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🤔 信じる心にこそ幸あれ(DX3rd『昼行燈UGN教官: 辻本 幸信』2陣目GM所感) 結局一週間立つんだね…? というわけで、先週ちょっとお話しした、ダブルクロス the 3rd editionシナリオ『昼行燈UGN教官: 辻本 幸信』2陣目の感想です。 前回スムーズにいかなかったところを微修正し、ボスの描写などもだいぶ解像度を上げての2陣目でしたが…… PL・PCによってセッションはかくも雰囲気が変わるのか!といったセッションとなりました。辻本シナリオでここまでしっとりとシリアスするのは、GM自身も驚きの展開でしたね。 PCの2/3が元FH、全員が少なからず孤独を抱えているという共通点のあった今回の辻本部隊。共通HOだからこそ、PCの化学反応を生みやすいという面もあるのかもしれませんね。 さて、そんな個性的なPCたちは… PC1は、FHの…かなり最下層で育てられた情報屋の少年。PC1らしく、辻本の言動に最も振り回されていたPCではないかと思います。彼は、今回の事件を通じて日の当たる舞台に出ることができたでしょうか…?戦闘面では純粋支援屋。PC2と3の元々高い火力がとんでもないことになっていました。 PC2は、FHの実験体として育てられた少女。それだけで一本シナリオができそうな程に練られたキャラクター背景と、それを感じさせないふわふわしたお嬢様感が魅力でした。PC1に無意識に罪悪感を覚えさせていた化学反応もありましたね!戦闘面では、PC3と双璧を成す射撃単体超火力のアタッカーでした。 PC3は、ひたすら剣を振るうUGNチルドレンの少女。無表情で淡々とボケまくるキャラクター…と思いきや、話の流れでクライマックスのフィニッシャーを担うこととなり、まるで時代劇の主人公のような一本筋通ったキャラクター性になっていました。戦闘面では、PC2と双璧を成す白兵単体超火力のアタッカーでした。 前回とは打って変わって仄暗くシリアスさを纏った辻本部隊。同じシナリオから生まれながら、非常に新鮮なセッションとなりました! では、またどこかの卓でお会いしましょう。 ……と、少し、このシナリオの話をしようと思います。(ネタバレ成分強いので注意) このシナリオを書くにあたってテーマとしたのは、『ダブルクロスにおいて最も大切なものは仲間である』でした。 UGN部隊所属、親元を離れて預けられる、特化した性能…という本シナリオのHOは、(そもそもダブルクロスのPCはその傾向が強いですが、)『孤独や歪さを抱えたPC』を作りたいと思わせるために半ば意図的に設計されたものとなっています。 しかしながら、シナリオの傾向としては頼りにならないおじさんとキャンプに行くギャグシナリオとなっている。ギャップがあったかと思います。 このギャップを用意した上でシナリオでGMが見たかったのは、『個性の異なる子供たちが、お互いを理解し真の意味での日常を過ごす』でした。 2回のセッションを通じて、様々な友情の形を見ることができましたが…PLの皆様にも、『真の意味で〇〇に友人が出来た』と思ってもらえるようなシナリオになっていれば幸いです。
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