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😶 便利なナイフというものは 表題の通り、ほぼほぼtrpgと関係なくナイフの話です。 私は格闘技マニアで、武器マニアで、ナイフマニアで、収集癖があるものですから、都合、いろいろな道具を所有していたり、あるいは珍しい道具に触れたりしたことがあります。 特に「刃物」とカテゴライズされるものとは縁が深く、ひいきのナイフメーカーがあるくらいにはコレクションしてました……件のひいきのメーカーというのは、一部ハンドメイド業界の方からは評判が悪かったりするのですが。 ともあれ、このように特殊なものに興味があるのですが、ことナイフというものは割合に身近でありながら、その実態を正しく把握されていないように思います。利便性という点に於ける感覚などは、触れたことのある方・そうでない方の乖離が激しいとさえ思う次第です。 私もキャンプか試し斬りくらいでしか刃物は使いませんが、では、避難袋にどんな刃物が入っているかといえば、アーミーナイフ・折り畳みナイフ・小ぶりな鉈が1本ずつだけです。 俗にいうサバイバルナイフ(ランボーナイフと称される方)があったとして、アレを使いこなせる自信は私にはありません。それどころか、ブレードとグリップの接合部の強度が気になって、映画で見るような手荒な使い方というのは困難です。 youtubeでいろいろな方が紹介されているようなブッシュクラフト(極力道具を持ち込まず、自然物で行う野営)で使われる小ぶりで頑丈なナイフの方が有用ではあるでしょう。しかし、私もそうなのですが、そういった便利な道具があるからといって使いこなす技量はありません。宝の持ち腐れとまでは言いませんが、出番は少ないでしょう。 そういった意味で、安物の鉈・アーミーナイフは重宝します。 鉈の使い方が全く分からない方はまずいないでしょうし、アーミーナイフについているギミックもプラスドライバーや缶切りなど日用品のそればかりです。機能を把握しており、かつ、正しく利用できるという意味では、このあたりの組み合わせが必要十分といったところになるかと思います。 もちろん、手慣れたキャンパーの方や、ブッシュクラフトに自信のある方などはその限りではないでしょうけども、備えとしてこれ以上の道具は邪魔になる可能性が高いと思います。ナイフの刃渡りも15cmを超えてくると威圧感がありますし、刃渡り20cm以上のナイフは武器として十分な攻撃力がありますので、まず私はキャンプ時でも使いません。 現実的な話として「死のタイムテーブル」などの対人殺傷に関する研究では「刃渡り約3~4インチ(9cm前後)のナイフは十分な殺傷能力を持つ」とも言われていますので、小型の刃物が必ずしも安全とは思いませんが、他人に余計な威圧感を感じさせないためにも、マナーとして、人目に付く場所ではなるだけ小型の刃物を用意するのがよいでしょう。切っ先のある刃物については、いいとこ15cm以内に留めておくのがベターだと思います。銃刀法の関係もありますので。 ナイフファイトの話とか書こうと思いましたが、結構アレなので今回は割愛します。 何よりも、本当に表題と関係ないですから……。
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