トマリギさんの日記 「ゴブリンの生態」

	トマリギ
	2017/08/31 07:28[web全体で公開]

😶 ゴブリンの生態
取り合えずＣＤ＆Ｄのベーシックルールだけの説明だと、人間に似ているが醜い、光に弱い、地下に住んでいる、暗視能力を持つ、ドワーフが嫌い、野蛮なダイアウルフを調教するほどの技術を持っている、王様が統率するコミュニティがある。

まず食生活から。なぜ農耕や牧畜をしないのか？
基本的にファンタジー世界のゴブリンは悪鬼としての印象が強く、人肉を食すイメージが強い。ロードオブザリングのオーク達はホビットを食おうとしていたし共喰いもしていた、しかしその前に腐ったパンの件があったという事は主食はパンなのか。つまり彼らにとっての人間＝人間の牛や豚に近いのだと思う。食わなかったからって死ぬことは無い。
しかも人肉ってそこまでいい物だろうか？
ゴブリンの繁殖力からすると需要はどうやっても満たせないはず。人間なんて牛とかよりも成長が遅いわりには食べる事の出来る部分が少ない。全然合理的じゃない。彼らがいくら頭が悪いからって(偏見)人間を狩ったら手痛いしっぺ返しを食らう事は長年の経験で分かり切っているはず。個人的には地下でマッシュルームを栽培したり、ジャイアントラットを家畜として飼育しているコミュニティがあっても全然いいと思う。最もロードオブザリングのゴラムがエルフの食べ物を極端に嫌っていた様に、人間以外の肉が口に合わなかった場合どうしようもないけど。それでも比較的に人肉に味が近いであろうエイプの肉で妥協すると思う。
彼らは農耕や牧畜との相性が悪い、日の届かない地下生活だから農作物は育たないし、洞窟では場所も確保しづらい。かといって地上で畑を耕そうとしてもその姿が近隣の村人にでも見られたら冒険者を呼ばれてしまうのでリスクがある。結局の所彼らが農耕や牧畜をせず狩猟に頼って生きているのは、ゴブリンが一般的に討伐の対象で一箇所に定住出来ず、醜い風貌から村人からは恐れられコミュニティに入る事が出来ないのが問題だと思う。
という事は魅力(CHA18)のある人間の統率の下、地下で栽培したマッシュルームを特産品として近隣の民との交易を長い間続ければゴブリンのコミュニティが世間に認められ社会の一部として認識される日が来るかもしれない！(希望)