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😆 [アリアンロッド2e]久々のセッション感想5(なんでこんなにってくらい長いので格納) (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)さて、先日の日記ではクライマックスフェイズへと突入し、チューシさんの火炎のごとき麻婆豆腐と 私・・・リズ・リルの一世一代の手品が炸裂するも、ケーキの妖精さんの見事なケーキ・ホールが軽減する、という 冷静に考えると字面がおかしいですが、それはそれとして火花散る熱戦が繰り広げられました。 続いて行動したのは当のケーキの妖精さん。スキル:ケーキ・デコレーションによって 自陣の与えるダメージを+15しています。そして手番が終了し、 当メンバー中、もっとも攻撃力の高いウォーリアさんの出番です。 ケーキ・ホールによるダメージ軽減が厳しい、と言う意見を聞き、気合を入れています。 ウォーリアさん:んじゃ最初の犠牲者はケーキだね~、かくごしろけーきー ・・・気合を入れていますネ(・ω・)ウォーリアさんのサブクラスであるルイネーターはかなり特殊で EPという独自のポイントを消費して使えるスキルがいくつかあります。 このEPが0になると邪悪化(NPC化)するというリスキーな代物ですがその分効果は抜群。 ミアズマバスター・・・瘴気を自らの力に変換するルイネーターの技。 そして、さらにはウォーリアのシナリオ1回のスキルであるヴォルテクスアタックをも乗せ、 更にはスラッシュブロウ(素早い攻撃を何度も繰り出すというもの)をも使った 掛け値なしの強烈な一撃が炸裂、しかも、軽減しようと繰り出されたケーキ・ホールに対し、 「すまんが早めに落ちてもらう」というチューシさんの声と共に繰り出されるインタラプト(打消し)まで 繰り出されるというすさまじい山場だったのですが・・・。 ケーキの妖精さん「ぐふ…ふふ、少しだけ足りなかったようね…」 16d6=40+13+70+30=153・・・と素晴らしいダメージが出ていましたが あと少し、出目が振るわなかったのか・・・本人の言葉通り、本当にあと少しだけ足りなかったようです。 (この後のラウンドで聞いたのですが、この時の残りHPは6だったそうです) ケーキの妖精さん「やっぱりイチゴよりモンブラン派の方が多いのかしら・・・」 私:「チーズケーキ派かもしれないのです」 ・・・割と丈夫ですね、この妖精さん(・ω・) 続いて行動したのはチョコレートの妖精さん。戦闘前は「どっちでもいいよ~」と軽い調子でしたが スキル:チョコ・ブレードを構え、1d6+10の攻撃力増加・・・出目1と言うすさまじい現場を目にしましたが それはともかく、チョコレートの妖精さんが、ウォーリアさんめがけて斬りかかります。 4d6+32=9+32=41と結構な攻撃が飛んできましたが・・・ ここで、アコライトさんのダメージ軽減魔法:プロテクションの出番です。 戦闘前にスキル:ハンズオブライトを用いてその効果を+1dしているのもあって 6d6+16=20+16→36とかなりの軽減。その甲斐あって見事ノーダメージです。 チューシさんの「弾き返した!」並びに私の「お見事☆」と言う歓声に 「ふっふっふ、簡単には通しませんよ」と頼もしく笑うアコライトさん。 ウォーリアさんはここまでの順調すぎるくらい順調な様子に あれ?この子たちボスではないのでは?(´・ω・`)と、疑問を持たれたようです。 ここまではさしたる被害がないため、アコライトさんは一旦待機。 そしてようやく、攻撃面においては一番の大物であろうパンプキンの妖精さんの出番です。 ご丁寧に、直前にチョコレートの妖精さんがチョコ・シェイクと言うスキルで こちらに状態異常:スタン(回避時-1d)を与えてきた始末。 「いっくぞぉ!」と意気揚々とするパンプキンの妖精さんを前に 私(PL発言):気にしてることを言っちゃった上に魔女っぽい衣装が被ってる私が大ピンチ☆ 私(PC発言):「さて、お手並み拝見、かしら」と、順調にフラグを立てまくる私。 