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🤔 ホラーとグロテスクの違いについて(グロの話題があるので畳む) (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)最近友達と怪談話について話していて気づいたんですけど 僕「個人的に猿夢って話とかが好きなんだよね」 友「ああ〜でもな〜あれあんま好きじゃないんよね」 僕「えっ何で?」 友「だってあれ、ただただ怖いだけでストーリーがあまり無いんじゃないかな、それにグロテスクに頼ってる気もする」 これを聞いてハッとしました、確かに猿夢はストーリーもふわっとしているし他の怪談話と比べると何か違う。 ここで猿夢を知らない人のために補足しておくと いつでも夢から覚めることができる特技を持っている主人公がある日夢の中で電車のホームに立っていて、その特技があることと好奇心から、やってきた電車に乗るという話です。 その途中で主人公以外の乗客が小さな猿の人形に目玉をくり抜かれたり魚の活造りみたいに捌かれたりします。 やはりこのシーンが猿夢のホラーのポイントなのですが基本的にこの話、ただ怖さを伝えにいっているだけでストーリーとしての面白みがあまりないかなと思いました(猿夢好きな人がいたらごめんなさい)。 でもこれはクトゥルフ神話TRPG展開とかにも通ずる所があると個人的に思ったんです、ここで2つ例を挙げてみます。 「誰もいないはずの扉の向こうから強く扉を叩く音が聞こえた」 「扉を開けるとどす黒く腐敗した死体が内臓をぶちまけていた」 (適当に考えた文書なので前後に繋がりがあるように見えますが全く違うシーンです) なんとなくこの2つの怖さの違いが分かりましたかね? どちらも恐怖を与えるシーンなのですが、その恐怖の種類で表すと、前者は扉の向こうの何かがこちらに来るかもしれないという不安 後者は見るに堪えない死体があるという生理的嫌悪感 確かに後者は「この死体を作った何かがいる」という不安もでてきますが、真っ先に来るのはこの生理的嫌悪感のはずです。 この嫌悪感という感情は恐怖とは別の物なのでは?、と思いました、なのでまぁ僕もちょっとしかシナリオを書いた事がないのですが、ちゃんとストーリー込みでてホラーを作れるようにならないといけないなって自己啓発になりました、グロの場合、前後の展開がなくても恐怖を簡単に作れてしまいますし、大衆向けとも言いづらいですからね。 オチがないのでたまごを電子レンジで温めてみようと思います(!?)、ピッ 〜世界は核の炎で包まれた…〜
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