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🤔 これは驕りだろうか? (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)漫画「あおのたつき」をご存じだろうか? 江戸の吉原を舞台に、気っ風の良い姐さん肌の遊女「あお」が、迷える魂の相談に乗ったりする話だ。 その33話後編を先日読んだのだが、 「文七よ お前の驕りだ」 「人を変えようなんてのはな」 という台詞に刃を突きつけられたような気がした。 わたしは以前父と頻繁に衝突していた。 それから数年、家事や仕事を先んじてする様に自らを変え、衝突は減った。 人を変えるよりは自らを変える方が余程簡単だと知った。 やや話は逸れる……というよりはこちらが本題なのだが、昔仕事で心身を病んだわたしは、近年、同じ様に心身を傷めた方の話を聞いては、良く話すようになった。 先の漫画が理由ではない。 「あお」への憧れが無いと云えば嘘になるが、この漫画を知ったのはごくごく最近だし、予てよりわたしの心身を苦しめた『暗黒の十年間』を、ただの記憶として仕舞い込むのではなく、同じ様な目に苦しむ人を少しでも助ける役に立てれば、と思ったのだ。 だからこそ、前述の台詞には肝が冷えた。 わたしのしていることは”驕り”ではないのか、と。 だが、その後の文七の「諦めたくない」に酷く共感した。 ストンと府に落ちたのだ。 ただのお節介かもしれない。 戸をピシャリと閉められ、要らぬお世話と袖にされるかも知れぬ。 救いたいのは他ならぬ過去の自分自身で、それを他者に投影しているに過ぎないのかもしれない。 ただの自己満足かもと。 其れでも良いと開き直った。 だから、今日も筆を執るだろう。 いずれ、そんな苦楽を共にした方と、卓を囲むかもしれないのだから……。 乱文、乱筆失礼しました。 此処まで読んでくださった貴方に感謝を。
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