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😶 インセインセッション「蝶は月夜に嗤う」個人的ハイライト (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)-注意- ・今回PC名などはそのまま使用しています。 ・小説風に書いてます。活字が苦手な方はブラウザバックだ!後文章力も皆無なので凄く読みにくいぞ! ・本セッションはボイセ&録音していない為、うろ覚えで記載しています。セリフは大体合ってるはず…。 ・シーンはとあるPC達のエンディングです。 ・キャラ紹介 飛鳥 未來 - 探偵 山本 颯太 - 探偵助手 月ノ輪 螢 - カフェー給仕 八島 弘 - 新聞記者 --- いつも通りの朝、飛鳥 未來は椅子に座り机に足を広げ、帽子をアイマスク替わりに使いうつらうつらと船を漕いでいる。 事務所の外から聞こえる微かなさざめきがバックコーラスとなり大変心地よい。 こんな時間がずっと続けばいいのになんて思っていると、 「コーヒーです飛鳥さん」 と言いながら助手の山本がいつものコーヒーを置いてくれる。 「ああ、ありがとう。山本君」なんて半ば反射的に返すと 「ああ、ありがとう。じゃないですよ!またそんな行儀の悪い格好で…もう営業時間ですよ! そんなだから事務所に閑古鳥が鳴いているんです!」 いつも通り2言目には小言を言い出す山本。 「まあまあ、事務所に人が来ないということはこの街が平和な証じゃないか。 結構結構、このままゆっくりと流れる時間を無為に過ごすという贅沢をしようじゃないか。」 これまたいつも通り返答するのだが、そうするとここから山本の小言が数十分続き、私が渋々仕事を始める。 ここまでがいつものワンセット。 はぁ、せっかく怪盗「夜光蝶」の事件を解決したばかりだっていうのに私達は何も変わらないなぁ。 なんて自身に対する呆れと日常に戻れたんだという少しの安堵感を抱いていると、 「……まあ、たまにはいいかもしれませんね。」 といつもと違う反応を見せる山本。 今は秋だが今年は少し早く雪が見れるかもしれない。 「おや、君がそんな事言うなんて珍しいじゃないか。 いつもは探偵やってる癖に何言ってるんですか!って怒るのに」 「私が怒っているのはいつも飛鳥さんが怠けているからです! 私だって本心では居心地の良いこの街は平和であって欲しいですし、こういう時間も悪くないと思ってますよ。」 「ハッハッハ!じゃあ今日はもう営業終了だ! 山本君が行きつけにしているカフェーにでも行こうじゃないか!」 いつも堅物で口煩い助手が気まぐれを起こしているんだ。それに乗らない手はない。 「何でそうなるんですか!……いえ、あの難事件を解決したんです。 今日ぐらい見逃しましょう…。お供させていただきます。」 山本が用意してくれた珈琲を飲み干し早速外に出かける準備をする。 モタモタしている内に心変わりされると堪らない。 そうして急いで支度をしていると不意に「あっ!!」と声を張り上げる山本。 なんだなんだ、まだ今日は何もしてないはずだが。 「そういえば言いそびれていましたけど、捜査中にカフェーの螢さんと一緒に劇を観たそうですね! 本当にサボるのは勘弁して下さいよ!」 「いやぁ…あれは話の流れで……というかなんで君が知っているんだい?」 「螢さん本人から聞いたんです!劇団なんて行ったの初めてでしたけど、本当に楽しかったです。 お優しい方なんですね飛鳥さん…って。行くならお休みの日に行って下さい!」 そう言われると何も言えない……こともないんだが。 私が雇用主なのだから別に仕事中にサボろうが劇に行こうが勝手じゃないだろうか?と思うが口が裂けても言えない。 そんな事を言おうものなら今日は山本の説教だけで1日が終わってしまうだろう。 すっかりイニシアチブを取られている。どうしてこうなってしまった。 なんて内心で頭を抱えつつ早く終わらないかなーなんて思っていると、 「全く…そういえば螢さんと記者の八島さんには今回色々とお世話になりましたね。 お二人ともカフェーにいらっしゃるでしょうから、一緒に劇に誘ったらいかがですか? 八島さんは兎も角、螢さんは喜ぶと思いますよ。」 「…本当に今日は珍しいね山本君。なんだい、君も劇を観に行きたかったのかい?」なんて冗談めかして言ってみる。 「…………えぇ、行きたかったんです。」 と少し顔を赤らめながら答える山本を見て、驚きつつも自身の口角が緩んでいるのが自覚できてしまう。 「いやぁ、山本君も好きならそう言ってくれればいいのに。いつも一緒に行く相手を探していたんだよ?」 「あれだけ劇に行こうとする飛鳥さんを諌めておきながら、私が行きたいっていうのも示しがつきませんし。 べ、別に飛鳥さんがいつも熱弁してるのを聞いてて興味が湧いたとかそういうのじゃありませんから!?」 さっきより5割増しで顔が赤くなってるし、声も上ずっているしでしどろもどろな山本を見て、 まだまだ年増もいかない青年なんだなぁと久方ぶりに認識させられる。 「ハッハッハ!まあまあ、では螢ちゃんと八島さんを誘う為にも早速カフェーに行こうじゃないか!」 山本の肩をバシバシと叩いて緊張を和らげつつ誤魔化してやることにする。 あんまり虐めると後が恐い。 「もう……じゃあ支度も済んだ事ですし行きましょうか。」 そう促されて山本と共に事務所の玄関へ向かう。 大好きな劇が観れる事に対する嬉しさと、 いつもの日常から少し変わった未来への期待を胸に秘め、 私は事務所を後にした。 -感想- 私は!こういう!!RPが!!!したかった!!!! いやぁ、ボイセですと普段はあまりキャラRPがやりにくい人なんですが、 今回やらせていただいた助手の山本は、自然に、勝手に、口からセリフが零れていた。 私がやりたいなぁと思う流れを汲んでくれているのか、偶々上手く噛み合ったのかはわかりませんが、 とても気持ちよくRPが出来ていました。 上記ハイライトだけでなく、終始こんな感じで信頼しあって仲の良さが窺えるRPが探偵-助手間で出来ており、 あ、TRPGって楽しい。なんて当たり前のことを再認識させられました。 情報整理と推理RPしてるときは本当に探偵してる感があった。 興奮しすぎで語彙力が乏しくなっていますね。でもそれだけ楽しかったんです。 探偵さんはですね、セッション中の(意図しない)伏線回収が秀逸でしたし、 自身の秘密の設定を汲み込んだあのキャラ設定。 もうね、自分の中で妄想が捗りすぎですよ。 上記のハイライトの最後の文とかにその尊み(妄想)を入れてみたり。 給仕さんは最高にヒロインしてましたね。貧乏設定や助けを求めるRP、 あんなに庇護欲を掻き立てられるキャラが出来るって凄いと思います。 探偵と助手の絡みが楽しすぎてあまり絡めませんでしたが←ぇ 新聞記者さんはですね、一々RPがカッコよすぎて…もうね、最高かと。 最後のエンディングの演出とかタイミングとか諸々完璧過ぎかよ!!惚れるわこんなの!笑 今回のハイライト最後までどっちにするか悩みました。 インセインをやるのは初めてでしたが、満足すぎて逆に次のセッション大丈夫かな?楽しめるかな? と不安を抱いています笑 最後に、 卓を立てて下さったGM様、 一緒に参加されたPLの皆様、 本当にありがとうございました!
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