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😰 九回目のクトゥルフ神話TRPGを終えて (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼) 私は今回、九回目のクトゥルフ神話TRPGを行いました。今回のKPは水高龍樹さんでシナリオは「旺颯館殺人事件」です。学ぶことがあり、今後の方針がハッキリと定まった経験となりました。 疲れましたね、凄くね……。いやはや、自分には推理という作業は全く向かないのでしょう。これは酷い、醜い、情けない。三拍子揃った無様なものでした。以下に思いっきり書きますのでネタバレ注意です。 今回のシナリオは探偵組と作家組の計二組四人で行われるものでしたが、作家組は招待状を貰い、探偵組は「2/27 オウサツカンデヒトガシヌ」というイタズラメールを貰ったことで旺颯館へと向かいます。正直この時点でちょっと嫌な予感はありました。経営困難設定どこ行ったんだ……と思いますがまあ、導入が雑になるのは別に良いですし、「シナリオ製作者さん、かまいたちの夜好きなのかな……?」くらいに思いながら進んでいきました。 同時に旺颯館の持ち主についても調べ、29歳、名前は白雪、女性、国家予算並みの金持ちで超天才、死んだ後の遺産(後継者争いと表現されていました)を巡って超揉めている状態である……ということもわかり、いざ出発。この時点で「この盛りに盛りまくった設定の白雪さんが死ぬんだな……となると動機は金か権力か……それともクトゥルフ神話っぽく魔導書とか持っててそれが狙いとか……?」と推理していました。 到着した我々が出会ったのは以下のような人物たちでした。 ・セバス(30代前半、男性、執事、長年白雪に仕える、黒髪短髪) ・キリュウ(年齢不詳、画像から20代後半と推測、男性、使用人、主に料理する人、最近雇われた、茶色長髪(本当に料理人かよ?)) ・ゲン(年齢不詳、画像から10代後半と推測、女性、使用人、何してるかは不明(掃除か?)、最近雇われた、上二人と比べて明らかに忠誠心低そう、黒髪短髪) ・ゴショクとフキアゲ(二人とも20代前半のカップルユーチューバー、凄く有名、表裏激しいテンション、取れ高全一主義、二人とも黒髪短髪) ・シオウテン(年齢不詳、画像から20代後半と推測、格闘家チャンピオン、筋肉枠、良い奴(こいつは死ぬ枠だなぁ……)、金髪短髪) ・キビ(年齢不詳、画像から20代後半と推測、女優のタカキ マナのマネージャー、代理参加で女優本人は急用で参加拒否、毒舌だが頭が良くて観察眼高い(心理学持ちか?)、茶髪で肩くらいまで伸ばしている) 以上の七名でした。一見すると全員、金にも権力にも飢えてなさそうで、しかも白雪とはほぼ全員初対面。あれまぁ……早速推理が外れた。でも実は隠しているかもしれないし、その他の理由(復讐、魔導書、暗殺)のパターンかもしれないし、始まったばかりだし、今は様子見一択かぁ、とこの時のことはよく覚えています。今にして思えば、この時点でキビをもっと疑っても良かったですね……。この時は、仮に金狙いなら怪しいのは使用人たちだよなぁ、忠誠心低そうなメイドが怪しいか?……でも最近の雇われってことは暗殺者パターンかね……としか考えていませんでしたね。 そんなこんなで一日目。パーティーは肝心の白雪が出てこなくて明日に延期。その時突然、仮面を被った白雪らしき人物が画面上に登場。クイズを用意しているから答えろ、できなかったら罰ゲームあるよ、と残し画面は消える。パーティ用のくだらないクイズゲームだけはしっかり残していたので、何らかのトラブル気味っぽいことだけ分かるがそれ以上は不明。そして更にいきなり玄関扉がしまり館は密室状態へ移行。個人の部屋は虹彩認証式の電子ロックとアナログの鍵の二重で安全ですよ、ただし、電子ロックは朝8時から12時は強制的に開きます。の以上の説明で終了。