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🤔 諦めと安堵 突然だが、わたしは活字畑の人間である。 加えて懐古主義者のきらいもある。 故に、今まで買ったTRPGのるるぶは全て紙で、電子書籍は1つもない。 電子書籍も使っている方からすると、無駄な容積を許容し過ぎだと云われるだろう。 そんなわたしでも、先端技術には興味があり、とりわけある携帯端末がこのところ非常に気になっていた。 ネガティブキャンペーンをしたいわけではないので、名称は伏せるが、兎角唯一無二の機能が多く詰まった宝石箱のようだったのだ。 例えばアイドルの追っかけでもするかのように、毎日毎日、パソコンやスマホで検索しては、特集記事を漁った。 流石にこればかりは紙に化けるのを待つわけにはいかぬ。 そして、価格は高いが手の届かないわけではない。 暴走する熱は次第に高まり、国内販路の発表と共に溢れんばかりとなった。 このままでは、端末を無理してでも手にするであろう事は明白であった。 少し話は逸れるが、わたしは滅多に動画を見ない。 日がな動画を見ている方からすれば、きっと時代遅れの謗りを受けるであろう。 愛犬の存命中はわたしも良く見ていたし、既に愛犬を失って早4年が過ぎた。 別に禁忌としているわけでもないのだが、動機がなかったのだ。 だがその動機が産まれた。 先端技術を知りたくば、雑誌よりネット記事。 ネット記事より動画の昨今だ。 失礼ながら、正確性についてはやや度外視になる、と思っていたのだが……。 検索をかけると、果たしてレビュー動画が幾つか見つかった。 既に英語から離れて久しいわたしだが、幸いにも日本語で解説してある。 発売済みの海外版のものだが、ありがたいことに国内版との差異に触れたものも少なくなかった。 そして幾つかの動画を見た結果、その半数ほどは最新端末に触れた興奮にも飲まれず、非常に冷静・公平なことに、ポジティブな意見のみならず、ネガティブな面についても述べていたのだ。 それらの動画を見たわたしは、憤激しなかった。 そればかりか安堵したのだ。 これはわたし自身、意外な事だった。 異常な熱を帯びた物欲は消え去り、後には無用な出費を抑えられたという静かな落ち着きがあった。 先端技術の塊だから、高いのは当たり前だというのは承知しているが、矢張りまだまだ一般的な値段ではないし、幾つかの欠点もある。 そして何より、わたしは今の端末に満足していたのに気付いたのだ。 長いのでまとめると……。 何かの欲が高まりすぎたら、他人様のものでもいいから、公平且つ冷静な視点を得るのが大事だ、というお話でした。 最後までお読みいただきありがとうございました。
> 日記:諦めと安堵 いろいろな視点は大切ですね( ^∀^) いろいろ調べて吟味して、一番楽しみたいシステムを楽しみましょう( ^∀^)
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