肉祭ポメタロスさんの日記 「君たちはアナグマのフレンズなんだね」

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肉祭ポメタロス
肉祭ポメタロス日記
2018/01/10 16:59[web全体で公開]
😶 君たちはアナグマのフレンズなんだね
ロスト救済シナリオに対して、以前は否定的でした。
命は失われたら二度と戻らないわけで、救済してしまうと命を尊重していない気がするし、ロストしたセッションを否定するようにも感じていたからです。
それがセッションを繰り返す内に、思うこともあり、自分なりに時間をかけて考えたく、シナリオ制作の1発目はロスト救済シナリオにしました。

完成後、批判も肯定もしなくなりました。よく分からなくなったからです。

それから、色んなセッションがありました。NPCを助けられなかったり、全員ロストを体験したり、死亡フラグを立ててロストしたり。
そんな中で、ロスト目的といえるような、とある衝撃的なセッションを回していただきました。すごく綺麗で残酷でした。そのシナリオは心の深いところに残りました。

そして最近、古参の継続PCにそろそろ死に場所を考えねばならないのではないかと思うようなセッションを重ねました。

ロストについてもう一度考えよう。そういう頃合いかも。
そう思って、シナリオを今、作っています。
骨組みは出来ました。エンディングまで固まりました。漸く、答えらしいものを見られそうです。

どうやら自分は、ロスト救済が批判されようと批判されまいと、結局のところ、どうでも良いようなのでした。
恐らくそれが、現在の答えのようです。

普通のセッションも、ロスト救済セッションも、同じく所詮はセッションです。普通のセッションもそもそも、探索者を危険に晒すわけですから、探索者を玩具にしていることには変わりがないわけで、ロスト救済シナリオを批判出来る人はTRPGがそもそも出来なくなってしまうんじゃないかと思えました。
笑ったり、泣いたり、頭を抱えたり。
色んなセッションがある中で、KPであろうとPLであろうと、そこにいるのはゲームを楽しむ人間です。
PCにとっては、邪神と一緒です。

ゲームにしか過ぎない。ゲームを楽しんでいる以上、批判する人も批判される人も批判しない人も、同じ穴に住んでいる狢さんなのです。
皆、アナグマ。だからどうでも良い。だってTRPGをやめる選択肢なんてないのだし。

そういった答えを得たので、その答えを形にしようと俄然やる気になりました。
人によっては酷く嫌な気分になるかもしれないけど、まぁたまには、良いだろう。そんな感じで今、ロスト救済シナリオのような、そうじゃないような、変なシナリオを書いています。

完成できるかな。できるといいな。出来たら回します。
回してまた今度は、明るい気持ちになれるシナリオに戻ろう。
そう思うのでした。


追記
何かを勘違いされているのではないかと、たまに思うことがあります。ひとえにそれは、自分の言葉足らずなところから生まれるものなのです。
なので、少し追記です。
肯定も否定もしない感じです。個人的には、なんというか、テーマです。ジャンルです。
ロストって何だろうって考えるときに真反対のことを主軸を置いて考えると、色んなことが物語として分かるのです。ですが自分のPCを救済したことはなくて、救済する予定も今のところないのです。
しいていえば、「ロスト救済シナリオなんて云々〜」「茶番シナリオなんて云々〜」と、ジャンルの単語だけで炎症反応を起こしてシナリオを丸ごと否定する豪速球な雰囲気を出してくるタイプに何かなぁとは思っていて。

それは違うなって思うのです。だって、ロスト救済シナリオやったからといって、命を軽んじてるとは限らない。逆に世の中にはロスト救済を嫌いながらポンポコ新規を作っては殺意の高いシナリオに玉砕しに行くヤンチャなタイプもいるわけで、プレイするシナリオのジャンルだけで人やシナリオを測って評価するのは、なんだか違う気がして。
そもそも、PCにとっては、愛そうが楽しもうが、どう扱おうとしても残虐な神には違いないわけで。
それで、皆邪神みたいなもんでしょ、同じ穴の狢だよという表現をしました。
根本は同じ穴に住んでるアナグマなのだから、狭い穴を燃やして火傷を互いに負うんじゃなくて、燃やす前に、どんなアナグマかよく見たらええんじゃないのかなって、そんな気持ちだったのです。
突然狭い業界の戦友アナグマに銃を向け、天につばを吐く態度が好きじゃないなと。そこには否定派肯定派関係なく、正味な話イラッとしてしまって。
主義主張は自由だけど、突然燃やすんじゃなくて、ある程度周りを見て気に食わなかったら関係のあるところから燃やせばいいんじゃないかな穴。うん。
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レスポンス

nushitron
nushitron肉祭ポメタロス
2018/01/10 17:30[web全体で公開]
> 日記:君たちはアナグマのフレンズなんだね
完成したら、是非回していただきたいですな。
ぬしも、おそらくそこそこ変わった考え方がございまして、極論PCとはそのセッションに於ける役であって、PLであるぬしにとっては、ぬし自身を投影するためのアバターみたいなものなのですな。
ですから、極端な言い方にはなりますが。PLの分身であるアバター自体には生死の概念は無いと考えておるのですよ。
ある種CoCに於けるHPやMP、そしてSANは。そのCoCという世界に於ける存在をする為のエネルギーなのではないでしょうかな。
このようなHP・MP・SANはPLが在って、セッションが在って、初めて成立するのでしょう。

そんな感じで考えてはおりますが、ほかの方々などはきっと、もっとまともで正気な考え方をされておるのですな。
狂った考え方に定評のあるぬしですので、参考になるかも不明ですが。
肉祭さんのTRPGライフに幸あれ。

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