ラキ・ド・ラギュラ(ネクロニカ用キャラクターシート)

畑野レタスが作成したTRPG「ネクロニカ」用のキャラクターシートです。

本作は、「神谷涼、インコグ・ラボ」が権利を有する「永い後日談のネクロニカ」の二次創作物です。

ラキ・ド・ラギュラの詳細

キャラクターID: 164742291785Retasu3

キャラクター情報  NPCでの使用は不可
TRPGの種別: ネクロニカ
ラキ・ド・ラギュラ

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キャラクター名: ラキ・ド・ラギュラ
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外部URL:
メモ:
詳細A:
【享年】15 【暗示】人形 【寵愛点】0
【ポジション】ホリック 【メインクラス】タナトス 【サブクラス】ステーシー
【武装】3【変異】1【改造】1

【最大行動値】
6+2+1+1+1(+2)=11(+2)

【初期配置】
☑煉獄 □花園 □楽園

【カルマ】
□ 記憶のカケラを獲得する
□ 

【記憶のカケラ】 ※タイトル:番号:内容
切り傷:19:傷一つつかないように、丁寧に扱われた。
白磁の肌に染みも傷も許されない。
聖なるかな、聖なるかな。
罪も穢れもなく、教団の象徴として。
ばっかみたい、ばっかみたい。
今ではどこもかしこも、傷だらけ。

埋葬:78:生きたまま埋められた。
生贄として、希望として、全ての罰を背負って。
みんなは私が生き返ると、心の底から信じていた。
聖なるかな、聖なるかな。
この奇跡が成功したなら、教団は再び輝きを取り戻す。
ばっかみたい、ばっかみたい。
教団なんてものがなくなってから、
私は死にながら動き出した。


【スキル】 ※名称:タイミング:コスト:射程】
加速する狂気:オート:なし:自身
バトルパートで、狂気状態の未練がある時、攻撃判定+1
死神:オート:なし:自身
白兵マニューバの攻撃判定+1
殺劇:オート:なし:自身
同カウント内に、姉妹が攻撃した相手と同じ対象に攻撃するなら、
ダメージ+1、攻撃判定+1
失敗作:オート:なし:自身
攻撃判定+1、切断判定+1
ただしターンエンド、バトルパート終了時に、
任意のパーツを一つ破損する。

【未練】 ※未練:発狂点:内容
たからものへの依存:●●●○:幼児退行(最大行動値-2)
          への    :●●●○:()
          への    :●●●○:()
          への    :●●●○:()
詳細B:
《頭:攻撃判定値 10》 ※名称:タイミング:コスト:射程:効果
のうみそ:オート:なし:自身:最大行動値+2
めだま  :オート:なし:自身:最大行動値+1
あご    : アクション:   2:   0:肉弾攻撃1
カンフー:オート:なし:自身:最大行動値+1
リミッタ:オート:なし:自身:破損すると最大行動値+2

《腕:攻撃判定値 9》 ※名称:タイミング:コスト:射程:効果
こぶし  : アクション:   2:   0:肉弾攻撃1
うで    :ジャッジ:   1:   0:支援1
かた    : アクション:   4:自身:移動1
十字架  :ダメー:   0:自身:防御1+爆発無効(合金トランク)
無数の釘: アクション:   3:   0:白兵攻撃3+連撃2(芝刈り機)

《胴:攻撃判定値 8》 ※名称:タイミング:コスト:射程:効果
せぼね  : アクション:   1:自身:マニューバ1つのコスト-1
はらわた:オート:なし:なし:なし
はらわた:オート:なし:なし:なし
しんぞう:オート:なし:自身:最大行動値+1
せいしょ:オート:なし:自身:たからもの

《脚:攻撃判定値 7》 ※名称:タイミング:コスト:射程:効果
ほね    : アクション:   3:自身:移動1
ほね    : アクション:   3:自身:移動1
あし    :ジャッジ:   1:   0:妨害1
詳細C:
【とあるドールの独白】
 私は記憶が残っている方なのだろう。
目覚めたばかりの姉妹は大抵、断片的な記憶が多い中、
私はそれなりの記憶が残っている。
……逆に言えば、碌でもなく、同じような毎日だった。
比喩ではなく、本当に同じ場所で、同じ事だけを繰り返させられていた。

 名前は憶えていない。
見た目だけは立派な教祖を真なる預言者とし、
悟りを開いただの、聖書が教える正しき預言者だの、
大手の宗教をごったまぜにしたばっかみたいな新興宗教だった。
私はその教祖の娘なのか、それとも信者の娘なのか、
拾われてきたのか、攫われてきたのか。
どれだか全く覚えていない。
覚えているのか、白い白い部屋で、
信者たちが私をナニカの生まれ変わりだと信じて、
それはもう必死に祈っていた光景。
私は動くことは許されず、もし勝手に動いたりすると、
断食の修業という名目でご飯がなくなった。
だから我慢した、動かなければ、ただただじっとしていれば、
たったそれだけでご飯が貰える。
きれいな服を着て、ありもしない肩書を背負って、
ただの人間である私を、みんなが真剣に拝みに来る。
……ばっかみたい、ばっかみたい。
だれも私の顔を見ない、見ているのはきれいな服だけ。

 だけど、そんなのはどこかで誤魔化しがきかなくなって。
離れていく信者を引き留めるために、ついには強硬手段に出た。
幹部の信者、そして私に様々な奇跡を行わせようとした。
大体はやらせや手品みたいなものだけど、
それだけじゃ足りなくて、人が離れていって。
じゃあ何が必要かって、本物のリアリティ。
記憶があいまいだけど、少しの塩水だけを与えられて、
ずっと何の意味もない呪文を唱え続けたりした。
……ばっかみたい、ばっかみたい。
だれも私の言葉を聞かない、聞いているふりばかりして。

 最後の記憶は覚えている。
まともな人は逃げ去って、狂信者じみた人ばかりになって。
最後に私に託されたのは、最大宗教の中でも、最も秘跡とされた死からの復活。
茨の冠を被せられ、小さな背中に全力で鞭を当てられた。
大きな大きな十字架を、血を流す背中に負わされて歩かされ、
十字架の上で両手と足に刺さった釘だけで体重を支えた。
そして苦痛の中気絶するまで、引き裂かれるような感覚に耐え続けた。
気絶した私は、死んだという事にされて、生きたまま埋められた。
3日後復活すると信じて、深く深く、丁重に丁寧に。
……ばっかみたい、ばっかみたい。
だれも私の死を見届けない、土の中で息が出来なくて、
助けてと叫んでも地面の中に吸い込まれていく。
口の中に土が入り込んで、苦しくて苦しくて苦しくて。


____ここで記憶は途絶えている。
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