芒(すすき) 光弥(こうや)(クトゥルフ神話TRPG用キャラクターシート)

夜凪が作成したTRPG「クトゥルフ神話TRPG」用のキャラクターシートです。

本作は、「株式会社アークライト」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。

Call of Cthulhu is copyright (C)1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc.
Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc.
PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION

芒(すすき) 光弥(こうや)の詳細

キャラクターID: 164370241744yonagi479

キャラクター情報  NPCでの使用は不可
TRPGの種別: クトゥルフ神話TRPG
芒(すすき) 光弥(こうや)

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キャラクター名: 芒(すすき) 光弥(こうや)
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14 / 14
外部URL:
メモ:
〈特徴〉
・勉強家:EDU+1
・潜水の名人:窒息のCON対抗+20%
詳細A:
《プロフィール》
【職業】 宗教家(精神科医) 【性別】 男性 【年齢】 19歳 
【出身】 日本 【学校・学位】  
【精神的な障害】  

【SAN値】 現在 / 最大
70 / 99

【STR】 7 【APP】 10 【SAN】 70
【CON】 10 【SIZ】 12 【幸運】 70
【POW】 14 【INT】 15 【アイデア】 75
【DEX】 15 【EDU】 13 【知識】 65
【H P】 11 【M P】 14 【ダメージボーナス】 ±0

【職業技能ポイント】 260
【個人的な興味による技能ポイント】 150

《戦闘技能》
☑回避     70% ☐マーシャルアーツ  1%
☐こぶし    50% ☐キック    25%
☐頭突き    10% ☐組み付き   25%
☐拳銃     20% ☐投擲     25%
☐マシンガン  15% ☐サブマシンガン 15%
☑ライフル   66% ☐ショットガン 30%

《探索技能》
☐目星     25% ☐聞き耳    25%
☐応急手当   30% ☐追跡     10%
☐隠れる    10% ☐忍び歩き   10%
☐隠す     15% ☐写真術    10%
☑図書館    70% ☐登攀     40%
☐鍵開け     1% ☑精神分析   70%

《行動技能》
☐水泳     25% ☐運転:    20%
☐電気修理   10% ☐操縦:     1%
☐跳躍     25% ☐ナビゲート  10%
☐機械修理   20% ☐製作:     5%
☐乗馬      5% ☐重機械操作   1%
☐変装      1% 

《交渉技能》
☐母国語    65% ☐信用     15%
☑説得     56% ☐言いくるめ   5%
☐値切り     5% ☐英語      1%

《知識技能》
☑歴史     50% ☐クトゥルフ神話  0%
☐オカルト    5% ☐コンピューター  1%
☐経理     10% ☐電子工学    1%
☐天文学     1% ☐物理学     1%
☐化学      1% ☐考古学     1%
☐心理学     5% ☐法律      5%
☑人類学    70% ☐生物学     1%
☐薬学      1% ☐地質学     1%
☐博物学    10% ☐芸術:     5%
☑医学     80% 
詳細B:
{武器}
キック 1D6+DB タッチ 1回 -
組み付き 特殊 タッチ 1回 -
こぶし 1D3+DB タッチ 1回 -
頭突き 1D4+DB タッチ 1回 -


{所持品}
・わな猟免許・狩猟者バッチ(赤)


【現金】  【預金/借金】 

{パーソナルデータ}
【経歴】

 精神科医を目指している大学生。
 人の心を読み取るのは下手だが、相手の置かれた状況を自分の心情や考えに当て嵌めて相手への理解を深めることが得意。
 相手に適切な言葉を掛ける事で落ち着かせる治療法や相手に寄り添い肯定する事で気持ちを楽にさせて、前向きな心を持ってもらう治療法を学んでいる。
 また、実習時に酷い躁鬱性の患者を相手にした時は信頼できる対象を啓示したり、患者に不都合な事象の全ての元凶を1つの存在に擦りつけ患者の不安を他に向ける事で精神の安定を促す治療法を積極的に試している。その経過観察は個人的なノートに記録している。
(精神分析)(説得)
 元々外科医や救急隊員を目指して勉学に取り組んでいたので、実践で使えるような医学的な技術も持ち合わせている。
(医学)

 趣味は父親の狩猟についていく事だ。
 狩ってきた獲物の肉は食べるか、お供え物として使っている。
 父親は散弾銃を持っているが、自分はまだ銃の免許を取れる年齢では無いのでわな猟の免許を取った。
 仕留め損なった獣から反撃される事や、山の状態や天候によっては自然の脅威にさらされる事があるので、自ずと危険を避ける時の反射神経が鍛えられている。
(回避)
 獲物の血抜きや解体作業が得意。
 また、将来猟銃免許を取る予定で、高校の時は射撃部に入っていた。
(ライフル)

 神様というものに対して興味があり、昔話や伝承、神社や昔の人々について、時間があれば調べている。
(図書館)(歴史)(人類学)