そして、パンプキンの妖精さんの攻撃が繰り出されます。 パンプキン・クラッシュボム。後述のパンプキンボムを2回行うというもので 当のパンプキンボムは、というと・・・射程:視界 対象:範囲(選択)という広範囲。 命中そのものは4d6+5で15と低めの値で済みましたが、 これまでに使われたケーキ・タワーとチョコ・シェイクの二つでこちらの回避判定は-2d6。 チューシさん以外は固定値のみで回避しなければならないという非常に厳しい局面です。 当のチューシさんはフェンサー2と言うスキルで回避判定を+2d6し、マイナス分を相殺。 更に、スキル使用回数残り二回のケーキ・クリームも飛んできました。この時はその技の応酬に 目を見張ったものですが・・・冷静に考えてみますと、ですね(・ω・; チューシさんの素の回避値は3d6+15。ここに、セットアップフェイズで食べていた疾風麺の効果で+2。 仮に、フェンサー2を使わなくても固定値だけで回避できたのでは?と気づいたのは この感想を書いてる真っ最中でした(・ω・; そして、チューシさんに続け、とばかりに私もフェイト2点と、デコイ・イメージ・・・ ”幻で本来の位置とは別のところにいるように見せかけるスキル”で、これによって 回避判定を敏捷の値ではなく精神の値で代用することができます。 これで、2d6+10での回避判定です。パンプキンの命中値は15。決して分の悪い勝負ではありません。 上手く回避して「ばかめ!そっちは残像だ!!」とかやる予定だったのです(・ω・) しかし、ダイスの神様はよくよくこの愚か者をお気に召したようです(・ω・) そしてここで、改めて私がパンプキンの妖精さん相手に立てたフラグを振り返ってみましょう。 1.登場して即、気にしていることを言う。 2.クリティカルを叩き出して一世一代の芸にして、GMさんのご厚意でクリティカル分の振り忘れを 取り戻すことに成功するという稀にみる好フォローに調子づく。 3.「さて、お手並み拝見と行こうかしら」とうっかり余裕の発言をぶちかます(・ω・) ええ、はい。フラグはしっかりと立っていますネ☆ そしてこの回避判定のダイスロールで、私はそのフラグを完璧に回収しました(・ω・; TRPGプレイヤーの皆様ならば恐らくは馴染み深いであろうあの妖怪を召喚してしまったのです。 2D6+10= 4+10→14 GMさん:これにはおもわずGMもにっこり チューシさん:いちたりないさん! アコライトさん:1足りない 妖怪いちたりない。ここに降臨でございます。 やったぜ(・ω・)や っ ち ま っ た ぜ☆ 私:「ばかめ、そっちが本体だ! げふっ☆」 ええ、はい。最高においしい瞬間でした。この時ほどダイスの神様に愛されてると感じた瞬間はありません(・ω・) しかも、あろうことか更にダメージロール直前、パンプキン・ブーストという 5d6もの攻撃力増加スキルまで繰り出される始末(・ω・) 12d6+31=81の貫通(防御無視)ダメージというとんでもない爆弾が炸裂したのです(・ω・) 幸い、ウォーリアさんはオープニングフェイズでもらっていたアイテムで事なきを得て、 アコライトさんは自身のプロテクションで何とか耐えきりました。 (それでも、62→15というかなりのHP減少だったので見ているこちらも肝を冷やしましたが) ちなみに私は、というと・・・HP54(本来は53ですがオープニングフェイズで+1)しかないので 私:「たはは・・・格好つけておいてこの有様です・・・」ばたっ カボチャの妖精さん:「ははは!やっぱり僕ってすごい!」 ・・・と言う具合に当然のように倒れました。これはこれでネタとしておいしいのですが さて、残った皆様にとっての問題はこの後。諸々のブーストスキルの都合、先ほどよりは威力が低いとはいえ、 もう一度飛んできたパンプキン・ボムをどう凌ぐか。今度は4d6+5で20と先ほどと比べ命中が高い模様。 