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😶 ケダモノオペラ体験版の感想とお話のまとめ (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)ふあいさんに回していただいたケダモノオペラ。 PCとなるケダモノのガワは体験版に用意されているものを使用し、細かい設定は全てダイスで決めました。 伝説は【千年の孤独】 「あなたは永いときを、ずっとひとりぼっちで過ごしてきました。」で 欲望が【契約】 「太古交わしたなんらかの契約に縛られており、人間の頼みを断れない。」 あとでルルブをまた確認して気づいたんだけど、欲望って複数持ってもいいんだね。 欲望の【契約】のおかげで、パウロから天井画まで連れていく事以外にも何かを頼まれてしまったらPCのケダモノとしては大変厄介なので、さっさと天井画を見せたら喰ってやる。といったムーブをしてました。 恐らくパウロに情が移ったほうが物語として無難だしエモいんだろうけど、ダイスで決まった設定と物語から、パウロと今回のケダモノが心通わせる流れになる想像が私には出来なかったので、最後までパウロには何の情も感じず、当然彼を助けようなどとは微塵も思わず、餌としてしか認識していないケダモノでした。 ただこのままだと「少年に絵を見せました。少年がくたばったので喰いました。めでたしめでたし」という、なんとも味気ない終わりになってしまうので、ふあいさんとも相談しつつかなり悩みつつ出来上がった私のケダモノのお話↓ ”契約のせいでパウロの頼みを断ることが出来ず、渋々天井画まで彼を連れて行った。 勿論その後喰うつもりだったので、獲物を横取りしようとする蜘蛛からパウロを守りはしたが、パウロの体調の事などどうでもよかったし、スケッチブックを落としたパウロの悲しそうな顔を見ても何も感じなかった。 今にも息絶えようとしているパウロを引きずるように運び天井画を見せ、自身も彼の傍に横たわり絵を眺めてみるけれど、人間の価値観など到底理解できないケダモノには、つまらないただの絵にしか見えない。 もう願いは叶えてやったし喰ってしまおうとケダモノはパウロの方に目を向ける。 しかし息絶える直前、パウロは「ケダモノがこんなに優しい心を持った生き物だと知らなかった。皆誤解をしてるんだね。ケダモノさん、人間と友達になってあげてね。」と頼み事を言い残す。 パウロの目には、ケダモノは最後の願いを叶えてくれる神様のように映っていたのだった。 最後に呪いとも言える頼み事をされたケダモノは怒りに任せて少年を喰らった。 少年の血と少年だった物の一部を毛にこびり付かせたまま、本人の意思に反してケダモノの身体は人間の住む町や村に引き寄せられてしまうのだった。人間と友達になる為に。 少年の最後の頼みは、身を亡ぼす毒でした。” というまとめになりました。 いずれこのケダモノは人間に殺されるのでしょうね。 最後このケダモノの伝説をつけるのですが、私の案が「少年の呪い」でふあいさんの案が「繋がれたケダモノ」(だっけ?記憶違いだったらごめんなさい)どちらもエモいじゃん?と個人的には大満足でした。 RPが下手な私だからなのか、ケダモノオペラというシステムだからそうなるのかはわかりませんが、セッション中にRPをする機会は殆どなく、GMとPLで「この展開どうする…?」といった話し合いの割合がほとんどで、TRPG初心者の私でも結構コレは特殊なシステムなのかもと感じました。 ダイス判定等はややこしい計算が必要だったりしないので、はじめて「ちょっとGMもやってみたいな」と思えました。 普通に他人のケダモノの物語見たいし。 あとシナリオに多少ネタバレ要素があるものの、プレイヤーとケダモノの設定次第で結末が大きく変わると思うので、何度もプレイできておすすめ。 設定の中にはケダモノがパウロに無条件に庇護したくなる感じのものもあるので、ハッピーエンドも余裕で作れます。 私は今回のような救いの無いお話は大好物なので、頭抱えて悩んだ甲斐があったなー! 人外スキーな人や絵本や童話が好きな人に大変おすすめ。 発売されたら自キャラ制作が大変捗りそうです。
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