私は探索で脱衣所にいたシオウテンさんと会話し、そのまま二人で風呂へ。風呂ではなんのイベントも描写も無かったが、その後に実はあったことが判明。……KPさーん?……どうしてー? と当時は思いましたが……まあ、きっと、脱衣所のイベントであって、風呂場のイベントではないのだろうと一人で納得。そのまま就寝したのでした。あんまし細かい所突っ込んでもつまんないしね! 問題は翌朝でした。悲鳴が二つ聞こえてすっ飛んで行ったら案の定、セバスと白雪が死亡。首が鋭利過ぎる何らかの刃物で切断。血を全部抜き取られて部屋は血だらけ。胸にはサバイバルナイフが刺さっていました。 と言う訳で調査。死因はまさかの「胸のナイフで刺されて即死」です。……はあ? 胸に? ナイフが刺さって? それで即死? 首じゃなくて? 心臓破裂しても即死なんて早々に起こらないのに……? ……えっ? ツッコミ待ち? なんのジョークですか……? とまあ、今にして思えば、この事実に自分からSANチェックします、というべきでした。そうしたら次のRPで相手は有り得ない殺し方をする常識外の奴だ……というRPができる可能性がありますので。本当にここは失敗だった……。 以降の会話で、犯人は有り得ない殺し方をする……というRPをした瞬間、他PLやKPから「いや、貴方はそんな考えを持てないはずですよ、例え医学が高いキャラだったとしても人間には犯行が不可能な異常な死体を見たとしても、何らかのトリックを疑うべきであり、神話生物や魔法に関しては触れてはいけません」「でも私はオカルト作家だから、そういうこと考えても良いですけどね!」などなど総ツッコミを受けました。 しかし、ここで難問が。作家キャラを使用していた方はあくまでこの館には好奇心から来たとおっしゃる女の子PCだったのでわざわざ積極的に死体を見に行ってくれないのです。「あら? それは○○ではないのかしら?」と紅茶啜ってそうなRPだったので「あ、はい。意味深ムーブしたいんですね……OKです、空気読みます。」と私も「やかましいわ! とっとと来い!」というような腕掴んで引っ張るRPはしませんでした。 つまり、 1.医学で私が調べる。情報伝えようとするが常識外のことは言えないので適当に濁すしかない。 2.作家キャラなら想像できるが、その作家が死体を見に行かない(RPだから仕方ない)。 3.死体を見に行けとも言えず、言ったとしても意味深ムーブな強キャラRPしてるので頭下げてお願いするしかない。 4.私は闇医者の自由人キャラなのでそんなRPするとキャラ崩壊待ったなし。 5.\(^o^)/ まあ結局これはPLの人が超絶有能なベテランだったので、上手く気を利かせてなんだかんだ行ってくれました。あざっす。 とまあ、こんなのでも些細な問題です。次はもっと酷かった。 死体が発見された際、白雪の死体の方を見たのは女メイドのゲンとかいうキャラだったのですが……。 これが凄い酷いキャラでした。更にここで私は盛大なミスをしたのです。 推理ゲー特有の皆を集めて、さあ会議という所で無論第一発見者の執事とメイドの証言を聞くこととなりました。 第一発見者って凄く怪しい立場なので、さぞやしっかりとした証言が出ることでしょう。執事(キリュウ)さんの方も少々怪しかったですが、まあ普通。そこまで違和感はない。問題はメイドでした。こんな事を言いやがった。 「今日の朝に起きて、お隣の白雪様の部屋に行ったんです。もしかしたら行方不明の白雪様が戻っているかもしれない、と思ったので……そうしたら白雪様の首の無い死体があったんです!」 ………………はあ?(ここからは会話形式でお送りします。一部省略済み) 「あのー……少し聞きたいのですが……」 「はい」 「いや、はいじゃなくて……えっ? 今日になって急に探したっておかしくないですか?……」 「いえ、昨日も探してましたよ?」 「あ、そうなんですねー……じゃなくて! え? 何で急に今日の朝になって昨日調べた所に入ろうと思ったんです? 