チューシさんは再びのフェンサー2使用でうまく回避していましたが ウォーリアさんは軽減スキル:ミアズマフィールド、アコライトさんは ダメージ無効スキル:アフェクションで難を逃れていました。 そして、待機していたアコライトさんの出番、戦闘不能になっていた私を ファーストエイドで回復しようとしてくれたのですが・・・。 GMさんの”ここだ”の一声と共に、絶妙なタイミングで放たれる妨害スキル:ケーキ・クリーム・・・最後の一回です。 チューシさんの「っく、いやらしいことをw」の一言が的を射てますね。 妨害を受けるも、アコライトさんはフェイト2点使用を以て無事成功させてくれました。 私:「たはは・・・お手数をおかけしました・・・」 アコライトさん:「ふう、よかったです」 チューシさん:「見た目はアレだが、なかなかに強力だな」 アコライトさん:「ですね、かなりきつい」 パンプキン:「油断するほーが悪いんだ!」 チョコレート:「そーだそーだ!?」 チューシさん「ああ、肝に銘じておこう。悪いが手加減せずにいかせてもらう」 改めて、決意を新たにするチューシさん。そして私は、と言うと・・・ (雑談タブにて) GMさん:誰だこの子達がボスじゃないとかいった奴!出てきなさい! 私:普通にボスだと思ってました・・・w GMさん:どうだ強いだろう( ˘ω˘ ) 他の方々の感想はともかく、私個人の心情を言えばGMさんの言葉には同意です。 (何しろ鮮やかなくらいフラグ回収してますしネ☆) 私を撃破した時のパンプキンの妖精さんのしたり顔が愛らしいとも思います。 一方で、私は・・・この時は言葉にはできませんでしたが こうして振り返った時、実感できた事があります。 ・・・かつて私は日記にこう書いた事がありました。 (リプレイでの戦闘について)割とGMも本気で戦っているように見える時があります。 上手く攻撃をしのがれたり、逆にしのぎきれなかったことを悔しがったり。 ・・・最初に抱いた印象よりはずっと楽しそう、というか・・・ 少なくとも、これなら私は心の底から喜んで楽しめる、と思いました。 (戦闘について)技、或いは力の限りを尽くし目いっぱい戦う、と言うことは好ましく思います。 ・・・PLとして言うならそれを表現できる戦闘には憧れがあります。 期せずして、私は望んでやまなかった戦い、憧れた舞台に立っていたことを自覚できました。 そして、私が次のラウンドで撃つべきもの、それはこれ以上ないほどの今の私の心を示してくれるスキルでした。 リゼントメント。シナリオ一度限りのスキルであり、”感情の高まりを魔力に転化し、魔術の威力を増加させるスキル” 本来、セッション中冷静さを欠くのは良いとは言えないことですが それでも、この時ばかりは心が燃え立つのを抑えきれなかったです。 もちろん、そこにあるのはPLとしては望んでやまなかった舞台に立てたことへの喜びであり、 PCにとっては愛らしき好敵、パンプキンの妖精さんへの敬意と親愛。 もし、もう一度パンプキン・ボムが来てしまえば少なくとも私は耐えることはできないでしょう。 その前に、とリゼントメントを用いても、それで倒せるかどうかもわかりません。 それでもきっと、私たち(PC・PL)にとっては勝敗すら問題ではなかったのだと思います。 この時は言葉にできないほど楽しみ、熱くなりすぎていましたが・・・ ふと、かつて私が耳にしたある激励(要約ではありますが)を想起しました。 「お前たちがまだ諦めないと言うのなら、愚かしくも力の限り叫ぶがいい! ”希望に満ちた戦いは、ここからだ”と!」 セッション中の言葉こそ、これまで通り 「はーい、というわけでHP1でかむばっくです。不死鳥の如く、です。鳥系ベスティアだけに!(飛べないけど)」 という調子ではありましたが・・・ ・・・希望を胸に、私(リズ・リル)は立ち上がりました。 そして戦いの場に舞い戻ったのです、飛べない鳥のベスティアであっても、その心は不死鳥の如く。 と、こう熱くなりすぎたところで気づけば4900字オーバー。 続きは後日、ということで(ノω・;
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