「神様って一体どういうものなんだろう」

 そんな疑問を持ったのは小学生に上がる前の元旦。初詣に行った時の事だ。
 何故大人達は姿も見えないし声も聞こえない相手に大きな建物を作ってあげて、お金を投げ入れるんだろう。
 実際に願いが叶ったという話はたまに聞くし、神様に願ったりバチが当たるっていう話は普段から聞いている。

 知りたい。神様について。
 そう思った自分は、冬休みの間図書館に通ったり、スマホで調べた。
 神様についての話は多種多様に渡り、人の姿をしていたり動物の姿だったり、或いは架空の姿だったりとさまざまで、人と話せる優しい神様もいれば人と関わりを持たない神様もいるし、驚くことに人に災いをもたらす神様もいる事が分かった。
 神様についての話は面白く、中には小説の中に出てくる架空の神様と昔話のように語られている歴史のある神様がいて、何が違うのか不思議だった。
 後でそれは、物語の作者やそれを読んだ人達の信仰心が足りないからではないかと思い至る。


 冬休みが終わり、小学校を卒業して、図書館の本をほとんど読み終わった結果分かったのは、神様が本当にいるかどうかも分からない。という事だった。
 ある本では完全に存在が否定されていて、また違う本では絶対にいると科学的に証明できるという。
 知りたい。本当の神様とはなにかを。


 そんな時、『犬神』という妖怪、または呪いの存在を知った。
 正直、妖怪には興味なかった。人に害を及ぼすだけの低俗な存在であり、神様とは比べ物にならない程弱い存在。そして、人の恐怖心が生み出した幻覚幻聴が姿を持ったものであるとされている。
 だから、『犬神』という名前が目に入ったのも『神』というワードで検索していた時にたまたま引っかかったものだった。
 それでも、その記事の内容には衝撃を受けた。妖怪でありながら神の文字を与えられ、人に生み出された存在でありながら、その人間達には神のように祀られている。
 疑似的な神様。


 凄い。羨ましい。欲しい。自分で作った、自分の神様が。
 沢山の人間が信仰を捧げるような、そんな神が。


 神様を作るのには何が必要なのか。
 暇があれば自分の神様を想像し、形を作り上げていった。
 必要なのは逸話と御利益。そして人の信仰心だろうか。姿も名前もわからなくて良い。そういう神様もいるらしいから。
 複数の名前がつけられてるのも面白そう。いつか自分の神様を信仰してくれる人達が、色んな名前を付けてくれるのも良いな。それに、ちゃんと神様の姿を目にして、直接名前を聞けるのを楽しみにしたい。大勢からの信仰が得られれば、いつかそれが形になる。
 だから決めるのは信仰心を集める為の情報だけにするんだ。神様って言えば、名前がなくてもどんな存在かみんな分かってくれるよね。
 御利益は、些細な事の方が良い。日常で経験できるような幸福をくれる神様にしよう。でも、人生に苦労してる人の方が神様に頼りたい気持ちを持ってると思うから、人に災いをもたらす神様でも良いな。そっちの方が強そうだし。
 そうだ!他人に不幸な事が起きる代わりに、自分に幸福が訪れる神様っていうのはどうだろう。
 神様に願った後、身近な人にちょっとした不幸が起きれば、思い返した時に普段気にならないような些細な良い事があったとしたら、それを半信半疑でも神様のお陰かもしれないって思ったりするんじゃ無いかな。だって、神様に願いにくるくらいだから、どこかで信じたいって思ってる筈だよね。
 そうして積み重ねて、いつか自分が願うのをやめたら自分に不幸が訪れるんじゃないかとか、他人が神様に願うのを恐れてくれるかもしれない。恐怖心は神様を信じてないと生まれないものだから、きっとどんな信仰心よりも神様のエネルギーになってくれる筈!
 まずは、神様に縋りたいって思うような人達を探さないと。でも、いたとしても話を聞いてくれるかな……。信用してもらうのも大変そうだし、他の人に自分の嫌だったことを話すのは勇気がいるよね。お医者さんとかは先生って呼ばれてるし、頼られてる気がするな……。


 人の信頼を得られそうだから。なんて理由で医者を目指すことにした。救急救命士も新鮮な血肉が手に入りやすいから良いかと思ったけど、流石に現実は甘くないだろうからやめた。今は動物の血で満足してもらおう。
 神様を祀る為の神棚も買った。父親の狩りについていって持ち帰ってくる生肉も添えている。鮮度が高い方がお供物として良い気がしたから。早く自分の手で仕留めた動物の血肉を供えられるようになりたい。


 高校に入学した。
 その高校には射撃部という珍しい部活があったので選んだ。これで今から銃を撃つ練習ができる。父の持っている実銃とは形も使い方も違うけど、重さに慣れる事と的に狙いを定めて引き金を引く練習は出来る。

