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😶 神はサイコロを振らない またまたAR2E、自作シナリオのプレイレポートです。 かつて自らの願いをなんでもひとつ叶えてもらう対価として、神に献身を誓った霊獣、九尾狐。 願いの対価として課せられた使命、邪悪な存在の封印が意味をなさなくなっても、彼女は使命から開放されませんでした。 神の視点からみれば、その束縛は一瞬の出来事だったかもしれません。 しかし霊獣の身をもってしてもその枷はあまりに重く、無用な束縛に疲弊した彼女はPCに助けを求めてきます。 そんなわけで、今回は四神(玄武とか白虎とかのアレ)をテーマにしてシナリオを作りました。 名前は好きなゲームから頂いて、玄武なら「オプシディアントータス」、白虎なら「アイヴォリータイガー」などと変え、 シナリオの舞台であるエリンディル西方にいてもおかしくないようにマイナーチェンジ。 四神と会話して九尾狐が解放される条件を推測しつつ、お願いを聞いてもらうための捧げ物をリサーチ。 具体的には、アイテムガイドで購入できるアイテムを献上すると「交渉」判定の難易度が下がるギミックでした。 四神すべての赦しを得て、最後に現れたのは「生ける伝説」ことイェール。 漢字で書くと黄竜、東方での別名は麒麟(※1)ですが、近い存在の別モンスターと演出してクライマックスへ! PC「(ダイスを振って)命中判定の達成値は17」 GM「特殊スキル《神はサイコロを振らない》使用(※2)! すべてのダイス目を5に変更、ダイスロールを行わず回避」 PC「ゲゲェーッ! アインシュタインの名言スキル!」 ここからリアル情報収集がスタート。 命中判定の達成値と敵の選択するダイス目をメモし、相手がダイスをいくつ振れるかを推測します。 避けられるときは絶対に避ける、避けられない時はなるべく小さい数字を使う行動パターンでスタート。 達成値13に対し、「4」で回避。 達成値24に対し、「6」でクリティカル回避。 達成値21に対し、「1」でファンブル命中。 様々な可能性を検討してゆき、そして……。 PL「これもしかして、回避4D6+0じゃね?」 GM「さて、どうかな?(正解だよ)」 最初こそいいように翻弄されていたPCでしたが、特殊スキルの仕掛けと回避ダイスが割れてしまえば勝負あり。 アコライト/ガンスリンガーの《ヘイスト》や《カリキュレイト》で行動値を操作しつつ、 早い段階で大きな数字を使わせてから、主力メイジの大火力を叩き込むパターンで完勝しました。 そして、もはや無用となった封印が解かれるとき。 九尾狐が神から受けた恩恵も消え去りましたが、彼女は自由の身となり隠遁生活を送ることになりました。 己が「身」を神に「献」して得た恩恵を、「神」の力を人間に「献」したおはなしは、 その後の展開(※3)にも含みをもたせつつ、しめやかに終わりました。 そんな今回のシナリオタイトルは「献神」です。 (※1)エリンディル東方のネームドエネミー。超つよい。 (※2)《神はサイコロを振らない》6:あなたのダイスロール時に使用する。 そのダイスロールの出目は、全てを「1、2、3、4、5、6」のいずれかの数字であったこととして扱い、 ダイスロールを行わずに達成値を求めること。 ただし、同じ数字を同じラウンドに選ぶことはできない。1ラウンドに6回使用可能。 (※3)アリアンロッドの世界で神を怒らせると世界が滅ぶ。ダイジョウブカナー?
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