白の魔力を霧のようにして周辺に放ち、自身以外の視界を奪う。
技能:白魔法×5
詠唱時間:1
コスト:50000MP
効果:自身から半径100~POWmまでの範囲を「白」で満たす。「白」は、白魔法を覚えている者以外の視覚による観測を拒絶する。

サンフレア:
技能:天使魔法×5
詠唱時間:1
コスト:1000000MP
効果:太陽の力を借り、周辺に膨大な熱と炎を発生させる。自身から半径1km以内の敵対対象に、77d77*100d100*20d10の炎+聖属性ダメージを与え、その回復を阻止する。

天使召喚★★★★
技能:なし
最高位の通常天使を呼び出す魔法。呼び出した天使は、一人で悪魔の軍勢を屠れるという。
詠唱時間:10
コスト:自身のMP最大値の200%
効果:クラス★★★★の天使をランダムに召喚する。知っている対象ならば指定可能。

強きこころ:
技能:自動成功
心を強く保つための魔法、魔法というよりは技術に近い。
詠唱時間:1
コスト:自身のMPの10%
効果:一時間もしくは戦闘中、恐怖や怖気などに対する強い耐性を得る。

エインヘリャル:
技能:
戦乙女の用いる天使魔法の一種。かつて天のために戦った勇士達、その魂を一時的に呼び寄せて従える。その盾は敵の剣を受け止め、その剣は天のの敵に裁きを下す。
技能:天使魔法×3
詠唱時間:10
コスト:7000000MP
効果:1ラウンドの間、自身に対するダメージを1/10に軽減する。また、自身の攻撃に聖属性が付与され、与ダメージが10倍され、全体攻撃になる。



試作魔剣:改造型/ベスティア=サレスティス
概要:ベスティアと呼ばれる地において使われる、特殊な剣術のために最適化された魔剣。研究者カイスが製作したそれは、様座なパーツや機械的な機構が無数に組み込まれた、いわば人造の魔剣である。剣としての外観とは明らかにかけ離れているが、その重さと耐久力は、それが武器であることを証明している。
/
基本命中率:ソード
射程:タッチ
ダメージ:特殊(後述)
貫通:不可
特殊効果:
・ベスティア=サレスティス剣術を扱う際に、技能値の半分以下の値で成功した場合に武器本体のダメージが2倍になる。獣の型のダメージに対する補正が*7となる。

・この武器のダメージは命中した対象の残存耐久力によって決定される。以下参照。
100%:100d100*50+db
75%~99%:50d100*50+db
74%~50%:35d100*50+db
25%~49%:20d100*50+db
1%~24%:0

・この武器には「魔力」が付与されている。これはエルスト内における特殊な概念である。

・任意でこの武器の自動修復能力を装備者に適用することが出来る。その場合、回復されたHPの割合に応じて、自身の身体が機械に置き換わる。この際、「肉体」を初期値100として設定し、自身のHP最大値を基準として、回復したHPの割合(過剰回復は考慮しない)×1/10の値だけ、「肉体」が減少し、機械に置き換わる30%を超えると性能が変化し、50%を超えると種族が変化する。

耐久力:60000000/自動修復により毎ラウンド10000000回復


妖竜外套
薄紫色に薄く輝く外套。袖を通すタイプのものではなく、服や鎧の上から羽織るマント状のもの。その姿は美しく神秘的なものだが、一抹の恐れが感じられる。
表面は妖しい力を用いる九尾の狐の尾毛で、裏地は無数の竜鱗によって作り、それを蛇竜のヒゲで紡いだ逸品である。本来親和性が薄いはずの素材同士であるが、製作者の技術が優れていたためか、それぞれの性能が潰し合わせずに引き出されている。
/
・装備者のAPP+5、また魅了などが成功しやすくなり、惚れられやすくなる。

・装備者の声が非常に魅力的なものになる。これは他者の心を癒すものでもあれば、理性をかき乱し、欲望をさらけ出させるものでもある。声を聞いた人物はPOW8000000(声の魅力を表した数値)とのPOW対抗を行い、失敗した場合声の主に精神を操られてしまう。ただしこれはその声と用いる言葉を理解できる対象に限る。

