彩葉 玲都（いろは れいと）（エモクロアTRPG用キャラクターシート）

久延毘古村（くえびこむら）生まれの男子中学生。
生まれたからこの村の外に出たことがなく、この村ののどかな風景を愛している。が、いつかは村の外へ出たいと夢見ている。
だがそれは彼がこの村の事を飽いているのではなく、明確な目的があるからだ。

数年前、彼は学校の美術室に飾られていたとある絵画のポスターを目にした。
それはフランスの印象派画家、クロード・モネによる『積み藁』をテーマにした連作だ。彼はその何気ない日常の風景が、作者による豊富な色彩使いと詩的表現により、自らが見たことのないほど色鮮やかな光景として感じ取れ圧倒された。
以来、彼自身も村に広がる今まで素通りしてきた田園風景から何かを感じ取ろうと日々キャンパスへと向かった。その集中力たるや、休日などは朝から晩まで筆を撮り続けるほどである。

そういった一人で行う趣味であったり、元々の静かな性格から人の輪に積極的に自らが入っていくタイプではない。が、彼も子供らしく楽しいことは好きで、クラスの友人に遊びに誘われれば躊躇いもなく混ざっていく社交性はある。

そんな彼の将来の夢は世界を旅してそこでしか感じ取れない風景を絵画として描くことだ。

「……朝焼けの黄色、真昼の太陽が落とす影、夕焼けに混じるピンクに、日没の藍色。世界はこんなにも色鮮やかだ。」

持ち物：
油絵の具、パレット、絵筆、ハンカチ（絵の具で汚れている）

マクロはありません。

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