幡目さんの日記 「DX3rd『蜃気楼の町』感想(GM)」

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幡目
幡目日記
2023/12/25 23:33[web全体で公開]
😶 DX3rd『蜃気楼の町』感想(GM)
もう終わりますが、メリークリスマス。
幡目の12月24日は、M-1グランプリをずっと見て過ごす豪華な一日でした。
25日は……平日でした。

ところで、M-1や年末の諸々でもう丸二日が経ってしまいましたが、12/23は、幡目GMのダブルクロス the 3rd edition セッション『蜃気楼の町』のエンディングでした。
今回は、その感想と感謝を綴ってまいります。

===== ===== 以下本題 ===== =====

『蜃気楼の町』は、12/23を含む4日間という長丁場でエンディングを迎えました。
募集時は合計10時間と書いていましたが、おそらく合計セッション時間は20時間を超えたのではないでしょうか。

これは、幡目の見積もりの甘さという部分……ではありますが、同時に、PLの皆様も、GMも、推理やRP、議論などを楽しんだがゆえの時間であるとも思っています。
当シナリオは、答えを出すのが難しい問答を問いかける場面のあるものでありましたが、PLの皆様は十分に悩み、確固たる答えを導き出し、そして魅力的なPCによってセッションに作り上げていただけたと思います。

PCに目を向けると、不良という面が目立ちながらもシナリオを通じて精神面で驚異的な成長を見せたPC①、PCたちの弟分……と見せかけUGNらしい冷静さが輝いたPC②、一歩引いたスタンスながらも慈しみと隠せない正義感が魅力的だった支部長のPC③、マスコット兼底知れない凄みと強者感を常に発していたPC④。
誰も、自らのHOに向き合いながら、しかし個性を存分に発揮して、シナリオを鮮やかな物語に仕上げてくれました。

GMとしての振り返りは……時間の管理を含め反省点も多かったですが、最終的に今回の事件を踏まえPC①が前を向いて未来に歩みだせたというだけで、満足と言える気がします。
PCたちが思いのほか戦闘に強くはありましたが、最終的な難易度管理も2倍振りをするかしないか程度に収まりましたし、NPCたちも、関係性の変化を含めて、物語のスパイスとして上手く機能したのではないかと思います。

改めて、セッションに参加いただいたPLの方々に感謝申し上げます。
セッションが、楽しく思い出に残るものであったならば幸いです。

===== ===== 余談 ===== =====

冒頭でM-1の話をしましたが、実はお笑い……特に漫才を見るのが好きです。
今年のネタであれば、『昔は良かった……』のくだりのような、言葉遊びが食い違って可笑しな情景を描写してしまうような笑いが、趣味とはいえ文章(TRPGシナリオ)を書く身としては、笑いと感心と一斉にくすぐられる楽しさがあり、毎年のように……なんなら新たなネタを見つける度にその深みに引き込まれてしまいます。

文章の力で他者の感情を動かすという点においては、TRPGも、漫才と似た側面があるのかもしれません。
私のシナリオも拍手笑い……は少し変ですね。感動と楽しさとを巻き起こせるように、今後も研鑽していきたいと感じた、年末の夜でした。

というわけで、こんな紙面の隅まで読んでいただいた方のために、現在Youtubeで公開されているM-1敗者復活戦のおすすめのネタをいくつか列挙しようと思います。
・20世紀  ・ママタルト  ・エバース  ・ナイチンゲールダンス

メリークリスマス、良いお年を。
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レスポンス

白樺
白樺幡目
2023/12/26 05:01[web全体で公開]
> 日記:DX3rd『蜃気楼の町』感想(GM)
素晴らしい物語をありがとうございました、次があればテストプレイでも是非にー!

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