肉祭ポメタロスさんの日記 「昨日の話を今日書くよ」

	肉祭ポメタロス
	2017/05/21 09:32[web全体で公開]

😶 昨日の話を今日書くよ
　昨日は人生2回目のセッションに参加。雑談ルームでウダウダしていたらお声をかけていただいた。参加したのは戦闘重視の卓、ということで「斎藤しほ」を出しつつ、基本逃げることに。
「ポイント余ってますよ」といわれ、いっけね！　計算間違えていた！と急いでポイントを振ったら、「まだ余ってますよ。興味の」と。
　え……個人的な興味による技能ポイントって、振っていいんだ……。と初めて知る。（なぜかるるぶp54,55しか読んでいなかった）
　急いで斎藤に振った技能は「こぶし、マーシャルアーツ、キック」
　ムッキムキである。
　ということで、私の勘違いによって急いで技能ポイントを振られた斎藤しほは文武両道の、だが学問よりかは武道寄り、話し合いより拳で語り合いたい27歳・既婚になったのであった。そして戦闘では回避のロールを打ち込むのに3回失敗し、しかも回避自体も失敗し、尻もちをつき、心の準備を終えられず、ぼーっとしているうちにクリアとなったのであった。
　ＯＨ……。初心者って怖いなって、当事者の初心者が思うのであった。

　セッション後の挨拶も含めて、自分はちゃんと出来ていたのか？　思うところがあって、私は雑談ルームで知恵の民たちに相談した。やっぱりというかなんというか、この世には私には知らないことが沢山あったのである。
①○○卓には○○卓を楽しめるという気持ちを持っていくのも大切
②自分に合ったセッション、自分の好きなセッションというのがこの世にはある
　なるほど。私には戦闘卓をやる覚悟が、足りなかったのだ。転んで尻もちをついて、そのまま戦闘を見守っていた。戦闘なのだから、共闘して良かったのだ。私は前回の雑談で“戦闘ロール大変”という気持ちを無意識にＫＰにも当てはめていたのだった……。
　なんということだ……。大反省をする私に、知恵の民は更に驚愕の話を語り始めた。

③ＫＰを褒めて良い（ＫＰに絡んで良い）。

　なん……だと……！
　青天の霹靂とはまさにこのこと。なるほどぉ……！　なるほどぉ……！

③ＫＰを褒めて良い（ＫＰに絡んで良い）。　
※大事な事だから2回目

　ＫＰは自分のＫＰっぷりを気にしていることがあるのだ。ちゃんとＰＬが楽しんでいるか心配なこともある。ちゃんと回せているか不安なこともある。描写が足りているか学びたい気持ちもある。
　あぁ、考えてみれば当たり前のことである。人対人なのだから。いつの間にか私は、ＫＰはとっても高等で（だってるるぶ片手にセッション回せるから）、だからこそこう思い込んでいた。
　ＫＰはすごく大丈夫な人、絶対的なゲームマスターのような存在、語り掛けることを憚れる神のような存在だと。

　そんなわけないじゃーん！　あるわけなーいじゃん！
（もちろんそういう雰囲気の卓もあるとのこと）

　プレイについては、リアルタイムで語って良いのだ。アフタートークももちろん出来るだろう。でも、出来ないこともあるのだ。未来は分からないのだから。瞬間、瞬間を楽しまなければならなかったのだ。

　ああそれ、小学校の時に、校長先生が言ってたヤツだわーー……。

　齢30（結構いってます）にして、改めて至る、How to enjoy LIFE。
　それ、頂きます……。
　私は知恵の民の経験則をしっかりと噛み締めるのであった。

　セッションを重ねるたびに、セッションを振り返るたびに、人生にも共通する知恵が沢山ある。クトゥルフ神話ＴＲＰＧオンラインを始めて、まだ一週間くらいなのに、大分学んでいる。そしてきっと、もっと学ばなければならない。ＫＰへの道、ＰＬへの道、険しいＴＲＰＧの道は、まだ始まったばかりなのであった。