kangetsuさんの日記 「「我が心にかなはぬもの」」

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2021/01/10 16:48[web全体で公開]
😶 「我が心にかなはぬもの」
「賀茂河の水、双六の賽、山法師、是ぞわが心にかなわぬもの」と白河天皇が嘆いたそうな(平家物語 巻一)。
サイコロの出目に悩まされるのは、今も昔も変わりなく、ということですね。
なお、ここでいう「双六」は、バックギャモン的なゲームだったそうです。
バックギャモン、戦術面も重要ながら、賽の目によるランダム性も大きくて面白いゲームですよね。

さておき、昨夜、パスファインダー2版のビギナーズボックス(初心者箱)のセッションを行ったのです。
まさにこのゲームを初めてやる人を対象にしたシナリオで、最初の遭遇はイヌくらいの大きさのネズミ。
戦闘ルールを体験するための、いわばチュートリアル戦闘で、ぱぱっと片付けられる楽勝遭遇のはずだったのです。
だったのです。

ここで、サイコロ様の気まぐれが発動します!
パスファインダー2版は20面体ダイス(ちなみに、diceは複数形で、単数形はdieなのです。Die!)で判定して出目が高いほど良いのですが、プレイヤーたちがふるダイスの出目はまるで6面体のそれ……。
一方で、GMたる私が振るダイスはだいたい高め、というか出目20でクリティカル発生が何回か……。
ただの4匹の大鼠が、幸運を味方につけて、武装した4人の冒険者を食い殺しかねない有様に! チュートリアル戦闘なのに~。
(パスファインダー1版だったら、LV1冒険者は死にやすいので、撤退を余儀なくされていたでしょうね……)

しかし、ダイス目は悪くとも、PCたちはタイミングよく回復したり、また有利に戦えるように立ち位置を工夫したり、戦術で運に対抗します。
最終的には、これらの幸運の女神に見初められし大鼠たちを無事に退治することができたのでした!
もう少しきれいな生き物だったら、毛皮とかが幸運のアイテムになりそうですね!

ということで。
簡単に戦闘を体験してもらうはずの遭遇だったのが、サイコロ様のせいで知恵を絞って戦わないといかん大苦戦を体験してもらうことになった、というお話でした!

なお、その次の遭遇は、今度は逆に敵の出目が低くて瞬殺されるという展開でした。極端!
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レスポンス

うめお
うめおkangetsu
2021/01/10 19:02[web全体で公開]
> 日記:「我が心にかなはぬもの」
>「賀茂河の水、双六の賽、山法師、是ぞわが心にかなわぬもの」と白河天皇が嘆いたそうな(平家物語 巻一)。

私の友達が「いや、山法師は人間やん!あとの2つはしょうが無いけど、山法師は話聞けよ!」といってましたw

それはさておき、昨日はお疲れ様でした&ありがとうございました!楽しかったですよ!
戦闘ルール、凄く気に入ってます!
次回もよろしくお願いします!

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