現文 作久 -ウツツミ サク-(クトゥルフ神話TRPG用キャラクターシート)
柏木が作成したTRPG「クトゥルフ神話TRPG」用のキャラクターシートです。
本作は、「株式会社アークライト」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。 Call of Cthulhu is copyright (C)1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc. Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc. PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION
現文 作久 -ウツツミ サク-の詳細
キャラクターID: 1698552100020622love
キャラクター情報 NPCでの使用は不可 | ||
TRPGの種別: | クトゥルフ神話TRPG |
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キャラクター名: | 現文 作久 -ウツツミ サク- | |
♥: | 11 / 11 | |
♥: | 13 / 15 | |
外部URL: | ||
メモ: | 全体3回、個別10回 EDU13→17→10→18→16→6 DEX11→16→17 特徴表 振り直し2 暗黒の祖先→影が薄い 2-2 影が薄い (忍び歩き、隠れる+20) 奇妙な幸運 |
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詳細A: |
《プロフィール》 【職業】 孤児(芸術家2015) 【性別】 男 【年齢】 27 【出身】 日本 【学校・学位】 なし 【精神的な障害】 【SAN値】 現在 / 最大 75 / 99 【STR】 11 【APP】 16 【SAN】 75 【CON】 8 【SIZ】 14 【幸運】 75 【POW】 15 【INT】 16 【アイデア】 80 【DEX】 17 【EDU】 11 【知識】 55 【H P】 11 【M P】 15 【ダメージボーナス】 +1D4 【職業技能ポイント】 220 【個人的な興味による技能ポイント】 160 《戦闘技能》 ☐回避 34% ☐マーシャルアーツ 1% ☐こぶし 50% ☐キック 25% ☐頭突き 10% ☐組み付き 25% ☐拳銃 20% ☐投擲 25% ☐マシンガン 15% ☐サブマシンガン 15% ☐ライフル 25% ☐ショットガン 30% 《探索技能》 ☑目星 80% ☑聞き耳 70% ☐応急手当 30% ☐追跡 10% ☐隠れる 30% ☐忍び歩き 30% ☐隠す 15% ☐写真術 10% ☑図書館 75% ☐登攀 40% ☐鍵開け 1% ☐精神分析 1% 《行動技能》 ☐水泳 25% ☐運転: 20% ☐電気修理 10% ☐操縦: 1% ☐跳躍 25% ☐ナビゲート 10% ☐機械修理 20% ☐製作: 5% ☐乗馬 5% ☐重機械操作 1% ☐変装 1% 《交渉技能》 ☐母国語 55% ☐信用 15% ☐説得 15% ☐言いくるめ 5% ☐値切り 5% ☑英語 50% ☑イタリア語 26% ☑ドイツ語 3% ☑フランス語 3% 《知識技能》 ☑歴史 60% ☐クトゥルフ神話 0% ☐オカルト 5% ☐コンピューター 1% ☐経理 10% ☐電子工学 1% ☐天文学 1% ☐物理学 1% ☐化学 1% ☐考古学 1% ☑心理学 60% ☐法律 5% ☐人類学 1% ☐生物学 1% ☐薬学 1% ☐地質学 1% ☐博物学 10% ☑芸術:ブックアート 84% ☐医学 5% |
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詳細B: |
{武器} キック 1D6+DB タッチ 1回 - 組み付き 特殊 タッチ 1回 - こぶし 1D3+DB タッチ 1回 - 頭突き 1D4+DB タッチ 1回 - {所持品} 【現金】 【預金/借金】 {パーソナルデータ} 【収入】 【個人資産】 【不動産】 【住所】 【家族&友人】 【狂気の症状】 【負傷】 【傷跡など】 【読んだクトゥルフ神話の魔導書】 【アーティファクト】 【学んだ呪術】 【遭遇した超自然の存在】 【探索者の履歴】 |
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詳細C: |
