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💀 CoC【とても幸せな同棲生活】感想※バレあり (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)シナリオ名:「とても幸せな同棲生活」 aqk様作 KP:水橋羅鱶さん HO1:ジンジャーさん HO:2 荒銀 通過してまいりました!以下バレありの感想など。 自分はHO2であり、守られる側だったわけですが…。 臨床心理士のAPP16の女性、スクールカウンセラー。最終的にSAN1での実質ロストとなりました。 ですが最高に満足しています。望んでこうなりに行った節すらある。 HO1の同棲相手(裏社会人)とは8歳差で、こちらの方が年上(23×31歳)。 こちらはけっこう恋愛事には慣れていない体でのRPでした。 性格的にも可愛らしい子は…イヤーRPキツイっす(素) 薄っすらと背後は情報からの推理で「あぁ、この空白の期間にSANごりごりに逝くような目にあってたんだろう…」とは察していました。神話的事象か、リアルのアレなのか。 神話的断片がなかったので、リアルなアレソレかなぁと思いつつ。 しかし、HO1の事は全面的に信用していました。誤解はすることはほぼなかった。 「彼は自分を想っての行動しかしていない」と確信していました。隠し事は、イコールやましいことではない。カウンセラーの彼女は「薬剤・拘束を持ってして対象を守る」という選択肢に偏見がない。ので、そういったモノを見てもさして「え!?自分に使われてる!?」とか強い危機感を覚えないと思う。あと「自分はこういった思い込みをしているかもしれない、先入観があるんだろう」という視点は精神学の基礎としてあるので、自分を疑う事もできる。 きっとこの信用は、HO1のPLジンジャーさんが懇切丁寧に、関係性とキャラを掴みやすくするために事前設定をともに練り練りしてくれたおかげです。ほんとうにありがとうございましたw 鈎(まがり)という女は、5年以上もかけて「本気である」と伝え続けた彼を、信用できないほど非情な女ではなかった。 けれどあのRPで…結婚と言う二文字がワードでもありましたね。 彼が自身の「記憶がない部分」である(おそらくは闇の)部分まで、負担のすべてを背負い込む…その覚悟を見せた。 見せられてしまったら、「一人で背負うのが対等な夫婦か?対等な立場か?」って思ってしまった。何も分け合うのは幸福だけではなく、苦痛も負担も2分担したいと彼女は思った。 それが最大の愛情だと思ってるんじゃないかな。 うっすらと分かっていた。たぶん思いだすのは苦痛だ。だから彼は止めているんだと。分かっていたけど、分かっていたうえで思いだしたかった。おそろしく無謀で、怖気がするほどの理想論だったんだろうな。 本当の世間知らずはどちらだったのかw だから何度でも思いだそうとした。 自分の荷物は、自分で背負いたかった。まぁ、抱えきれない量だったわけですが…。 背後の環境が許すならリアルで絶叫したかったなぁ~。甲高い、絹を裂くような精神の断末魔…。最も彼が聞きたくなかったであろう悲鳴をあげたかった。 まぁあんまりリアルにやると気恥ずかしいのもあり、地雷踏みそうなのもあり、夜中だったのもあり…それはできませんでしたが…。 彼女の発狂は「殺人癖」の方で、男性恐怖症に似た処理としてパンチでぺちぺち襲い掛かったり手あたり次第に投擲を試みたわけですが… 個人的に選べるならきっと「自殺癖」を選んでいたでしょう。それか「感情の噴出の大泣き」 というか自分から提案すればよかったなぁ。「刃物類かくされてる・陶器類ない」って分かってから、自傷を止めてるってうっすら察してたから…。自傷は前からあったんでしょう。 「空白の期間」に彼女は彼の事を何度も思いだしたでしょう。たぶん最も巻き込みたくなくて、でも最も助けてほしい対象だった。それがどれくらいの期間だったのかは分かりませんが、本人的には気が遠くなるほどの期間だったでしょう。想像を絶するものだったんでしょうなぁ。皮肉なもんですねぇ。ある種の「母親」を見出されて惚れられた女なのに、彼女がそんな目にあった時に求めたのは保護者だった。 助けてほしいと思う反面で、「こんな体で?この顔で?」という後ろめたさがこびりついた。まぁこれは…こういった被害にあった女性は一度は考えるんじゃないだろうか。生理反応くらいはあったろうし。 だから許せないのは自分だろう。だから「自殺癖」と幼児退行にも似た「感情の噴出の大泣き」。 彼女は狂って正解だったんだろう。その方が話が美しいと、私は思っている。 彼女は「愛ゆえに身軽になって乗り越える」ことができず、「愛ゆえに背負おうとしたその重さで狂った」。 愛ゆえに、無知ゆえに、自ら背負おうとした。PLとしては後悔が全くありません。 …HO1からしてみたら、とんでもねぇ話ですが。 恩情を与えてくれたKPさん、散々待たせつつ、素敵なRPで陽奈子ちゃんを守ろうとしてくれたジンジャーさんにはホント大感謝ですw よく許してくれたなぁこのエンド!www 素晴らしく心の晴れたロストです。彼女が回復したのかは、たぶん本人たちくらいしか知らないんじゃないかな。 謎のままがいいなー。(´・ω・)(・ω・`)ネー 彼女は鳥カゴの中で、ひび割れたガラス細工として鎮座するんでしょう。 彼の職がアレでソレなので、どっかのクソデカ一軒家で、やたらと無邪気な彼女が日常を過ごしているのかもしれない。だーれも来ない場所で、たった二人の世界に閉じこもる。彼女の精神の為に。…愛のために? ジメッとしてるいいエンドだと思いました。まる。
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