 医者について学ぶ過程で、精神科医という職種があることを知った。
 精神。人の本質、意思などを表す、神という文字が入る程、気高く尊重されるべきもの。
 もし、自分の言葉や行動で他人の精神を治すことが、安定させる技術があるなら、それを使えば自分の作り出した神様を信仰させることもできるのでは?
 決めた。自分が目指すべきは精神科医だ。
 精神が弱っている、不安定な患者なら、きっと神様という希望を、災いを信じさせることも多少やりやすいだろう。その患者の入院の経緯を知ることも、その患者が過去に経験した辛い出来事、幸せだと感じた出来事を知る事ができると考えればこれほどまで目的に合った職種は他にないだろう。


 医療系の専門学校に入学。

 研修期間。自分の担当した患者の精神を安定させるのに神様の存在がどれほど有効か検証する。

 神様の存在を植え付けることに成功。
 ただし、信じているというよりも、話す事が無いから話題に出す程度の信仰度。しばらく神様についての言及を控え経過観察。

 自分が関与していない患者数名が神様について話しているのを通りすがりに聞いた。自分の担当していた患者が広めたらしい。
 試しに、人の行き来が少ない廊下の端、人目に付き辛い場所に神棚を設置することにした。

 患者が神様の話題を出す頻度、願いを行う頻度が増加。
会話内容の記録。「さっき○○さんが紙で指を切ってたわ。誰の願いのせいだとおもう?」「昨日の夜、○○○号室の人が出歩くのを○○さんが見たらしいわよ」「その人、○○って人じゃ無い?確か今日、久々に外出許可が貰えたって嬉しそうに話してたらしいわよ」「でもその人、かなり重い鬱病だったって聞いたけど」「それが、最近良くなったんだって。前は部屋で暴れて取り押さえられることも多かったらしいけど、今は精神的にも安定してきてて、会話も普通にできるようになったらしいわよ」
「それってやっぱり『神様』のお陰かしら?」

 来たばかりの頃は静まり返り、時折叫び声や物を壊す音が聞こえてくる病棟内が、現在では廊下を歩けば至る所から患者達の話し声が聞こえてくる。時間があれば神様に頼ったり、誰かが神様に願ったせいだと癇癪を起こす患者も見られるようになったが、すぐにニコニコと、願いが叶ったらしい幸せそうな顔をしている姿を見られる。

 狭く閉鎖された病棟内は噂を広めるのに都合が良いと分かった。
 今後は一般の人への関心の持たせ方を検証しよう。



 自身の行動理念は、決して神様への信仰心からくるものでない。好奇心。自分が作り出した神様が、他人にどれほどの影響を与えられるのか。自分が作り出した神様が、昔から伝えられている神様と同じ存在になれるかどうかの実験に過ぎない。自分が信仰心を持たなくても、他の人間が信仰心を持てば神様は存在していることになると考えている。






《神様》

 こんな話を知ってますか?
 幸福を配る神様の話なんですが、どうやら、願いを叶える代わりに代償が必要みたいでして。
 いえ、願った本人には幸福だけを届けてくれるらしいんです。でも、身近な人に不幸を落としていくらしくて……。
 その神様、元はちゃんとした神社に祀られていたのですが、その神社が錆びれて取り壊されてしまったせいで居場所を奪われ、住む場所を探してあちこち移動しているらしいんです。昔のように、自分に幸福を求める人達のところに居場所を求めて。
 ただ、信仰心が薄れて歪んでしまった、神様は、自分を信じて祈ってくれた人には小さな幸福を届けるのですが、自分だけの力では足りないのでそれに見合う幸福を近くにいる人から取ってくるんですよ。だから、その人の周りの人には悪い出来事が起こる。と言っても、信仰心の少ない力が弱い神様なので、些細なものなのですけど。
 苦しい、辛い、助けてほしいと思っている人の前に、小さな神棚が現れるらしいんですよ。
 その神棚に幸福を願えば良いんです。お供物とかは必要なくて、強く願う気持ちが大切だって聞きましたよ。近くの人が不幸な目に遭うと言っても、些細な事ですし、その分自分に贈られる幸福も小さいものですが、もし良かったら祈ってみてください。何かに祈る事で、気持ちが楽になることもあるみたいなので。
 どうか、貴方に救いが訪れますように。
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マクロ:

マクロ名|実行コマンド

SANチェック|1d100<=#SAN SANチェック

応急手当|1d100<=#応急手当 応急手当

医学|1d100<=#医学 医学

回復量|1d3 回復量

精神分析|1d100<=#精神分析 精神分析

聞き耳|1d100<=#聞き耳 聞き耳

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図書館|1d100<=#図書館 図書館

目星|1d100<=#目星 目星

言いくるめ|1d100<=#言いくるめ 言いくるめ

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