▫️Character▫️ Name 現文 作久 -ウツウミ サク- Age/12→27 Blood/AB Height/149cm→176cm Birthday/11.1 (本の日) 施設で暮らす12歳の少年だった。 著名なブックアーティストである。 性格は落ち着いており、親しいものとの間だとわりとペラペラ喋り軽口や冗談が増えるが、一方で関係の薄い人間に対してはキョドり気味。 ただ、物事の真意を見ることには自信があるため、わりと事実を事実としてストレートに言葉にのせる。 それが普通の日本人なら謙遜するような面だとしてもなんの気なしにそれが事実だし...と言った感じで言葉にする。 陰キャだし押しに弱いけど、嫌なことはちゃんと嫌と言えるタイプ。 人差し指でほっぺをさわさわしながら話すのが癖。 普段は前髪も後ろ髪も結わえているし、安いワイシャツ一枚に腹巻に短パン。 季節感終わってる。 折り紙が得意。左利き。 🌟カミロが買ってくれた初めのブックアート タイトル『白鯨』 白鯨のあらすじや大まかなイメージがつきやすいよう、試行錯誤して作り上げられた作品。 立体的見えるよう、彫刻刀などで本を切り取り、白鯨や船、荒れた海などを掘り出している。 モビィ・ディック(白鯨)をどう表現するか悩んだ結果、そこにだけ白い厚紙を貼り付けることでモビィ・ディックをより目立たせている。 🌟出店したブックアート タイトル『スイミーより -大切なもの-』 - Importante - Da Swimmy イタリアのアーティスト、レオ・レオニの著名な作品である「スイミー」。 その物語は、ある日恐ろしいマグロがやってきて、泳ぎが得意だったスイミーだけが生き延びるところから始まる。 たった一匹になってしまったスイミーは寂しさや悲しさと戦いながら、暗く広い海を冒険。 そして、素晴らしいものや仲間と出会い、だんだんと元気取り戻し、自由や居場所を手に入れるのだ。 この作品は5冊の絵本をまるで魚が大群になってぐるぐると柱を作っているかのように階段状に配置し、それぞれ下から物語に順立ててそれぞれのシーンを表現している作品である。 1番下の段は、スイミーが孤独になる場面。 2段目に寂しさや悲しさと戦いながら、暗く広い海を冒険する場面。 3段目は、スイミーがすばらしいものと出会い、だんだんと元気を取り戻す場面。 4段目は、自分や仲間のために必死に考え事をする場面。 1番上の5段目は、考えたことを実行し、大成を成す場面。 作久がスイミーを選んだ理由は、もちろん、イタリアの誰もが知るような著名な作品を取り扱い、関心を集めるためでもあるが、単純に自分のこれまでの人生を少しばかり投影できたからである。 📕柏木がイメージしてるブックアート 折り紙みたいに本のページを切り離したものを立体的に折って貼り付けたり、本を一切切ることなく折るだけで文字や絵を表現したり、彫刻刀やカッターで世界にそって切り取ったり、そこに色を乗せて絵を描いたり。本そのもので何かを作ったりもする。ブックシェルフとか。 ◾︎https://marry-xoxo.com/articles/5874 ◾︎http://labaq.com/archives/51788269.html ◾︎https://www.crayonhouse.co.jp/shop/e/epopupEhx/ ◾︎ http://geno-web.jugem.jp/?search=%CB%DC%A4%C7%A5%A2%A1%BC%A5%C8#gsc.tab=0 第一誕生石 ペリドット 石言葉:平和・安心・絆 効果:安らぎを与え平穏をもたらすため、とくに家内安全に効果があるとされています。 第二誕生石 イエローサファイア 石言葉:知性・真実・目標達成・行動力 効果:集中力を高め、目標の達成に力を与えてくれるでしょう。 ▫️Background▫️ まだ物心もつかない頃から彼は実の親である母にネグレクト、そして暴力を受けて育った。 母は夜の仕事をしており、父はいない。 遺伝子の異常変異によりウェルナー症候群とまではいかないものの、それに近い症状を持って産まれた。(生まれつき白髪であり、軽い白内障) 普通とは違う白い髪と白い瞳も相まって、母の素行は日を重ねる度に悪くなるいっぽう。 その頃の唯一の救いは家の押し入れに入っていた数冊の本だった。 絵本に辞典、それから少し難しい大人向けの書籍。 年端もいかない、何事にも好奇心が強く反応するその時期は、彼を本の虜とした。 最初こそ難しい漢字は読めず、絵本を何度も何度も読み返していたものの、次第に難しい本にも手を伸ばすようになる。 作久はここでさまざまな感情を学んだ。 そして同時に、自分には、親からの愛情というものを与えられていないことを知ったのだ。 「...。」 悲しいなどいう感情は湧かなかった。 ただひたすらに、どうすれば自分も愛して貰えるのかと考えた。 「...これなら。」 作久は折り紙が得意だった。 幼稚園や保育園に行くともなく、ただ家にあったものでテレビを見ながら真似て作っていたものだが、演者のどの子よりも上手くできている自信があった。 その時、彼の目の前にあったのは飛び出す絵本。 作久はこれなら自分にもできるのではないかと、そう思ったのだ。 本の中の物語を表すような、こんなに綺麗ですごいものが作れれば、きっとすごいと褒めてもらえる。そうしたら愛してもらえる。 これが、彼がブックアートに手を掛けるようになった所以である。 その後は家にあったハサミと紙で切り紙をし、ノリで貼りつけ、本の世界を表現しようと分からないながらに試行錯誤した。 もちろん母には完成系の立派なものを見せたくて、試行錯誤は母寝ている時や仕事に出ている時に。 そんな日々を送っていく中で、突然見知らぬ人が家に来て、その人達と話す日々がぽつぽつと続き、ある日突然、施設へ移ることになると告げられる。 仕事が忙しく遠くにでるため、当分お母さんとは会えないと。(家庭内暴力などがバレ、裁判所調査官の判断のもと面会謝絶に。) 施設へ写ったあとのしばらくは、本が好きだからと施設内のたくさんの本を与えられたこともありそちらに気を取られていたが、施設の大人達が、母の現在の環境のせいで作久がもう彼の母とは会えないかもという話をしている所を偶然耳にしたことから、再熱することになる。 