結果同じでしょ普通?」 「もしかしたら朝になったら自分の部屋に戻っているかな、と思ったからです」 「……主人の部屋をメイドの貴方がどうやって開けたんですか?」 「私たち使用人はマスターキー持っているのでそれを使いました」 (マスターキーあるんかーーい!!!! 先にそれを言えーー!!!!) 「(しかも入った理由! なんだそれは! 『もしかしたら朝になったら自分の部屋に戻っているかな』じゃねえよ! あんたの主人は飼育動物かよ……見つかりたくないと思って隠れてる奴がマスターキー持ってる執事とメイドがいるのに自分の部屋に戻るわけねえだろうが!)いや、あのー……それおかしいですよね? だって昨日の時点で部屋にいないこと分かってたんですよね? え、昨日も何回も部屋調べたんですか?」 「いえ、一回だけです。」 「それならなんで急に今日の朝になって部屋探そうと思ったんです? いないのは分かりきっているでしょう?」 「えー? なんとなくです」 (はーーー!?!?!?いやいやいやいや! おかしいおかしいおかしい!) 「…………あっもしかして、急にそういう感じになったんですか? 深夜になってから、使用人さんたちと会議してたんですよね? どれくらい会議してたんですか?」 (使用人たちも今回のことは寝耳に水で、完全な予想外だったはず……いくら自分の主人がイベント好きの天才変人だったとしても、招いた客をほったらかしにしたんだ。…………あっ、しかもこいつら屋敷に来たばっかでろくにこの屋敷のこと知ってないと言ってたじゃないか! 主人の捜索を早めに切り上げて、これからのこと…………即ち屋敷にいる客への対応や、緊急時の際の対応、役割分担などミッチリ会議したに違いない…………!) 「15分です」 「なに会議してたんだよーーーー!?!?」 …………とまあ、こんな感じです。ご覧ください! このみっともない混乱の極致を。努力の空回りっぷりを。 このことから、私は自分にTRPGの推理は向いていないってことがハッキリ分かりますね! …………はあ。以上のことから私には致命的なまでに推理は向いてないことがハッキリ分かりました、うん、もういいや…………疲れたよパトラッシュ…………。日記をまだまだ書きたいですが、たったの5000文字が限界とかいうしみったれ機能なのでもうこれ限界に書いちゃいました。上限を5万文字にしろ。 そのため、以上で日記は終了となります。自分用にとはいえ、もっと書きたかった……。以下に自分が学んだ事を書きます。 ポンタ(TAPSVOLT)は悔い改めて、深く懺悔すること。 学んだ事その① 以降のRPをグダグダにしない為にも自分からSANチェックします、と言う。 学んだ事その② 相手のPCを思いやるのも重要だが、PLが不快に思われないように上手くRPすることを意識。 学んだ事その③ 初手からいきなりRPをするのではなく、他のPLと相談すること。自由人のD-CキャラのRPだからというのは理由にならない。 学んだ事その④ いくらKPが、私からは絶対に何も言いません、と言っていたとしても、それはイコールでPLの相談もガン無視します、という意味ではない(仮に煽られ、コケにされ、間違いや勘違いを笑われ、NPCの動きが明らかに可笑しくても、空気を読んでKPに合わせなければならない。KPにいらない負担をかけるのはPLとして論外。嫌なら来るな、はどこへ行っても通用することを念頭に入れること)。 学んだ事その⑤ ムキにならない。楽しむことを念頭に。真剣にやると言うは易く行うは難しだが……やろう。 PS.皆様へ。細かいとこ突っ込んで申し訳ございませんでした……。うん! もう懲りましたので、推理系のTRPGは二度としませんのでお許しください…………。最後になりますが、一緒に卓できて良かったです。これは真実です。ありがとうございました!
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