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😶 「ロールプレイ全振り」の楽しさと難しさ 先日バインダー役で参加させていただいた「アンサング・デュエット」が楽しすぎて、PCは無事帰還できたのに自分だけ異界から帰って来れてません、という日記です。 良質なノベルゲーやセカイ系ラノベの読後感にほど近い、精神をごっそり持っていかれるあの感覚、といえば伝わる人には伝わるでしょうか。TRPGでこんな感傷に浸れるとは思っていなかったので、とても衝撃的な体験でした。 とにかくGMのかたのロールプレイが素晴らしかったのが大きいです。 もうなんかぜんぶ尊いんですよね。相手の好みに刺さるようにキャラクターを作る(そうすることがルールで推奨されている)ので、当然といえばそうなんですが、それにしてもシフターの一挙手一投足がいちいち良すぎました。 尊い。めっちゃかわいい…。エモ死…。 思い出す端から語彙力が死んでいくんですが、笑 それくらい尊かったです。 基本ルールブックに収録のシナリオでこの破壊力。 GM様、とても贅沢な時間をありがとうございました。 本当に素晴らしかったです。 * * * 閑話休題。「Aの魔法陣」あたりからこのタイプのゲームにずっと興味と憧れがあったんですが、今回初めて体験してみて、思った以上に「別ゲー」というか、いわゆる「古典的なTRPG」とはかなりプレイ感の異なるゲームだなと感じました。 アンサング・デュエットはとにかく「ロールプレイを楽しむ」ことに特化していて、ルールの骨子は超軽量。二人で物語を紡ぐための約束事=ルールで、それだけに特化した、それだけのためのシステムです。すげえ。アリなんだこういうの。エモ製造機かよ。 「なりきりチャット」とか、その辺りの世界に近しいのかなと思います。自分はそうした遊びを通ってこなかったので、目からウロコでした。 刺さる人にはとことん刺さるんじゃないでしょうか。 反面、ロールプレイが苦手だったり、ガチガチのビルドやストラテジー要素をTRPGに求めている人が遊ぶと「なんだこれ」となること必至。かなり人を選ぶシステムであることは間違いありません。 また今回はボイスセッションだったんですが、自分のロールプレイの拙さが浮き彫りになったのも印象深かったです。現在のレベル感では「一方的に楽しませて頂いている」ということになりかねず、精進しないとな…と身につまされました。 ロールプレイの深さについては人それぞれ好みがあると思いますし、ことボイセでは声質や話しかたも無視できない要素だと思います。そんな中でも、自分が楽しくできる範囲で、もう少しうまくキャラクターを演じられるようになりたいなーと純粋に思った次第です。落としどころを探すというか。 ちなみにテキセにもめちゃめちゃマッチするシステムだと思います。 …本当は熱量と勢いでこの3倍くらいの文字数を下書きしていたんですが、我ながら気持ち悪いのでこの辺でやめておきます。笑 飛び込んでみてよかったです。 プリミティブなロールプレイって、こんなに楽しいんですね。
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