アマリリスローズ（リリス）（ケダモノオペラ用キャラクターシート）

ケダモノ名:アマリリスローズ
ケダモノ種:マンドラバラ
権能:暴虐
欲望:義侠　どうしても、自分を頼みとする弱きモノをむげにはできない。
疑似餌の姿:喪服の未亡人
住処:古戦場跡
群れ:旅の群れ
設定:

【疑似餌の容姿・性格】
穏やかで美しい妙齢の女性。愛情深く、人間を放っておけない。
最悪なことにやや寂しがりで人間に住処に遊びに来てほしがりがちでもある。
喪服を着ており、目元が隠れている。金髪の髪を後ろで束ねている。
「リリスと呼んで」と促してくる。

【ケダモノ概要】
黒赤色のバラが群生する古戦場跡に佇むケダモノ。
本体は赤色に白班のある、大きな一輪の薔薇。

一般的なマンドラバラ種は疑似餌と喰った人間との間にできた子を
森の外の人間に引き渡すが、リリスは疑似餌に育てさせようとする。
しかし闇の森の環境は人間の子には厳しく、疑似餌にも生育能力がないため子はすぐに死に至る。
花蜜もまだ充分に溜まらないうちに。
疑似餌は愛した人間を失った時と同様に嘆き悲しむが、
その度に本体がウロボロスの水で記憶を消去する。
古戦場に咲く薔薇の本数を見るに、とても長い間同じことを繰り返しているようだ。

【ケダモノ名：アマリリスローズ】
疑似餌が示す名前と、住処に咲く薔薇が彼岸花の咲き方に似ていることからそう呼ばれる。
薔薇は住処で命を落としたリリスの子たちに群生しているため、一般的な薔薇の咲き方とは違う咲き方をしている。



●伝説
▼成れの果て:あなたは動物、人、物品として誕生しましたが、ケダモノとなりました。

元々は戦場の誰かへ贈られた一輪の赤い薔薇か、あるいは贈られたその人だった。
物言わぬ薔薇にだけその記憶が刻まれているのだろう。

赤→愛情
赤白斑→戦
黒赤色→憎悪

＊

「リリス、必ず帰ってくるから」
「ええ、待っているわ」


約束は果たされず、戦禍の中で愛しい我が子までも喪った。
戦を、自分を、いくら恨んでも何も還ってくることはない。


『花も人の命も朽ちるのが世の常なのだと、』


永い時間が過ぎ、すっかり変容してしまった愛の言葉を持つ花だけが残された。


『だけどそんなこと、信じたくはなかった。いつかきっと、私の愛を取り戻せる日が―————』

▼青空から日暮れ色へ：ブドウの血の聖女 シナリオ通過による
https://trpgsession.click/comment-detail.php?c=dobu7&i=dobu7_171310189698


●オペラ　純真の花蜜

条件:あなたの疑似餌が切り裂かれ、体内の花蜜がとりだされる
使用:
オペラ予言:その花蜜を飲むと肉体は癒え、生涯を幸福に過ごしました
オペラ予言:その花蜜を飲むとたちまち死に至り、死後の魂まで腐りはてました
獲得:　　　実現:

●特技
①イバラのつる　　 C ⚅　　　　　使用:
特技予言:がんじがらめになり、自由を奪われました
獲得:　　　実現:

特技予言:トゲが守りたいモノを傷つけました
獲得:　　　実現:
　
②永遠の無垢　　 C ⚅　　　　　使用:
特技予言:まっさらなものを汚すのは簡単です
獲得:　　　実現:

特技予言:無知ゆえに、危地にとびこみました
獲得:　　　実現:

③沈黙の策略　　 B ⚅⚅　　　　使用:
特技予言:身近なモノの想いを、踏みにじりました
獲得:　　　実現:

特技予言:言葉にしなかったので、想いは伝わりませんでした
獲得:　　　実現:

④花びらのドレス　　 B ⚅⚅　　　　使用:
特技予言:本当の美しさは、目には見えないものだったのです
獲得:　　　実現:

特技予言:醜い欲望を目のあたりにして、おびえました
獲得:　　　実現:

⑤人喰いバラ　　 A ⚅⚅⚅　　　使用:
特技予言:あなたは親しいモノに憎まれ、罵られ、決別しました
獲得:　　　実現:

特技予言:皆が満足していたのに、あなたが台無しにしました
獲得:　　　実現:

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