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😶 HPLで一番好きな作品 ラブクラフトの本を最初に読んだのは中学生の頃で、まあ主に「クトゥルフの呼び声」RPGのためだった。 なので、その時は「クトゥルフの呼び声」や「インスマウスの影」など、いかにもクトゥルフ神話に関係ありますよっ、というような作品が好きだった。 (それにしても、「Google日本語入力」、「いんす」って入力した時点で「インスマウスの影」が予想変換候補に出てくるのな。) しかし、多少時間が経った後、読んでみて一番好きなのは「アウトサイダー」になっていた。 ネタバレはやめておくけど、どうにも主人公の孤独感に共感してしまうのだ。 主人公と同じように自分はアウトサイダーだったのだ! と思い至った人は少なくないのではないかと思う。 二番目は、「エーリッヒ・ツァンの音楽」。 ストーリーはさておき、得体の知れない恐怖に抗うために死に物狂いでヴィオルを弾く老音楽家、というのがとてもヴィジュアル的に来るものがあった。 それと、老音楽家の恐れているものがほとんど明確に描かれていない、というのも良い。 「ダン・ウィッチの怪」のような、物理的に恐怖の対象が出てきてしまうものよりは、何か理解できないものの怖さの方が好きなのだ。 三番目は、「宇宙からの色」。これも、やってきたものは得体が知れないもので、ただ土地に破滅をもたらして、そのまま去っていく。人間の理解を超えていて、どうにもならない存在、という感じが良い。 皆さんの好きな作品は何ですか?
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