肴さんの日記を全て見る
😶 『星の吸血鬼にさよならを』ネタバレ込み感想 (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)シナリオ:もすい。 さん KP:レイナ さん 相方:FLOWER さん(PC:玖珂美琴ちゃん) あと肴(PC:野茂照子ちゃん) で、名作と名高き『星の吸血鬼にさよならを』完結だーーーー! Aエンド到達、後日談含めてのべ……えぇと。1枠4時間くらいで9枠やったはずなので、35〜40時間ってところかしら? うーん、超大作。満足感◎ 実はこのシナリオの製作者であるもすい。さんは、肴がTRPGはじめたきっかけのひとつである実卓リプレイ動画「楽しむことをあきらめないクトゥルフ」の方なので、今回初めて参加できてめちゃくちゃ嬉しい 願わくば(動画は観ちゃったけど、ほぼ忘れてることを確認できた)「ネームレス・カルト」とかの他のシナリオもいつか参加したいっすなぁ。長編なので、テキセで卓が立つことがあるのかが問題ですけれど……! さておき 前置きはこの辺にして、本題の感想 た の し か っ た で す ! ! ! はい。まぁ究極これに尽きる 無論全部が全部うまくいったわけでもないのだけれど、後日談までやりきった感想として肴は満足したので、終わりよければすべて良しというわけでね やっぱりRP重視系はハマると楽しいですね! 珍しくRPをがっつりめにしてみた甲斐もありました。付き合ってくれたおふたりには感謝感激雨霰ですよ 最終的には相方さんの子の美琴ちゃんと叶奈ちゃん(ヒロイン)は王道のボーイミーツガール……ならぬガールミーツガールな爽やか安心百合に うちの子の照子ちゃんと理奈ちゃん(もうひとりのヒロイン)は情景と執着が混ざった微妙に危ういドロドロ百合に落ち着きまして つまり全員カップル成立なハッピーエンドですな! ……後者は落ち着いたのかと言われると首を捻るかしら いえ、でも、エンディングに相応しいというか、ちゃんと「このエンドを迎えたからこその着地点」を迎えてるので、肴的にはすわりがいいんですよ。うん なのでよし! 百合はいいぞ! 最近激重感情女女漫画を読んでちとハマっておるだけで、あんまり詳しくはないけれど 『悪役令嬢の中の人』と『ふつつかな悪女ではございますが』って漫画なんですがね。今日最新話更新されたみたいですヨ ともあれ。次は3つほど印象に残ったシーンを語っていくぞーぅ あ、この先本格的にネタバレ区間なので、未通過の方は今更ですが気をつけたまえっ! ・一番願掛けしたシーン (作中)2日目の放課後、理奈ちゃんと友達になった直後の照子ちゃんの聞き耳ロール 当時「叶奈」と名乗ってたために、別人だとは察しつつも「よろしくね、カナちゃん」と告げたら、ぼそっと本当の(?)名前を言ってくれたシーンですね 「うぉぉぉぉぉおお! 頼む頼む頼むぅ!!」 って念じながらダイス振ってた。 なんならミスった直後に「さっき聞き耳初期値でクリティカルしてたからボーナス込みで振り直していいよ」って言われた2回目だったからネ。温情込みでなお失敗したら二度と名前聞けない覚悟で振ってた() 幸い成功で本名ゲット。芋づる式で叶奈ちゃんとは別人であることや学校に通えてないっぽいことも確定して、秘密の関係というか「理奈ちゃんにとってのほぼ唯一の外界への接点」となれたことが「特別な存在」になりたい照子ちゃんの琴線にばちばちに触れ、その後のやりとりやAPPロールにまでやられたことで照子ちゃん→理奈ちゃんのクソデカ感情が決定的になったシーンでもあり〼 うむ。これが一番のひとつね! ・一番感動したシーン これは「泣ける」とかじゃなくて「すげぇ!」の意味での感動シーンなのだけれど、クライマックス前半の叶奈ちゃんが犠牲になるかならないかの説得シーンですかね〜 すでに「自分にできる最善のこと」と確信してある種の思考停止になっちゃってる叶奈ちゃんに対して、「叶奈を喪うのは嫌だから、可能性を探るのを諦めない」って重要アイテム(想定)を取り出したところ 取り出して説得始めても叶奈ちゃん自身が諦めてるからかあまり芳しくない反応で、肴的には「なんか足りてないフラグがあるのかしら……?」って方向で考えてたのですけれど 描写だけあったアイテムを目敏くみつけて、「これを使えば〜」って提案から状況を動かしていって、それで最終的に見事に叶奈ちゃんの説得を成功させて犠牲を食い止めたのは拍手喝采でしたね! 