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😶 相変わらず酷い日記だね、この日記は食えないよ 人間とはいわば核種であり、同位元素だ。 人間はエネルギーを溜め込みすぎると、そのバランスを崩すまいと安定を図ってエネルギーを吐き出そうとする。 それは井戸端会議だったり、飲み会でのグチだったり、SNSに解き放たれる感情論だったり、創作物だったり、自傷行為だったり、様々だ。 感情のエネルギーを膨大に含んだ文面というのは刺激的で、それを読んだ人間にもエネルギーが放射されて影響を与える。 影響を受けた人間の心はエネルギーの色に染まって修飾し膨張し、新たに同様な文面を作る。 エネルギーは拡張し人々を震わせて摩擦させて熱となる。しばしば、その過程で熱を冷却しようと全く別の形で試みる者がいるが、焼け石に水とはこのことで大概は滑る。 オンセンの日記でも同様なことがたまに起こる。 このことを最近、人様とこう読んだ。 「日記ボクシング」 日記ボクシング文化を引き込んでしまったのは、自分辺りじゃないかと最近ふと思う。というのも、ほんの8ヶ月前のオンセンの日記はそんなに書く人がいなかった。 自分が毎日書くようにして、同時期に同じように書く人も現れ、当然、セッション以外のTRPGにまつわることならなんでも書くようになって、「日記を書くとこんなに良いことがある」みたいな日記まで書いて。 徐々に日記の人口が増えて。意図せずたまに自分の日記から話題が広がることもあったりして。 そうして、いつの間にか、前述のボクシング可能な程の土壌が出来上がっていた。 勿論、自分がいなくとも、TRPG人気から、いずれは土壌は生まれていただろうけれど、少なくともそれを早めてしまったようには思う。 ところで、自分はこのボクシング文化が良いものか悪いものか、良い悪いで判断できるようなものかも分からない。頭悪いし興味がない。 でも思うことは、土壌というものにおける肥やしである日記は、人にとっての排泄物だなということ。日記もボクシングも排泄物と思えるなということ。 昔、農業では肥溜めに貯めた排泄物を資料としていた。人々が食べて消化して排泄したもので作物を育て、また食べる、そして出す。たまに作物が育つ。おんなじだなぁって。 日記ボクシングのスタートも、そうでないものも、どんなものも己と人様のソレに違いはない。 まぁ、食事中の方もいるかもしれないし、妖精って書こう。そもそもダイレクトに書くと禁則事項に引っかかるんだ。 妖精には色んな形があって、毎日妖精を出す人もいる。沢山の妖精を出す人もいる。 「あの人は今日も妖精を出しているな」 「あぁ、あの人はまた沢山の妖精を出しているな」 「この妖精はなんて立派な妖精だ!」 「この妖精は随分と長いなぁ。どこまでスクロールさせる気だ」 そんな風に思ったり思われたりしながら皆、妖精をひねり出す。何らかの形で妖精を出さないとお腹に溜まって死んじゃうから。 妖精は肥料になるけど、たまに毒素や寄生虫の卵を多く含んだ妖精もいて、育った作物の中に混ざることがある。その作物を食べると人はお腹を壊して妖精を上からも下からも出す。そしてそれが感染していく。ゲルみたいな妖精、水っぽい妖精、色んな妖精がいて、羽を羽ばたかせて広がっていく。一種の蝗害と化す。 そんな妖精だらけの畑で育った作物は犬も食べないから一部の人は、その妖精の全く別質の妖精を出して薄めようと試みたり、諦めて呆然と眺めたりする。そして時間が過ぎて治まるのを待つ。 妖精は時に、そういうことを起こす。 だから、感染性の高そうな妖精をじっと観察する時は注意が必要だと思う。覚悟が必要だ。自分も感染性妖精を生み出す可能性があるという、覚悟を。 正直、そういうものの観察や分析は妖精専門家に任せた方が良いと思う。妖精専門家は慣れているので標準予防策として感染防護具を普段使いしている上、知識や技術もある。免疫もある。めったなことで感染しない。そういう人たちに任せて、離れた方が良い。 だって妖精は妖精だ。それほど真剣になる必要はない、様々な形の排泄物で、時間と共に大抵は土に還る。寧ろ、感染性妖精を増やして土壌を汚染する方が余程深刻なのだ。 しかし、そうと分かっていてもたまには、寧ろ感染したいことだってあるだろう。 「具合悪くなりたい」という背徳感、「知識はないけど観察したい」という好奇心。そんな本能もちゃんと人には備わっている。理性をあえて押し込み、本能のまま楽しみたい、感染性妖精になりたい、ボクシングしたい、グローブを着けさせろ……。 それは自然な気持ちだと思う。 作物の育たない土壌にはさせない程度なら、ボクシングは寧ろ自然なのだ。 肯定はしないけど。なんか、分かるよっていう。そこらへんのラインで。 今日もネットのどこかで、感染性妖精の着いた作物を食べた者達の、誰と戦ってるのかイマイチ分からないボクシングが始まる。 行って同じくボクシングを始める人。 行って傷付いた者を看病する人。 行って疲れた者の代わりに背負う人。 行って怖がらなくて良いと言う人。 外からタオルを投げる人。更に外で観賞する人。ボクシングを知らずに別の作物を育てる人。 オンセンで妖精を排泄する僕ら。 たまに起こる日記ボクシング。 今日も妖精は排泄され、飛び回る。色とりどりの妖精、素敵な妖精、醜い妖精、感染性妖精。 妖精を見ながら、今日も作物を育て、明日は収穫をして、妖精をよく洗って、キレイにキレイにしよう。 キレイにした作物をじっくり考えて料理して、ごちそうをつくって、皆に振る舞おう。 今日は旨かった。今日は不味かった。やべぇ洗いきれてなかった。でもきっと、次は美味く作るから。 料理を作り続けよう。食卓を温め続けよう。 いつでも振る舞えるように。 そして、いつか戻るかもしれない、あの人を待とう。 何を書きたかったかというと、つまるところ、私が書くことはウ○コだということだ。 じっと見るなよ、恥ずかしいじゃないか……。
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