今度は’’有名になったらきっとお母さんにも僕が元気だって伝えられるし、上手くいってお金が出来ればお母さんを迎えに行ってあげられる’’と。 この時、作久の夢は著名なブックアーティストになることになった。 ▫️Second Background▫️ 施設の人にだいぶ古くなって読む子もいなくなったというような本をもらう事で作品を作っている。 人より目立つ見た目はしているものの、ずっと隅のほうで本を読んでいることが多いため、影が薄い。 そのため、同施設の子からは気味悪がられ、彼の作品も正当な評価は受けられていない。 周りの大人たちも一応、子供のすることだからと取り合ってくれたが、ブックアートというものがマイナーな美術であったこともあり、あくまで子供が作るお遊びのそれだと真面目に取り合うこともなく、ただあやふやな言葉をかけるばかり。 それでもただ、自分の作るものに価値を見出そうして必死になることは有名になるためには必須であると思っているし、ちゃんとそれだけのことが出来る技量も自分にはあると信じているしわかっているから、どんなに心が傷ついても頑張っている。 正直、母からのそれより、自分が頑張っているものに対してほとんど評価を得られないことの方が応えるけど。 ※これは、才能があるかないかは彼の努力もあるからどうとは言えないけど、美術家は目で見たものをなんの色眼鏡もなく評価することに長けていそうだなって柏木が思うからです! 白内障はどんどん悪くなっていったが、手術ができる年齢になった段階で手術を行った。 そのため、普通の人がだんだん目が悪くなってくる時期に目がよくなった。 ▫️Current▫️ 『ねえ、カミロ。カミロはものごとを教えるのが得意でしょ??』 『僕にはまだ、カミロの言っている「永遠」の必要性がわからない。だから、僕がそれを理解できるまで教えてよ。』 『たとえ理解が出来なくても、理解ができるまでも、そのあとも、僕はずっとカミロの傍にいるからさ。』 『まあ、カミロが僕にそうしてくれたように、贔屓なんてせず、僕なりの角度でちゃんとカミロと向き合うつもりだから、そこは根気強くお願いしたいんだけど...。』 母が自分にしてきたことの酷さや、どうしてもう会えないのかという理由を理解したことにより現在で優先順位がブックアートになっている。母のことはわりともうどうでもいい。 単純に本の世界を形にするのが楽しくてたまらないし、本離れが進んでる今の子たちにこんな物語があるんだよと魅せることで、その本を手に取る機会を作れるのが嬉しくて仕方なくて。 あとは、カミロが僕の作品を好きって言ってくれるから。 実をいうと、初めて自分の作品を正当に評価してくれた人のために、その人の大切な美術館のために、そこにふさわしいいい作品を作れる著名な美術家になる、っていうのが作久のなかでの目標になってたんだよ。 言わなかったし、これからも言う気はないけど。 だからね、作久はずっとカミロさんの夢を応援してるんだよ。 美術館を作るっていうただでさえ大きな夢より、大きな夢を語られてびっくりした。 その夢に対して本ばかりにしか触れてこなかった自分が力になれることはないと思ったから、もっと早くに言ってくれれば、そっちも手伝えるように色々勉強したのに、とか。思ったよ。 自分の意見は言うけど否定は絶対にしない。 だから、ただ理解してそばにいてくれるだけでいいって言われて、そんなことでいいのかって思ったんだ。そんなことでいいなら、僕はいくらでもカミロの手をとるよ。 遠ざけないで。話がしたいよ。 もう、10年だよ...? ------------------ 美術館、できたんだ。 おめでとう。 僕もあの時の作品よりいいものができたんだ。 これもカミロの美術館に飾ってくれる? タイトル『白鯨より -私が友にできること-』 -Cosa potete fare per i vostri amici- Da Moby dock 白鯨には元となった実際の事件がある。 アメリカの捕鯨船・エセック ス号がマッコウクジラの群れに遭遇し、その中の一頭が船に衝突。船はその衝撃により大破。海に投げ出された乗組員は手漕ぎボートに乗り込み、わずかな食料と一緒に海を漂うこととなった。 20人いた乗組員も、3ヶ月を過ぎれば4人に。 季節は冬、極寒の海。船の人間は2回くじをひく。 「食われる者」と「殺 す 者」を決めるくじを。 そのくじは、食われるものをオーウェン・コフィン、殺 す 者を彼の友人、チャールズ・ラムズデルとした。 これは現文作久が初めて、その本そのもののあらすじではなく、本の「原点」を表現した作品である。 互いに信用し、友として過ごしてきた相手に殺され、糧となるのであれば、それは残されたものにとってどうであれ、幸せな事だと作久は思う。それ故のタイトルである。 カミロが芸術の道に進んだきっかけは鯨の絵。 僕がここにいるのはカミロが僕の白鯨を買ってくれたおかげ。まさしく「原点」じゃない? 『まあ僕はくじなんて引かなくとも、君が望むならいつでもオーウェンになるけどね。』 ▫️Image song▫️ トロイメライ シューマン『子供の情景』より |
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