叶奈ちゃんが犠牲になってたら後述のクライマックス後半の判定ボーナスとかもなかったはずで、そうなると普通に全滅してた可能性もあるので、ある意味ここが最大の山場だったという事実 CoCを上手くなるとはこういうことでもあるという好例ですね RPとリアルINTとリアル目星。大事 うん。ここも一番のひとつかしら! ・一番迷ったシーン これはねぇ、照子ちゃんと理奈ちゃんのエンディングですね。あと後日談 照子ちゃん、たぶん作中で唯一の「エンディングを迎えて悩み(≒コンプレックス)が解決するどころか悪化した子」なので、着地点をどうするかめちゃくちゃ迷った というのもクライマックスで山場は2つあって、前半の「理奈ちゃんの呪いを解く」はそのためのアイテムも方法も叶奈ちゃんと美琴ちゃんが持ってたので特に照子ちゃんが役立てる部分がなく、後半の「理奈ちゃんを呪ってた存在を倒す」のほうが照子ちゃん担当……的な感じだった中で まぁ、なんです。「倒すためのアイテム」は拾えてたけど「そのアイテムを無理なく使う準備」のフラグを拾い損ねてましてね 結果として分の悪い賭けに挑み、順当に負けて即気絶で終わっちゃったんですのよね!! その後、着いてきてくれてた美琴ちゃんがクリティカルと叶奈ちゃんとの協力ボーナスで見事倒してくれたので無事死なずに全員生存のエンドAに辿り着けたものの、まぁ普通に肴的にも最後の最後で決められなくて悔しかったし、照子ちゃん的にも「私が決着をつけて、私が理奈ちゃんを救う特別な人になりたかった」のに、それが決めたはずの覚悟ごと泡と消えたので相当堪えもした……! 何事もなかったかのようにエンディングを迎えちゃうと「クライマックスでただ判定ミスっただけ」で終わっちゃいますし、ここからどうやれば「あそこで気絶したからこその着地点」に辿り着けるのか 悩んだ果てに「鬱屈した内心を晒しても『初めての友達だから』と受け入れてくれた理奈ちゃんへの感情がより重くなり、特に『ハジメテ』に執着して初キス初告白を奪う」病みルートに突入したわけですね えぇ。まぁ一番迷ったというか悩んだのはここだぁね! でもその甲斐あってこの着地点にはわたくしかなり満足しておりますわぁ! そして最後にシーンではないけれど、すべて完結してのメインキャラ4人の一言(?)感想 ・美琴ちゃん 王子様系イケメン女子 でも男の子っぽいかというとむしろ女の子らしいというか、手を取って引っ張り上げるよりは本質的には尽くして押し上げるタイプの絶妙なキャラクターしてた気がしますね。根気強いアタックで見事叶奈ちゃんを落としました。拍手 ・叶奈ちゃん タイトル画面のメインヒロイン いかんせんシナリオ自体が彼女の切実な望みを叶えるための物語なので、シナリオ中は望みに集中してて余裕がなく攻略難度高め。だからこそエンディングで心機一転して美琴ちゃんに歩み寄るシーンは必見でしたね。拍手 ・照子ちゃん うちの子。平凡な自分を変えるナニカを求めてた思春期高校生 前述の通りクライマックスで特に何も成せずに終わり、「特別な場面で特別な相手のために特別勇気を振り絞ったところで、自分は特別な存在ではない」と突き付けられてコンプレックスが無事悪化した。哀れ でもだからこその激重病みルート解放、自分を特別視してくれる理奈ちゃんに対する愛やら欲やらの執着MAXなので、この後もぜひドロドロして欲しい ・理奈ちゃん 裏ヒロインとみせかけたメインヒロイン。なんせこの子を救うのが主目的である 様々な事情で孤立してたので友達になるのはちょろいし大変可愛いのだけれど、情緒が育って「普通の生活」を知ったあとに照子ちゃんとの関係をどう思うのかが微妙に不安 一応呪いが解けた後も独占欲はあったっぽいので、いつか照子ちゃんに理奈ちゃん自身の自覚した欲をぶつけて欲しいですね。そのときが照子ちゃんとの最後の一s(ここで文字は途絶えている) と、いう感じでね! 全部語りたい欲もあるのだけれど、誌面は有限ゆえ厳選したこの3つ+αほどで感想日記を〆としましょうかしら ではでは改めて同卓してくださったKP・PLのみなさま、ここまで読んでくれたみなさまも、ありがとうございましたー!!
レスポンスはありません。
コメント欄:(最大1000文字)
web全体で公開 友達まで公開 本人にのみ公開 ※投稿するにはログインが必要です。