・装備者に物理装甲+7000000000、魔術装甲+100000000000
ただしエルストの外部では装甲としての性能を発揮しない。

・装備者に対する土、水、火、風、及びそれに類するダメージは3/4倍される。

・装備者に対する毒によるダメージは半減される。また、病などに対してある程度の耐性を得る。

・装備者のHPは、毎ラウンド100000000回復される。

・装備者に対する攻撃が貫通した場合、それを50%の確率で無効化する。

・1セッションに1度だけ、装備者のHPが0以下になった場合、自身のPOWを半分まで減少させることで、あらゆる状態異常とHPを全開して復活できる。


種族:金色の魔天
神敵たる魔王を討ち、大天使となる素養を得たのと同時に、その力を取り込んだために変質した特殊種族。強力な聖性と魔の力を併せ持つが、どちらの種族からも恐れられ、敵視される。
外見上は大天使そのものであり、その身が宿す光は淡い黄金に輝いている。しかし、その金色こそが悪魔を統べる魔王の力であり、その身が堕天している証拠である。
【属性:光+闇】
全ての属性から受けるダメージを1/2にする。
【第二属性:聖+邪】
全ての属性から受けるダメージを1/2にする。
【金色の魔天】
自身のPOW×10。被ダメージ1/2。魔法に必要なコストが1/4になり、特殊な魔法を覚えられるようになる。また、天使及び悪魔に対して優位性を持つ。
【黄金卿】
MPを消費することで、黄金を創り出すことが出来る。コストは1MP=1g。これは自身の視界内のどこにでも発生させられる。
【上位存在】
あなたはほぼ全ての存在より上位に位置している。自身より格の低い存在(KP裁量)からの干渉を任意で無効化出来る。
【天使の権能】
自身に敵意を持つものに対し、有利となる(KP裁量)
【悪魔の魔力(強)】
自身のMP最大値+50000000000000。魔法に必要なコストが半減する。また、魔法のコストを任意で上昇させ、その威力を向上させることが出来る。
【神敵】
あなたは聖王と敵対している。
【裁きの刻】
死亡した場合、天界にて聖王と対峙する。

条件を満たすと種族が変化する。



種族:魔王殺し:幼少(闇+風)
悪魔となった後に「魔王」の種族を持つものを討伐したことで、本来人であれば得る勇者の
クラスが変質し、同族の天敵たる種族となった存在。元は風の悪魔であったが、その外見は全く異なるものとなっている。
基本的には獣人の姿だが、種族としての力を発現させる際には体内から黒い煙が発生し、身体が覆われ鎧を形成する。また、瞳が赤く光るようになり、周囲が常に薄い影に覆われる。
/
ステータスに以下の修正を受ける。
STR+8518292696320
CON+10938102943820
POW+1332935890086
DEX+9710055040574700
以下の能力を持つ。
【属性:闇+風】
火、水、氷、毒によって受けるダメージを1/4にし、土以外の属性から受けるダメージ
を1/2にする。ただし、光、聖属性から受けるダメージを2倍にする。
【魔王殺し】
「悪魔」に対して与えるダメージが10倍になり、その耐性に関わらずダメージを与えられるようになる(軽減される可能性はある)。また、悪魔を退散させる際、消滅させる可能性がある。また、「魔王」の上位存在防御を無効化する。「魔王」と対峙した際、あなたは■■■として魔王を討伐しうる。
【共喰い】
自身の行いによって発生するSANCが無効化される。精神干渉が一部無効化される。
【魔装展開】
自身のPOWを消費することで、武器や鎧を生成/強化することが出来る。消費量によっては特殊な性質を持たせることも可能。初期の魔装は以下。
「魔王殺しの剣」
技能:ソード
耐久:自身のPOW
ダメージ:99d999+STR+POW
「魔王殺しの鎧」によって蓄積されたダメージを全て消費することで、一度だけそのダメージを加算することが出来る。
「魔王殺しの鎧」
物理装甲+5000000000、魔術装甲+1000000000。
装甲を超えるダメージを受ける度に、自身のPOW×66の値まで蓄積することが出来る(ダメージ自体は受ける)
【英雄の体力】
自身のSTR及びCONは3倍される。
【反逆者】
死亡した場合、今まで手にかけた悪魔の数×1回まで、HP半分の状態で復活する。
【魔王の片鱗:異常】
魔王の素質を持ちながら、魔王殺しとなるという矛盾を抱えたことを示す。魔王に対しての優位性がさらに強まるが、自身も魔王に対する特攻を受ける。

戦闘後に確率でレベルが上がり、レベル10に至ると種族が変化する。 
マクロ:

マクロ名|実行コマンド

SANチェック|1d100<=#SAN SANチェック

応急手当|1d100<=#応急手当 応急手当

医学|1d100<=#医学 医学

回復量|1d3 回復量

精神分析|1d100<=#精神分析 精神分析

聞き耳|1d100<=#聞き耳 聞き耳

鍵開け|1d100<=#鍵開け 鍵開け

図書館|1d100<=#図書館 図書館

目星|1d100<=#目星 目星

言いくるめ|1d100<=#言いくるめ 言いくるめ

オカルト|1d100<=#オカルト オカルト

クトゥルフ神話|1d100<=#クトゥルフ神話 クトゥルフ神話

回避|1d100<=#回避 回避

マーシャルアーツ|1d100<=#マーシャルアーツ マーシャルアーツ

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本作は、「サンディ・ピーターセン」「リン・ウィリス」「中山てい子」「坂本雅之」「KADOKAWA」が権利を有する「新クトゥルフ神話TRPG」の二次創作物です。
(C)サンディ・ピーターセン/リン・ウィリス/中山てい子/坂本雅之/KADOKAWA