肉祭ポメタロスさんの日記 「おめでとう」
肉祭ポメタロス | |
2017/05/18 20:02[web全体で公開] |
レスポンス
しんくろー⇒肉祭ポメタロス | |
2017/05/18 20:35[web全体で公開] |
> 日記:おめでとう 私見ですが、数学は人を裏切りません。奴らは人を見てもいないのですから。裏切るという意識はないのです。 それこそクトゥルフの邪神のように、ただ、宇宙的”理”としてそこにあって、 人はそれを必死こいて理解しようとするのだけれども、奴らの本性を垣間見るに従って結果振り回されてしまうのです。 一流の数学者でも入門者でも、ちょっと数学をわかったような気になったところで、 正体不明を知ってしまい、今までに積み上げたものの無力さに嘆き、正気を削られるわけであります。 「連続体仮説」で有名なカントールという数学者が居ました。彼は”無限”について取り組み続け、 晩年には精神を病んで病院でなくなりました。「分かるけれども、信じない」という名言を残しています。 数学の歴史とは、如何に数学という魔を現実と切り離すかの歴史だといっても過言ではありません。 昔の人は言いました。「万物は数である。この世の全ては数で説明できる。」 今の人は言います。「数学とは記号学であって、現実世界との関連を考えるのはまた別の仕事です。」 これは、心を邪神にやられないようにするための知恵なのかもしれません。