眞秀 雫(デッドラインヒーローズ用キャラクターシート)
夏風が作成したTRPG「デッドラインヒーローズ」用のキャラクターシートです。
眞秀 雫の詳細
キャラクター情報 NPCでの使用は不可 | ||
TRPGの種別: | デッドラインヒーローズ |
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キャラクター名: | 眞秀 雫 | |
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外部URL: | https://character-sheets.appspot.com/dlh/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByGgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYgICAmtSRmgsM | |
メモ: | ||
詳細A: |
まほろば しずく ヒーローネーム:追儺 「わかったよ姉さん、悪党にかける慈悲は無い」 小さな頃の雫は大人しい子供だった。 旧家の生まれで両親は事業で忙しく、ひとりでいることが多かった。 ひとり遊びばかりしていた雫には架空の遊び相手がいた。 子供にはよくあること。変わった子供とは思われたが、家族も周囲の人々も理解を示した。 だが、実際のところ、ソレはイマジナリーフレンドなどではなかった。 明確な意志を持ち“姉”を名乗る正体不明のソレは雫に超常の力を授ける。 「姉さんがくれた力で俺は俺がやるべきことをやる」 息子の異常に気付いた両親は霊媒師や聖職者に助けを求めたが、本物の霊感を持つ彼らは首を横に振る。 少年に憑いているモノが何かは不明だが、人間の手に負える代物ではないと匙を投げてしまった。 偽霊能者たちは適当なことを言ったが、いい加減な除霊をしようとして怒りを買い不可解な死を遂げることになる。 「そうだね姉さん、人を騙すのは悪だ」 心配する両親を余所に雫は健康に育った。 12歳までは。 “姉”は単なる遊び相手ではなくなった。 授けた異能で悪を討てと囁くようになったのだ。 真っ当な正義感を持ち“姉”を信頼する雫は特に疑問も抱かずに若すぎるヒーローとなる。 「正義が何かはわからないけど、討つべき悪は姉さんが教えてくれる」 授かった力は因果を捻じ曲げる呪い。 魂の炎を燃やせば燃やすほど威力を増す。 恐らく代償は寿命だろう。 その上、発揮する力が一定以上になると雫の肉体が魂の熱に耐えられず発火する。 戦えば戦うほど体は焼け爛れ、命が削られる。 それでも雫は苦に思わない。 “姉”と共に悪を討つことに躊躇いは無い。 自分は降魔の化身なのだと誇りを持っている。 「ありがとう姉さん、俺はまだ大丈夫だよ」 鬼を祓う者『追儺』を名乗り、ヒーロー活動を続けて約3年。 魂はまだまだ意気盛んだが肉体の消耗があまりにも激しい。 20歳まで生きられるだろうか、そんなことを思いつつもヒーローである自分への疑問は無い。 “姉”への信頼も揺るぎない。 ソレの正体がなんであろうと彼にとっては愛する姉なのだから。 「女の子には優しくしなさいって? ……姉さんがそう言うなら努力するよ」 ある日、灰のような青春に変化が訪れた。 それは記憶喪失の少女との出会い。 流星が降り注ぐ夜に出会った彼女は雫を真似てヒーローの一員となる。 2年の間に育まれた絆は本物だ。 雫が姉以外に心を許した唯一の人物。 それがスピカという名の来歴不明の少女。 「待てスピカ、姉さんがそっちは危険だと言っている、裏から回ろう」 対等なバディができたことで雫の体への負担は減った。 それでも、命を燃やし尽くしてしまうまで、あとどれだけの歳月が残されているかはわからない。 ****** 姉の正体はかつて自身を燃やし尽くすまで戦ったヒーロー。 それが社に祀られ神霊となった存在。 神号は火花栄姫(ヒノハナサカエビメ)。 本名はマリカ・エミリエ・ガルシア・マラガ。 ヒーローネーム、篝火(カガリビ)。 百年近く前に異国から日本にやってきて、13歳の若さで殉職したヒーロー。 彼女に救われた人々は憐れみと畏怖、そして罪悪感から神と祀り上げた。 ミスティックであった彼女は神霊に昇華され、若いヒーローの守護者となる、はずだった。 正義のために悪を討て。 純粋に過ぎるその想いは狂気となり、百年の歳月は祟り神としての力を醸成する。 雫が選ばれたのは偶然でしかない。 しかし、幸か不幸か彼はヒーローに適した意志力の持ち主だった。 力を与えた少年が自分と同じように燃え尽きた時、彼女はどうなってしまうのだろう。 |
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詳細B: |
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詳細C: | ※ 公開されていません。 | |
マクロ: | ※ 公開されていません。 | |
タグ: | ※ 公開されていません。 | |
転送: | オンセンルームに転送する | |
キャラクターID: 1726889241379ashel9
データを出力する
本作は「ロンメルーゲームズ」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『デッドラインヒーローズRPG』の二次創作です。 (C)Takashi Osada / Rommel Games (C)KADOKAWA